宅録の落とし穴。
先日、ある方からメールをいただきました。私がMTRを前に右往左往している様子を気にかけて下さっての、アドバイス・メール。
いろいろなヒントを書いて下さったあと、最後にこんなことが添えられていました。
『だけど、昔、雑音の多いAMラジオに耳引っ付けて聞いてた歌を、今CDで買って聞い
ても全然感動しないんだよね~。多分ラジオの雑音とその時の気持ちが立派なエフェクターなんですね~。』
"聴く時の気持ちが立派なエフェクター!” うーん、なんだかね、ハッとしました。
私自身、それなりの金額をかけて、ようやく手にしたMTRのため、なんとか存分使いこなして、出来る限り、いい音作りをしたい、とそのことばかりに気を取られてしまって、なかなか前に進めずにいたかもしれません。
もちろん、自分なりに、作りたい音のイメージはあって、それになるべく近づけたいと思いますし、MTRだからこそできる、いろんな録音にも挑戦してみたいと思っています。
でも、やっぱり一番大切なのは、演奏そのものなんですよね。歌、そのものなんですよね。
だから、あまり考え過ぎずに、ともかく、自分の歌を、いつも通り、気持ちよく歌う、そのことに立ち返って、そのことをまずは基本に、これから、少しずつペースを上げて、作業できたら、と思います!
なんだか、同じ場所で、足踏みばっかりしていて、自分の中で、ちょっと煮詰まっていたので(って、まだ何もできてないのに (^0^; ・・・ )、とてもいいアドバイスをいただいたと思っています。ありがとうございました。
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