悲しみの真ん中。
著名人が亡くなったとき、いつも思うことがあります。
亡くなった直後に、その人を偲ぶ"テレビの特番"なんかが組まれると、生前親交がありました、ということで出演する人。おそらく、実際には、故人とそんなには親しい間柄ではない場合が多いんじゃないだろうか。
お通夜、あるいは葬儀の場でマイクを向けられれば、立場上、それは何かを話さなくてはならないのだろうけれど、亡くなったばかりの状況で、わざわざテレビ局まで出向くって言うのは、やっぱりある程度、距離のある間柄でなければできないのではないかな、と思ったりします。
自分に置き換えた場合、本当に大切な人が死んでしまったら、まずはそんな気力が湧かないだろうし、何より、もっと他に、心を尽くさなくてはならないことがたくさあるはずだもの。
あ、本田美奈子さんの場合を言ってるのではなく(特番なんて組まれてないです)、今まで見てきた、数々の場面を総じての思いです。
だから何だってこともないですし、必ずしもそうとは言えないのでしょうけど・・・ただなんとなく、常々思っていたことを書きたかったので。
今日の一枚:Joni Mitchell 『Court and Spark』
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