« 相対リズム感。 | トップページ | 夏雲。 »

2006年7月27日

A frog jumps in,

最近、偶然見つけた、気になるブログ。

同年代とおぼしきアマチュアミュージシャン、男性。

鋭くて、簡潔で、考えさせられる文章だ。

その人が書いていた、”見る側とやる側”の境目について。

「意思のない音楽はくだらない。
意思がない演者は見るに耐えない。
でも空っぽにさせる演者は意思を撒き散らす人よりも素晴らしい。」

なるほどね。なるほどね。そうかもしれない。

自分が考えていて、もやもやして、でも、言葉に出来なかったことのような気がする。

そんな気がする。

私自身、心惹かれるもの。

それは、”音楽”にしても、”人”にしても、どこかで”空っぽ”になる瞬間を許してくれるもの。

”追い込まない優しさ” ”追い詰めない懐の深さ”

それにしても・・・、世の中には、すごい人が、まだまだたくさんいるんだな。

自分には、到底思いつかないようなことを形にして、そして、やってのけてしまう人が、たくさんいるんだ。

それがわかっただたけでも、音楽を始めてよかったと、そう思える。

”井の中の蛙”にも、それなりの幸せがある。

でも、”大海”には、怖れや危険と引き換えに、たくさんの刺激や、発見、そして出会いがある。

誰でもない、自分自身の人生で、せっかく辿り着いた大海原なら、勇気を出して泳ぎ出してみたい、そんな気持ちにもなる。

体力・気力を存分わきまえて、くれぐれも溺れない程度にね♪

|

« 相対リズム感。 | トップページ | 夏雲。 »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: A frog jumps in,:

« 相対リズム感。 | トップページ | 夏雲。 »