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2005年12月26日

ソラうたvol.18 in ティアラ江東

TIARA 22日は、本当に寒い寒い一日で、住吉の駅には強風が吹き荒れておりました。

そんな中、お越し下さいました皆さま、本当にありがとうございました。

ティアラ江東小ホールは、ステージも照明もきちんと整った環境でありながら、お客様との距離もほどよくこじんまりと、とても心地よい空間です。

出演一組目の『Natural Note』のみなさんは、主催のondejiからプレゼントされた、とってもかわいいサンタクロースの衣装で演奏し、クリスマス気分も一気に高まりました。私はと言えば・・・はい、自前の白い羽毛を腕にはめて、それなりに”一人クリスマスモード”全開で歌いました♪

ライブの度に思うことですが、聴いて下さるお客様、一人一人と向き合うことができたらどんなに素晴らしいでしょう。でも、実際には、聴いて下さる皆さんの心の状態は様々で、それら、全てと重なり合うことはとても難しいです。

では、どうしたらいいのか。

今回、ある曲を歌っていた時のことですが、だんだんと気持ちが入るにつれ、ふと、”目の前のお客さまが消えてしまって、自分ひとりきりで歌っている”ような感覚に陥る瞬間がありました。

それは、今まで経験したことのない感覚でした。お客様に対しては、ある意味とても失礼な姿勢だったと思いますが、でも、その瞬間、私自身なぜだかとても安心し、心の奥の方から声を出せたように思います。

《曲を生み出すとき》、そしてそれを《練習するとき》、その時は、聴いてくださる方にどれだけ伝えられるか、ということに心を尽くす。

でも、実際にお客様を、目の前に歌うときには、むしろ、伝えようとすることから離れて、自分自身の気持ちと向き合う。もしかしたらそこに何か大切なことが隠されているのかもしれない、とそんなことを感じました。

もちろん、お客様を忘れて、独りよがりになってはただのわがままですし、お客様が楽しいと感じて下さって、初めてライブの意味があるということは言うまでもありません。

ただ、今回の経験は自分にとってとても貴重なものであり、今後の活動に向けて、何かしらのきっかけになればいいな、とそんなことを思うライブでした。

それにしても、やっぱりライブは体力勝負です!

今回も、事前の声出し、リハーサル、本番、打ち上げ、全てを終えて家に辿り着く頃には、既に半分意識を失っていたような・・・・、ぷは~(-ロ-)。来年こそは、来年こそは、体力作りをしようではありませんか~・・・・・やっぱバランスボールか~?!

☆曲目
僕の陽だまり
ひとり言
クリスマスの唄
ゆくえ
地球の真ん中    <*Photo by Mr.Sakata. Thanks a lot!>

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