« スタインウェイを弾く。 | トップページ | 気もそぞろ?! »

2006年5月19日

無財の七施。

1 眼 施 (がんせ) 
  目は心の窓。温かい心は、自らの目を通して相手に伝わるもの。

2 和顔施 (わげんせ) 
  微笑みは希望。いつもなごやかで穏やかな顔つきで人や物に接する行為。

3 言辞施 (ごんじせ) 
  挨拶を大切に、優しい言葉、思いやりのある態度で言葉を交わすこと。

4 身 施 (しんせ) 
  捨身施ともいう。骨惜しみのない奉仕。

5 心 施 (しんせ)
  心くばり、他の痛みや苦しみを自らのものとして感じ取れる心持ち。

6 牀座施( しょうざせ) 
  例えば自分が疲れていても電車の中で喜んで席を譲 る行為。"お先にどうぞ”の心。

7 房舎施 (ぼうしゃせ)
  縁ある人に、風や雨露をしのぐ軒先を貸す心。思いやりの心。

誰もがいつでも容易にできる布施の行、それが「無財の七施」だそうです。こうして、改めて、言葉にしてみると、どれもできそうでいて、なかなかできないものばかりです。

世の中を嘆く前に、まずは自分の心とたたずまいをきちんと見直すことが大切なのかもしれませんね。

よい週末を!

|

« スタインウェイを弾く。 | トップページ | 気もそぞろ?! »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 無財の七施。:

« スタインウェイを弾く。 | トップページ | 気もそぞろ?! »