チェブラーシカ。
『ミトン』で注目を浴びた、ロマン・カチャーノフ監督作品、ロシアの人形アニメーションです。
ストーリーは、有るような無いような。ともかくも、チェブラーシカの得体の知れないかわいさを、まずは楽しむための映画、という感じです。
出てくるキャラクターは、みな憎めないし、動きもとてもよく作りこまれていて、引き込まれますが、音楽にしろ、照明にしろ、いかんせん終始寂しさが拭えず、どこか幻想的。
子供向けとは言え、テーマそのものは、しっかり社会問題に焦点を当てています。その昔、N○Kで、こういう感じの人形アニメを見たような記憶が。そのせいか、妙に郷愁を誘います。
チェブラーシカはこんなにかわいいのに、どうしたって寂しいんだよな~、この映画。
ちなみに ”チェブラーシカ”とは、”ばったり倒れ屋さん”という意味だそうで・・・・。悲し過ぎ。
| 固定リンク