『名犬チロリ』
ニューヨーク在住、ブルースシンガー 大木トオル著 『名犬チロリ』を読んだ。
2004年に単館上映された『犬と歩けば チロリとタムラ』。見損ねたままだったのだが、最近になって、ようやくDVDを入手しようとあれこれ調べていたところ、この本のことを知った。
捨て犬だったチロリ。野良犬だったチロリが、大木氏と出会ったことで九死に一生を得、やがてセラピードッグとしての訓練を受け、たくさんの人間を救うようになる、というとってもシンプルな実録なのだが、読んだ後、なんだかすごく元気になった。
セラピードッグは、アメリカでは、”動物介在療法”として50年以上の歴史を持つらしいが、日本ではまだまだ馴染みがない。
でも、この本に書かれているように、実際、心や体の病で苦しんでいる人たちを、犬たちの不思議な力で救うことが出来るのなら、もっともっと医療の現場に、積極的に取り入れられていったらいいなと思う。
動物って、言葉がわからない分、まっすぐに、辛抱強く、こちらの心を理解してくれるっていうことは、日常生活でもたくさんあるよね。
ともあれ、『犬と歩けば チロリとタムラ』を早くみたいぞ。早速DVDを注文しよう!
この映画には、実際のチロリも出演しています。
それから・・・・大木トオル氏のCDも、是非とも聴いてみたいデス。
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