『杏』に寄せて。
「春」の語源は、草木の芽が「張る」、田畑を「墾る」、気候が「晴る」などから転じたと、諸説 あるそうです。
花が咲き、鳥が歌い、水が流れ、いろいろなものに命の宿る季節。でもその一方で、なぜかいつもちょっとだけ、せつない気持ちにもなったりします。
以前日記に、”季節の変わり目が好きだ”、ということを書きましたが、冬から春へ・・・この二つの季節の移り変わりには、特に感慨深いものがあります。
あっという間に景色を一変する、満開のソメイヨシノ。そのパワーに圧倒されて、目、耳、鼻、そういった五感が、いつもより敏感になる。そして、”あぁ、また一年が巡ったんだな”と強く実感する。だからちょっぴりせつなくなるのかもしれません。
そんな気持ちを歌にしたのが、オリジナル曲『杏』です。自分の中の小さな節目。そんなときにそっと思い出す、自分だけの大切な場所。あなたのそれはどこですか?
帰ろう 明日 私を待つ あの街へ
次の音源には、是非この曲も入れようと思っています。今、いろいろな音作りを考えているところです。きっと素敵な『杏』に仕上がると思います(^0^)♪
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