私は『アレ』でスキーを止めました。
寒い毎日ですね。今日にも都内で初雪とか・・・いよいよ冬も本格始動です。
私は長野県の出身のため、スキーがよほど巧いのでは、とよく言われます。いえ、さっぱりです。でもって、6年前に、きっぱりと”スキー引退宣言”をいたしました。
そもそも、まじめに滑り始めたのが、大学4年の冬。それはそれは超・地味~な、『鹿沢スキー場(満座の裏デス)』という、旧式リフトが一本だけ、
みたいなスキー場で、合宿までし、”夏はレタスを作ってマス”、という地元のおじさん
インストラクターに猛特訓を受けました。
会社時代には、あの有名な『浦佐スキー場のスクール』にも入りました。いや~、今思うと、なんとかして当時のスキーブームに乗っかりたかったのですねぇ。
ですが、ですが・・・・・それでもやっぱり、さっぱりでした。と言いますか、年々体力の低下とともに、腕前は落ちる一方で、身の危険さえ感じるようになりまして。
あれは、忘れもしない、6年前の冬。福島県の猪苗代リゾートスキー場でのことでした。夕日も落ちかけた、凍りつくような空気の中、何を思ったか、最後にもう一本、とリフトの乗りまして。ゲレンデは既にガリガリのアイスバーンでして。
滑走を始めたとたん、”やっぱ止めとけばよかった~っ!!”とたちまち後悔の念に包まれましたが、既に時遅し。ものすごい勢いで転がってゆく自分がおりました。
その時、咄嗟に思ったんです、私、”もうどうなってもいいやーーーーーっい!!”って。
で、その通り、みごと顔面から、雪に突っ込みました、はい。突き刺さりました、私。でね、思ったんです、ここが止め時・・・限界だなって。これ以上やると、いつか死ぬかもしれないな、と。
そんなわけで、以来一度もやっていません、スキー。
よりにもよって、引退の年にリニューアルしてしまった、新品同様のエレッセのスキーウエアが、今もタンスに眠っています。かわいそうに。
どうかそのままゆっくりおやすみ~☆
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