A frog jumps in,
最近、偶然見つけた、気になるブログ。
同年代とおぼしきアマチュアミュージシャン、男性。
鋭くて、簡潔で、考えさせられる文章だ。
その人が書いていた、”見る側とやる側”の境目について。
「意思のない音楽はくだらない。
意思がない演者は見るに耐えない。
でも空っぽにさせる演者は意思を撒き散らす人よりも素晴らしい。」
なるほどね。なるほどね。そうかもしれない。
自分が考えていて、もやもやして、でも、言葉に出来なかったことのような気がする。
そんな気がする。
私自身、心惹かれるもの。
それは、”音楽”にしても、”人”にしても、どこかで”空っぽ”になる瞬間を許してくれるもの。
”追い込まない優しさ” ”追い詰めない懐の深さ”
それにしても・・・、世の中には、すごい人が、まだまだたくさんいるんだな。
自分には、到底思いつかないようなことを形にして、そして、やってのけてしまう人が、たくさんいるんだ。
それがわかっただたけでも、音楽を始めてよかったと、そう思える。
”井の中の蛙”にも、それなりの幸せがある。
でも、”大海”には、怖れや危険と引き換えに、たくさんの刺激や、発見、そして出会いがある。
誰でもない、自分自身の人生で、せっかく辿り着いた大海原なら、勇気を出して泳ぎ出してみたい、そんな気持ちにもなる。
体力・気力を存分わきまえて、くれぐれも溺れない程度にね♪
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