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2006年4月21日

『Visions in Time』そしてOTODA♪

Takemitsu

今日は、なんだか夏を思わせるような空が広がり、季節はまた変り始めているのかな、と感じる一日でした。

昨日、思い立って、東京オペラシティーで催されている、武満徹・回顧展『Visions in Time』に行ってきました。初台の駅に降りたのは、本当に久しぶりで、”一人ランチ”などもして、なかなか楽しいひと時をすごしてまいりました。

”武満徹”、という作曲家を、私はつい最近まで全く知らず、もちろん、音楽も聴いたことがありませんでした。

でも、自分の歌の活動を通じて、折々、その名を見聞きするうちに、”その作品数の多さ、壮大さ、活動の幅広さ”、また”様々な絵画、文学、造形との関りの深さ”などを知り、頭の片隅で、少しずつ、その興味を膨らませているところでした。

なので、昨日の回顧展は、私にとって、”武満徹”、という音楽家の生涯と作品を、駆け足ながらも、一つの流れとして知るという意味では、とてもよい導入の機会になったと思います。

武満氏は、たくさんの随筆を出版していますが、その中で、自分と音楽との関係を、”作曲”でなく、”協同”という言葉で表したり、”音楽とは、人が自由になるために必要なもの”、というようなことを書いています。

また、“自分の音楽は楽譜の上に完結するものではなく、むしろそれを拒む意思だ”とも書いています。

武満徹という人物は、おそらく、その交友関係の分野の広さ一つから推しても、作曲家、ということだけでは括れない、ある種の表現者、というような視点に立って、常に音楽と関ってきたのかな、とそんなことを感じました。

なんて、そんな、もっともらしいことを書いている私ですが、ともかくも、まだ何一つ、その作品を聴いたことがありませんので、これから少しずつ、まずは身近な映画音楽などから聴いてみようかな、と思っています。

ところで、昨日の回顧展では、武満氏の”御代田の自邸アトリエ”が再現されていたのですが、これが、とても印象的でした。

年季の入った、YAMAHAの木目調アップライトピアノと、その左脇に置かれた、1メートル四方の机が、実に作業のしやすそうな、心地よいバランスを保ち、そこはかとなく、人肌も感じられ、眺めているうちに、だんだんと優しい気持ちになりました。

ただ、記された手書きの譜面の恐ろしいほどの精密さや、きちんと削られ、きっちり並べられた机上の鉛筆などから、この人の頭の中が、いかに緻密に整理されていたのか、ということも強く感じました。

私が生きているうちに出会える音楽は、本当に限られた一握りに過ぎないのですが、こうして、知らなかった人物を知る機会を得られるのは、やっぱり素晴らしいことだと思います。

さて、さてさてさて~~!!!決まりましたです~!!!いよいよOTODAの日程が♪

5月28日(日)に決まりました!今回は”さいたま~ずとシンドウアツコ”という形で、2組あわせて45分間、15時15分からお届けする予定です。

もちろん、さいたま~ずさんとのセッションもあります。詳細は、近日HPにアップしますので、どうぞ見てくださいね。また、お時間の都合がついたら、来月、是非遊びにいらしてください。楽しみにお待ちしています(^0^)/。

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