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2006年3月31日

Cactus Flower

Saboten_1

このミニサボテン、買って2年くらいになりますが、いまだにミニのまま、全然大きくなる様子もなく、気づけば棘もすっかり減っていました(^^;)

なんでも、サボテンは鉢の大きさに生長を合わせるらしく、これじゃ、永遠に”花”も咲きそうにないので、今週末、大きい鉢に植え替えようと思います。

ところで、サボテンと言って思い浮かぶ映画が、私には二つあります。

一つは、イングリッドバーグマン主演の『サボテンの花』。

以前DVDで観ましたが、なかなかおもしろかったです。イングリッドバーグマンと言えば、『カサブランカ』や『ガス燈』など、シリアスかつクールかつ知的な美しさ、というイメージが先行しますが、この『サボテンの花』では、生真面目だけど、どこか憎めない、オールドミス(死語ですね~)の看護婦役をみごとに演じていて、とても新鮮 でした。

ストーリーは、ほのぼのとしたラブコメディーなのですが、最後まで飽きることなく、イングリッドバーグマンの、暖かくて柔らかい美しさを堪能できる映画だと思います。

で、もう一つは、あの『サボテン・ブラザーズ』。これは、なんと言っても、スティーブマーチンが出てますからね~。ナンセンスなギャグ満載で、メチャメチャ面白い・・・はずなのです!

実は、テレビ・ビデオなどで、これまで数回観ていますが、私、なぜだかこの映画を観ると、必ず途中で寝てしまうのですよ・・・。なんと言いますか・・・ストーリーは、全然眠くなるような内容じゃないのに、どうしてだろか・・・。

Dontacos

ということで、”スリーアミーゴス”がいよいよ大勝利を掴み取る、その結末を、いまだこの目 で確かめていない私ではありますが、週末はメキシカンハットを被りながら、張り切ってサボテン移植を決行したいと思います。

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2006年3月30日

惻隠の情。

藤原正彦著『国家の品格』を読みました。数学者である著者の講演記録を基に書かれたものということで、タイトルの固さに反し、非常に読み易い内容になっています。

概要は、下記<著者からの内容紹介>を引用します。

『日本は世界で唯一の「情緒と形の文明」である。国際化という名のアメリカ化に踊らされてきた日本人は、この誇るべき「国柄」を長らく忘れてきた。「論理」と「合理性」頼みの「改革」では、社会の荒廃を食い止めることはできない。いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神であり、「国家の品格」を取り戻すことである。すべての日本人に誇りと自信を与える画期的日本論。 』

このような、一種のナショナリズムともとれるような内容は、好き嫌い、賛否両論あると思いますが、本書を読んで思ったこと、それは、”やはり私は紛れも無く日本人なんだ”ということです。

中でも特に、武士道で言うところの”惻隠の情”という言葉が印象に残りました。

『自由』や『平等』という言葉は、一見甘美で、人々の理想とするところのもののように響きますが、実際の社会に自由も平等も有り得ない。世の中には法律があり、倫理があり、組織や規則があって、貧富の差、能力の差といった格差は歴然。そういう社会だからこそ、”惻隠の情”が必要だと、著者は説いています。

”惻隠の情”とはすなわち、弱者、敗者、無常のものへの、いたわりの心、思いやりの心、あわれみの情で、広義の道徳観です。

で、日本人には、こうした”武士道の精神”が、戦前頃まではしっかり人々に根付いていた。それが、合理主義の名のもと、急速に失われつつある今、なんとかそれを取り戻さなければ、と言っているわけです。

全編に渡り、賛同できるかどうかは別として、私自身、この”惻隠の情”が、日本人としての誇るべき精神性の一つだと言うことには同感です。

例えば、先日のWBCの王監督(国籍は中国ですが)然り、トリノでの荒川静香選手然り、両名とも、勝った事への喜びの中に、負けた者へのいたわりの心が、無意識のうちに溢れて出ていたのを、見ている人は皆、画面を通して自然と感じ取ったのではないでしょうか。

こうした精神性は、おそらく、世界の中でも、他に見られ難いものだと思いますし、だからこそ、大切にし、そして誇りに感じて行きたいものだと思います。

本書を通して、自分が日本人であることの軸のようなものを確認する、という意味ではなかなかおもしろい一冊だと思います。

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2006年3月29日

春の香り。

信州安曇Fukimiso1野より、蕗味噌が届きました。

義父が、昨日近くの山に採りに行ってくれた蕗を、義母が蕗味噌にして送ってくれました。

春の香り一杯です。採りたて作りたてに加えて、”愛”が一杯詰まったおいしさ、これに勝るものはありません。

ということで、今日はこれをツマミにきゅっと冷酒でも・・・・。夫は飲み会ってことなので、一人でも呑んじゃうもんね~。待ちきれないもんね~。うはは~!!

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2006年3月28日

It suits him.

Sakura

男の人の作業服姿って、ちょっと好きだ(^0^)/。

スーツももちろん素敵だけど、会社の名前が胸に縫い取ってあるような、作業服を着て働いている男の人って、なんだかいいな~と思ってしまう。

陽気もよくなったせいか、昼時、そんな作業着のまま、戸外に腰を下ろして、黙々とお昼を食べている働くお父さんや若者 たち。今日もたくさん見かけた。

桜も五分咲き。春という季節は、否応が無しに、生きてることを実感させられる。

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2006年3月27日

ギターを抱いた渡り鳥~♪

"あの"新宿歌舞伎町はライムセカンドが閉店してしまう!と言うことで、先週末、急遽開催された、だんぞうさん主催の”わけありライブ3”に遊びに行ってきました。

知った顔がたくさん集まって、みんな本当に楽しそうで、ライブは、なんだかあっと言う間に終わってしまい、名残惜しさも一入でした。そしてそして、ライブ後は恒例のギターセッションが始まり、とても賑やかなひと時となりました。

そのセッションタイムには、出演者のみなさんが持ってきた色々なギターが手から手へと行ったり来たり。

弾き手が、あちらの名手からこちらの名手へ代わる代わるする中、私もすっかりその気になって、いくつかのギターを触らせてもらいました。中には、なんでも、もの凄く高価な”マーチンのD-45!”というのもあったりして。びっくりしたな~!!

で、思ったことですが・・。

ギターって、見よう見まねながらも、膝の上に抱えて、右腕をボディーの上に乗せて、左手でネックを握って・・。そうやって構えただけで、なんだかもう、たちまち音が鳴り出すような気がしてきますね。

なんというか、自分の体ですっぽり抱きしめているみたいな一体感。とっても安心します。私は、もちろん一つも弾くことはできませんが、弾けなくても、そのままボディーに頭を乗っけて、ギターを抱きしめながら居眠りでもしたいような、そんな心地よさでした。

ピアノは、ある意味、弾き手が楽器に対峙しながら演奏するわけで、何より向こうはびくともしない堅物ですから、”さぁ、弾くぞ”、と構える姿勢になりがちです。

でも、ギターは”爪弾く”、という言葉が、本当にぴったりな楽器なんだなぁ、とあらためて実感しました。

ギターも弾けたらどんなにか楽しいだろうと思いましたが、でも、ピアノもままならぬ現状では、実際に挑戦することは難しそうなので、また機会があったら、是非なんちゃってギタリストになって、平成の鶴岡雅義を目指したいと思いまーす(^0^)/。

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2006年3月24日

チカレタナ~。

今日は、またまたグランドピアノの録音に行って参りました(何回目?!)。

回数も重ねると、機器のセッティングなどは、もうすっかり手馴れたもので、ちょちょいのちょい!MTRの操作もサササのサッ!?でも、肝心の音作りは、今日も納得できずに帰ってきました。

今日は、いつもお世話になっている店長のご好意のもと、今までとは違ったマイクで録音させていただきました(店長ありがとうございます)。

今まで使っていたものよりもずっと感度が良く、モニターを通して聴こえてくる音も随分違って聴こえたのですが、それでもまだ何かピンと来ない・・・という感じです。

といいますか、こうして、何度も試行錯誤を繰り返すうちに、根本的に何かがおかしいんじゃないか、という気持ちに、だんだんとなってきました。マイクとか、プリアンプとか、そういった個別の機器以前の、何かもっと根本的な問題・・・。

これは全くの私の推測ですが、もしかしたら、”MTRの音質”そのものの問題なんじゃないかと、感じ始めています。

あれほどの高感度マイクを通しても、これほどいろいろなマイク位置で試しても、やっぱりペラペラとした、機械的な音にしか聴こえて来ない、というのは、おそらくMTRそのものの音質の問題なんじゃないかと思います。

つまりは、私の購入したKORGの1200mkIIでは、もしかしたら、どんなにがんばってみても、生ピアノの録音には、限界がある、ということなのかもしれません。

ということで、次回は、私の勝手なわがままを聞いて頂き、店長所有のFOSTEXのMTRで一度録音させていただこうと思っています。それでももし同じような音にしかならなかったら、スタジオの環境含め、やはりセッティングに何か要因がある、ということになると思います。

ともかくも、こうなったら、たとえ時間がかかっても、とことん試せることを全部やってみて、諦めるなら、きちんと納得してからにしたいな、と思っているのであります。

しかし今日もチカレタナヤ~。

さて、明日は、新宿歌舞伎町はライムセカンドの、楽しいライブに遊びに行く予定なので、思いっきり疲れを吹き飛ばして来よーっと!!

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2006年3月23日

これなーんだ!

0323aさて、なんでしょう!!

正解は、テーブルのパンくずなんかを吸い取る、ミニクリーナーでございます。

乾電池が入っていて、頭のスイッチを押すと、足元からささやかに小さなゴミを吸い取ってくれる、という、なんとものんびりとしたクリーナーなのであります。

先日、実家でみつけ、とぼけた顔が可愛くて、はるばる持って帰ってきました。バーバパパの家族で、バーバズーとか言うキャラクターらしいです。

で・・・、ついおもしろいものだから、テーブルの上でぐいぐい使っていたら、既に壊れたようでして・・・・頭のスイッチが、凹んだまま戻らないんですけど・・・・。

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2006年3月22日

福寿草が咲いていました。

3-18本日、東京に戻ってまいりました。出かけるときにはまだ感じられなかった春の勢いが、この数日でグンと増したようで、八王子の駅に降り立った瞬間、なんだか胸がきゅん!となりました。

でも、信州の彼岸はまだまだ寒く、お墓参りの朝も、マイナス5度まで冷え込みました。

うちの父は、家族の間では"鉄人"と呼ぶほどの健康体でして、お酒も相当に強く!病気らしい病気をしたこともなかったのですが、3年前、ある日突然病に倒れ、そしてあっという間に逝ってしまいました。

あれからもう3年かと思うと、月日の経つのが早くて、本当に驚きます。

父と私の間柄は、と言いますと、特別仲の良い親子だったということもなく、あまり話をすることもなく、どちらかというとそっけない、極普通の父娘だったと思います。

でも、そんな父の死に直面し、初めて気づいたこと、それは”自分の親は死ぬものなんだ”ということでした。

なんだか当たり前すぎて、おかしな話ではありますが、”人はいずれ死ぬ”、とわかっていても、”自分の親だけは死ぬはずがない”という、漠然とした思いが、多分、子供の心の中にはずっとあるのではないかと思います。

ところで、余談になりますが、うちの父は、世間的にいうところの、いわゆる”超イケテナイ” ”超庶民派”でありまして、娘の私は幼心にいつも ”もっとかっこいい父ちゃんだったらよかったのになぁ・・” とつくづく思ったものです。

そして、一度でいいから”理想の男性像は父です!”なんてことを言ってみたいと思ったものです。

それなのに・・・

なんと、自分の結婚式の折、招待した友人たちが嬉々として”池ちゃんてお父さん似なんだね~”と言うのを耳にしてしまいましてρ(--、) 、あの時は、本当に、心の底から一人打ちひしがれたものです。

ま、それもこれも親子なのですから、なんとも致し方ないのですが、”でもね~、ホンマかいな~”と、父の写真を前に、ちょっぴり(いや、かなり)恨めしい気持ちを抑え切れない私なのでありました。

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2006年3月17日

春まだ浅き信濃路へ。

今日からしばらく、お彼岸を兼ねて信州へ帰省いたします。

信州の春はまだ浅く、朝晩は零度を下回っているようです。

松本平、安曇野地域は、典型的な盆地の気候なので、一日の寒暖の差がとても大きく、今ごろの季節は、20度くらい違うこともあります!

さて、今回は『あずさ』で帰るので、今からお弁当が楽しみです。

その昔は、”笹子餅”という、とってもおいしい、笹で包んだお団子を売るおじさんが、途中の駅から乗ってきて、車内を歩いて販売し、また次の駅で降りて行く・・

という、情緒のある物売りがあったのですが、今はそれもなくなり(今は通常の車内販売)、ちょっと寂しいのであります。私は、いつもそれを買って、実家へのお土産にしていました(^^;)。

それでは元気に行ってきます!ちょっとの間ではありますが、どうか忘れずに待っていてくださいね~!!

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2006年3月16日

せっかくなので・・・。

せっかくなので、この花粉の時期、音源作成を進める傍ら、もう一つ、やっておきたいことがあります。

それは何かと言いますと、”これまで作ってきたオリジナル曲の整理・整頓”です。

整理・整頓・・って、そんな大げさなことではないのですが、単に歌詞をきちんと書き出して、自分なりにコードを振る、という、それだけの作業です。

私の曲作りは、実に原始的、かつ野蛮なところがありまして、作った曲については、歌詞すら、どこにも記してない、というものが結構あります。

えっと、つまりは、歌詞にしても、ピアノにしても、漠然とした自分の記憶だけが頼り、ということになり・・・・。

そうすると、たまにしか歌わない曲なんかは、非常に困ってしまうわけです。

実際、クリスマスソングなどは、一年ぶりに歌うに当たって、歌詞もところどころ記憶が曖昧になっていて、でも、それを、どこにも記していないものですから、仕方なしに、以前の自分の音源を、一から聴きなおして、確認しなくてはなりません。

でも、いかんのです!こんなことでは。きちんと整理しておかないと、結局は、余計に手間がかかってしまうわけです。

これからオリジナル曲ももっと増やして行きたいですし、一方、脳細胞はどんどん減少していくのですから、この際、きちんと歌詞とコードを記しておかなくてはいかんのです。

なんだか恥ずかしいこと極まりないです。あまりにも基本的なこと過ぎて。

コード譜については、おそらく、見る方が見れば、かなり摩訶不思議なものとなりそうですが、まずはMy Ruleに則って!というスタンスで根気よくやってみようと思います。

ということで、家の中の整理・整頓は、結構好きなのに、頭の中の整理整頓は、なかなか苦手な私なのであります。

春は、そうじゃなくても、ぼんやりしちゃうからね。

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2006年3月15日

花粉 vs ライブ。

今日は、久しぶりに歌ってきました(^0^)♪

といっても、一人寂しく行きつけの”呑み屋で”・・じゃなかった、”スタジオで”。

新しく出来上がった曲をMDに録りました。この曲は、今度の音源に、是非入れたいと思っているものです。

で、ピアノ以外の楽器もお願いしたいため、このMD音源で、曲の感じをまずは聴いていただこうと思っています。

そして、この曲では、いずれ”一人合唱団!”というのに挑戦してみたいと思っています。

あの・・・つまりは、一人ハーモニーというやつです。えっと~、歌の重ね録りのことです。えっとえっと~・・・だからその~・・・なんと言いますか、これぞ、MTRって言うのを実感してみたいなと。

いやしかし、歌うのはやっぱり楽しいですね。発散してきました♪

でも、なんと言ってもライブが一番です。一人呑み屋で・・・じゃなかった、スタジオでいくら歌っていても、なかなか気合が入らないもので。

ということで、早く花粉終わらないかな~。早くライブやりたいな~。うずうず。

でも、今はいくら歌いたくてもね~、「君に・・・会いたい、もうい・・ち・・・ふぁふぁふぁ・・ふぁっくしょんっっ!!」なんてことになってしまいますからね~。

今日は、唇が痒くて痒くてたまりませんっ!山芋食べたときみたいな、あんな感じです。心なしかふっくらセクシーな唇に・・・いや~、全然なっていませんです。ならなくていいから、早く終わってくれ~~。

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2006年3月14日

要らぬ心配。

今日はホワイトデーなんですね。ということで、

「もしかして、思いがけず、ダンボール一杯のお菓子が届いちゃったらどうしよ~!?」

などと一人要らぬ心配をしておりましたら、

「絶対無いから大丈夫っ。」

と、真顔できっぱり切り返されました、夫に。

ちぇ~っ。冗談なのにさ~。

で、本日発送分まで受付OKです~♪お菓子なら、everthing OKです~(^0^)ノ ♪

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2006年3月13日

自分で自分に悩む日。

嫌だな~。

なんだかどうでもいいことに惑わされている。惑わされている。

惑わされてるってことは、気にしてるんだ。気にしてるんだ。

でも、気にしてるからって、必ずしも肯定してるてワケじゃない。むしろ本当はどうでもいい。どうだっていいのに。

だからこそ悔しいんだ。あぁ、嫌だな~。

やっぱり、心は複雑。そしてとっても負けず嫌い。やりたいようにやればいいだけなのに。それだけなのに。

明日になったら忘れましょう。サラサラサラっと忘れましょう。

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2006年3月12日

弱気の本気。

今日は、ある曲の録音に向けて、とあるスタジオまで、音合わせに行って参りました。

”ピアノ弾き語り以外の曲”、つまりは、エレピを前提に、他の楽器の心強いサポートをお願いしている曲については、だんだんと形が見えてきて、着実に手ごたえを感じます。基礎固めががっちり出来てきた感じです。

それだけに、グランドピアノでの悪戦苦闘が、ますます悩みの種になっています。先日録ったMTRの音を聴いてみても、やっぱり全然ダメなんです。生ピアノの音色を出すことが、全然できません。何がいけないのかもよくわかりません。そんな状態では、せっかくのグランドピアノも意味がないですよね。

ネットや書籍、いただいたアドバイスをもとに、自分なりに勉強し、マイクの設定や、機材の設定も試行錯誤してみるものの、やはり、こんな難しいことを、全くの手探りで、全くの素人が、宅録用MTRを前に、たった一人で取り組んでいても、現実には厳しいのかな、ということを感じ始めています。

もちろんまだまだまだ、頑張ってみようとは思っていますが、それと合わせて、別の方法も検討しなくてはいけないなと思っています。闇雲に、時間、体力、お金をかけていても、なかなか先に進めません。

グランドピアノの録音は、プロのエンジニアが、プロの機材を持ってしても、とても難しい、そう聞かされてはいましたが、それでもどうしてもやってみたくて、取り組み始めました。でも、本当に、素人には手に負えないことなのかもしれません。

どんなこともね、ともあれやってみないと、気が済まない性質だからなぁ・・・私。

なんとか自分なりの道が開けるといいのですが・・・。

そんなこんなで、ちょっぴり落ち込む日曜の夜なのであります・・・。

あっ、でも!マイクプリアンプ。これは本当に買ってよかったです。ボーカルについては特に、これを通すことで、音質がとっても自然になるし、音圧も本当によくなります。家計を省みず、思い切って買ってよかった♪

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2006年3月10日

『病牀六尺』

”悟りと言ふ事は如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思って居たのは間違ひで、悟りと言ふ事は如何なる場合にも平気で生きて居る事であった”

正岡子規『病牀六尺(6月2日)』より。

正岡子規は、36歳でこの世を去るまでの最後の2年、病床にあって、随筆日記『病牀六尺』を記しています。内容は、食べたもの、読んだもの、庭に咲いた草花のこと、美術寸評、俳句寸評、時事問題、多岐にわたりますが、いずれも、己の目に映る日常を、極めて率直に、そして平易に綴っています。

自分の置かれた状況、病の苦痛、生活上生じる、さまざまな重い障害。そうしたものを全て受け入れながらも、最後まで創造への意欲を欠かず、強健な精神力で、自身をみつめ、そして書き続けている。

”そろ行こ!”主催、ベアさんの綴られた闘病日記から、私は、この『病牀六尺』と同じような印象を受けました。

生きることへの強い意志・意欲、自分をみつめる冷静さ・潔さ、そして尽きることのない好奇心。1月半ばで、その日記も更新が滞り、どうされているのかな、と案じていたところへの訃報でした。

ベアさん。旅立たれた先では、どうぞしばらく、ゆっくり休んで下さい。そして、のんびりと過ごされて下さい。今はいろいろお疲れのことと思います。

春の日の雨しき降ればガラス戸の
曇りて見えぬ山吹の花

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

☆ベアさんは、”アマチュアミュージシャンに演奏の場を”、という趣旨のもと、定期ミニライブ 『そろ行こ!』を立ち上げた、前主催者でいらっしゃいます。一年ほど前から《筋萎縮性側索硬化症(ALS)》で病に臥されていましたが、過日永眠されました。『そろ行こ!』は現在も ベアさんから引き継がれた、internetフォーク喫茶eyeさん主催のもと、毎月第2土曜日Jazz喫茶「橋の下」で開催されています。

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2006年3月 8日

甘い香り♪

jinchoge06 3月8日、今年最初の沈丁花が咲きました。去年より、少し遅いな。

こんな小さな花一つでも、甘い香りがちゃんと漂います。

花粉さえなければ、春は本当にいい季節なんだけどね~。

今日もたくさん飛びそうです。

マスクをしっかり忘れずに、一日元気に過ごしましょう!

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2006年3月 7日

すんごーい夢。

音楽仲間のあの人(♂)とあの人(♂)が、実は付き合っていた・・・・(^0^;) 、という、濃い~夢を見てしまいました、昨晩。

なんでまた、よりにもよって、あの人(♂)とあの人(♂)なのさ~。夢とは言え、あまりの衝撃に泣きそうでございました・・・。

アカデミー賞に絡んで、昼間のラジオで《ブロークバック・マウンテン》のあらすじを、じっくりと聴いてしまったものですから・・・。すっかり頭の中が、そんなこんなの世界になっていたと見えます。

夢でよかったです、ホント。

で、今晩、またその続きを・・・見ちゃったらどうしよう~~!?

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2006年3月 6日

やっぱり来た。

いよいよ来ましたね~、花粉。飛んでますね~間違いなく。昨日辺りから、急激にくしゃみ・ハナミズがひどくなりました。

隣の家からも、ものすごーいクシャミが聞こえて来たりすると、”ひっとりじゃないって~♪”、となんだか妙にうれしかったりして。ぷぷぷ(=^m^)。

なんだかんだで、もう、春なんですね。

”杉山さん””杉林さん”・・・、なんて方に会ったら、それだけで直ちに目が痒くなってしまいそうな今日この頃です。(杉山さん、杉林さん、ごめんなさい)。

花粉症のみなさま、これから初夏を迎えるまでの間、柔らかティッシュと、使い捨てマスクを肌身離さず、お互いなんとか気長にがんばりましょう!!

私には、昨年買った、心強気き”花粉用ゴーグル”もあるしな。ま、これだけはできれば使いたくないんだけどね(+。+)・・・。

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2006年3月 5日

ほったらかし温泉。

今日は、久しぶりにゆっくりの週末&良い天気、ということで、山梨は”ほったらかし温泉”まで、行って参りました。温泉は、昨年末以来のことですが、やっぱりいいですね~。

ここ、”ほったらかしの湯”は3回目。眺望がとても良く、快晴の日には、眼前に富士山を眺めながら露天に入れます。で、日よけも何もないため、菅笠が用意されていて、それをかぶって入ることが出来ます。私はこれがとても気に入っていて、今日もずっとかぶって入ってました(私だけでしたが・・・うはは)。

★ほったらかしの湯:http://www.hottarakashi.com/

なんでも、日の出の景色がすばらしいと言うことで、最近、夜明け前からオープンするようになったようです。夜景も気になるけど、朝湯もいいな~。でも、早起きは苦手だしな~。wan-sktnm

温泉の後は、お決まりの勝沼へGO!で、これまたお決まりの大好きなワインを調達して、帰って参 りました。今回は《勝沼ワイナリー》を訪れ、”生産者還元ワイン”という、とっても割安&美味しいワインを発見し、仕入れてまいりました。

さてさて、明日は、音楽仲間のダックさん主催のライブを拝見しに、またまた"音蔵"まで行ってまいります。楽しみ楽しみ♪早く寝なくては~。

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2006年3月 3日

今日は晴れたね♪

ume

天気も回復する中、またまたピアノの録音に行ってまいりました。

今度は、”マイクプリアンプ”が増えましたからね~。どこへハイキング?みたいなリュックを背負い、MTRを抱え、行って参りました。

一回目に比べたら、それでも随分落ち着いて作業ができたように思います。途中でお菓子を食べるよな、余裕もあったしな(あ、店長ごめんなさい)。

で、マイクプリアンプ、やっぱり買ってよかったです。これをマイクとMTRの間に入れることで、音量が随分稼げるものですね。音質そのものの違いは、グランドピアノでは、正直なところよくわからなかったのですが、ゲインの調整がとってもやりやすくなりました。

でも、やはりまだまだ思うようには録れません。今日も試行錯誤の域を出ませんでした。

ただ、ともあれ、こんなんでどうかいな?という音で、一曲録音してきましたので、これを少し加工して、様子を探ろうと思います。0303

今日も3時間ちょっとこもっていましたが、あっという間に時間は経ち、お腹がとっても空きました。何かに集中するって、なかなかエネルギーを消耗するものですね。

今日のおさらい。
☆次回はおにぎりを持って行こう(店長見逃してください)。

来週また行けるといいんだけど。間が開くと、たちまち、あれこれ忘れてしまいそうな自分が怖いです(^o^;) 。

*写真はマイクプリアンプとMTR。買ったばかりのプリアンプの上には、既にお菓子とメジャーが・・・(わざとデス(^0^))。今回はちゃんとセッティングを計測してまいりました。

*今宵は”質素なちらし寿司”・・・。具を買い忘れた・・。

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2006年3月 2日

昨日はダメダメで・・・。

昨日のことを書いてしまうのですが、いや~本当に、実に実に、とことんダメダメな一日でした。

なんといいますか、一度、歯車が狂い始めると、物事って、なぜだか、どんどんうまくいかなくなってしまうものなのですよね、全く。で、それに引きずられるように、気持ちもどんどん落ち込んで、どんどんやり場がなくなってしまう。

つまりは、自分が自分じゃないような、本当はこんなはずじゃなかったのにぃ~・・・というような、思ってもいない方向にどんどん転がってしまって、最後はもう、野となれ山となれ!

おそらく、最初の一歩ってのが、とっても肝心なんだと思います。自分が悪いに違いないんだけど、そこで躓くと、なかなか気持ちも行動も修正できなくなってしまう。

あぁ~、もう本当にしんどいよ~というような一日でした。何を言っているのか、全然わかんないですね(^0^;)。

でもね、そんな時だからこそ、ふと送られてきたメールや、誰かのなんでもない一言や、優しいうれしいメッセージが、とってもとっても胸に染みて、そして励まされたりするんです。一人勝手に、ありがとう、って心の中で思ったりするんです。

昨日はそんなこんなで、おかしな24時間を過ごしてしまいましたが、今日は一日元気でした!よかったよかった。無事軌道修正。

そして、明日は”桃の節句&花金”だしな。ますますよかった(*^^*)。

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2006年3月 1日

雨はそぼ降る。涙はふるる・・・。

今日、外出先からの帰り道のこと、そぼ降る雨の中、一頭の犬を散歩させている、麗しき婦人に遭遇しまして。

その犬、何やら、レインコートらしきものを着せられ、良く見れば、脚には長靴と思しき、靴下みたいなものを履かされておりまして。

それが、よりにもよって、とっても端正な顔立ちの、ナイスバディーの柴犬で、着せられた合羽は、赤と白のとってもキュートなギンガムチェックのフリフリ・・・・。

なんと言いますか、あの・・・、それが、全然似合ってなくて・・・せつないくらいに。

うむむ~、せめて"唐草模様"かなんかだったらよかったかもしれないな。

さてさて、そんなわけで、遅くなりましたが、先日《音蔵》で歌いました『ふるる』の音源をアップしました!よかったら、是非聴いてください。

『ふるる』は、レイチさん・まりたさんの手による、とってもせつない女心を描いた、素敵な作品です。そして、私にとって、これからも、ずっとカバーして行きたい、大切な一曲なのであります。録音は、ライン録りです。

トップのページにあります♪http://www.geocities.jp/singsingdo/

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