« 2006年6月 | トップページ | 2006年8月 »

2006年7月31日

Win&Win

とあるゲームについて。

☆目的は「勝つこと」
☆10回戦で、スコアボードに同時に記号を出し合い、得点を競い合う。
☆得点は、相手がどの記号を入れてくるかで違ってくる。

<ルール>
* お互いが▲を出したら、両者ともともマイナス2点。
* 自分が▲で、相手が■なら、プラス2点。
* 自分が■で、相手が▲なら、0点。
* お互い■なら、両者ともプラス2点。

さて、どうするか?!

このゲームの真の目的は、”実際の勝ち負けを競い合うものではなく”、”その人がどういう考え方をするか”、ということを知る手がかりとするものなのだそうです。

一番安全な方法は、ずっと▲を出し続けること。

もしも相手が同じように考えて、▲を出し続ければ、お互いマイナス20点で、引き分けだし、もしも相手が■を出してくれれば、それだけで得点できるわけで、これなら絶対負けることはないですよね。

では、■を出し続けたらどうなるか?

もしも相手が▲を出し続ければ、自分は得点できず、相手が20点で相手の勝ち。もしも相手も■を出し続けてくれたら、両者20点で、お互いが勝てる、ということになるわけです。

ふむふむ。なるほど。それが”Win&Win”か!

確かに、人生にも、そういう選択を迫られる場面がたくさんあります。そして、どんな場面においても、■を出し続けることは、容易ではないです。

誰だって、自分が負けたくないし、損をしたくないし、できれば、一番いい思いをしたい、そういう本音は持っています(思い起こせば、私にもたーくさん!)。

でも、それだけを押し通せば、人間関係は決して上手くいかないし、損しないまでも、プラスにはならない。

だったら、まずは、自分がリスクを背負ってでも、相手を信頼して、自分も相手もプラスを増やせるよう、■を出し続ける。

それはとても勇気が要ることだけれど、結果的には、たくさんのプラスを、そして、信頼を得ることにつながるんですよね。

一緒にいると、なぜだか安心できる人。一緒にいると、何か良い刺激を与えてくれるんじゃないか・・・そう思える人。

そういう人は、きっと惜しげもなく、■を出し続けてくれる人なんだと思います。

じゃあ、自分がそうなるためにはどうしたらいいのか。難しいですよね~。

でも、多分ね、まずは相手を好きだと思うこと!それが一番の近道なんじゃないかと、そう思います。

自分が好きだな~(あの、それは別に、”押し倒してどうこうしたい”とか、そういうのじゃないですよ^^;)、と思う人と一緒にいれば、”損得の感情”なんて、どこかに消えてしまって、その人と共に、楽しんだり、喜んだり、高め合ったり、そういう気持ちが自然に生まれて来るんじゃないかと、そう思うのですよ。

なんだかね~、ふとそんなことを、ついつい考えてしまう、今日この頃なのです、私。

あーあ、これって、年取ったってことなのかな~(><)!!

| | トラックバック (0)

2006年7月28日

夏雲。

「神情詩」 /顧愷之

  春水満四澤 (しゅんすい したくに みち)

  夏雲多奇峯 (かうん きほう おおし)

  秋月揚明輝 (しゅうげつ めいきを あげ)

  冬嶺秀寒松 (とうれい かんしょうを ひいづ)

”春は水”、”夏は雲”、”秋は月”、”冬は松”。

少しずつ、少しずつ、何かがおかしくなっていく、この地球。

日本の四季・・・・大丈夫かな?

来週こそ、梅雨、明けるかな?

良い週末を!

| | トラックバック (0)

2006年7月27日

A frog jumps in,

最近、偶然見つけた、気になるブログ。

同年代とおぼしきアマチュアミュージシャン、男性。

鋭くて、簡潔で、考えさせられる文章だ。

その人が書いていた、”見る側とやる側”の境目について。

「意思のない音楽はくだらない。
意思がない演者は見るに耐えない。
でも空っぽにさせる演者は意思を撒き散らす人よりも素晴らしい。」

なるほどね。なるほどね。そうかもしれない。

自分が考えていて、もやもやして、でも、言葉に出来なかったことのような気がする。

そんな気がする。

私自身、心惹かれるもの。

それは、”音楽”にしても、”人”にしても、どこかで”空っぽ”になる瞬間を許してくれるもの。

”追い込まない優しさ” ”追い詰めない懐の深さ”

それにしても・・・、世の中には、すごい人が、まだまだたくさんいるんだな。

自分には、到底思いつかないようなことを形にして、そして、やってのけてしまう人が、たくさんいるんだ。

それがわかっただたけでも、音楽を始めてよかったと、そう思える。

”井の中の蛙”にも、それなりの幸せがある。

でも、”大海”には、怖れや危険と引き換えに、たくさんの刺激や、発見、そして出会いがある。

誰でもない、自分自身の人生で、せっかく辿り着いた大海原なら、勇気を出して泳ぎ出してみたい、そんな気持ちにもなる。

体力・気力を存分わきまえて、くれぐれも溺れない程度にね♪

| | トラックバック (0)

2006年7月24日

相対リズム感。

音楽を成り立たせている、基本要素には、一般的に、<メロディー>、<ハーモニー>、<リズム>、の三つがあると言われています。

うむ!確かに、どれも大切なものばかりです。

でも、これら一つ一つを個別に考えたとき、中でもとりわけ、なくてはならない基礎となるもの、それは、間違いなく、”リズム”であると思います。

どんなにすばらしいメロディーも、リズムの明確な支えがなければ、ただの音の羅列になってしまいますし、逆に、メロディーが無くても、打楽器で、なんらかのリズムを刻めば、それだけでも十分、一つの音楽には成り得ると思います。(もちろん、所謂、”ビート”、というものだけでなく、例えば、雅楽にも、明確な節回し、拍節の規則性がありますね)

このあたりは、これ以上突き詰めてもよくわからないので、これくらいにしますが、何を書きたいか、といいますと、私は今、つくづく、自分のリズム感のお粗末さを実感している、ということなのです。

これまで、一人でピアノの弾き語りをしているときには、別段意識せずともやれていたことが、”バンド”、というスタイルになった途端、疎かにできなくなることが幾つもあって、特に、この”リズム”は、自分の中で、相当しっかり刻めないと、極端に言えば、歌えない、ということにもなり兼ねません。

おそらく、それは、同時に鳴らす楽器が増えれば増えるほど、さらに難しくなるのだと思います。

いくつもの異なる楽器が音を鳴らすとき、”軸になるリズム”がきちんと保たれないと、そこには、ただバラバラになった音の束が重なり合うだけで、音楽、としては成り立たなくなってしまう。

逆に、この”リズム”を、体の芯で刻めるようになれば、音楽はたちまち、飛躍的に生きてくる、とも言えます。

私は、今回のライブの練習で、自分で作っておきながら、どうしてもこの”リズム”が掴めなくて、立ち往生してしまった曲がありました。そして、本当に悪戦苦闘の末、ようやく抜け出せそうなところまで辿り着きました。

で、自分なりに苦しんでわかったこと、それは、”リズム感”は、生まれつきの才がなくても、練習で、ある程度までは、身につけられる、ということです。

そして、そのためには、何より、リズムを、強く意識しなくては絶対にダメだ、ということです。

”なんとなく”掴めてしまう人、というのは、既に、体に幾つものリズムが刻み込まれているから出来るのであって、それが無い場合には、まずは、頭で理解して、それを体に叩き込む、という練習を繰り返しやらないと、おそらくは、乗り越えられない壁だと思います。

多くの日本人は、俗に言う、”アフタービート(ブラックミュージックなどに見られる、後乗りというやつですね)”、というものが苦手だとされています。

最近は、日本にも、このアフタービートの曲も、巷にたくさんありますので、今の音楽を聴いている人には、それほど苦ではないかもしれませんが、”昭和生まれの昭和育ち♪”の私の場合、やはり身についているリズムが、いわゆる先乗り(盆踊りなんかの手拍子にある、一拍目でたたく取り方ですね!)なので、まずはこれを、体の中から打ち破る、ということが、何と言っても難しいのです。

この先、音楽活動を続けていく上で、言うなれば、”相対リズム感(どんなリズムにせよ、一つのリズム、テンポを決めたら、それを保って演奏できるリズム感)”のようなものを、少しずつでも身につけて行くことは、私にとって、大きな課題の一つであり続けると思います。

そして、これを掴めた時、多分、自分の音楽が、もっともっと気持ちの良い、新たな境地に至るのではないかと期待しています!

ということで、まずは小さなことからこつこつと(^m^)、その練習のためにも、明日から掃除機は、”ヒップホップ”の乗りで掛けることにしようかな~、と思います(^0^)♪

ささっ、《自走式ブラシ》よ、おまえも一緒に頑張るのだぞ~!!Hey Yoh ~♪♪

| | トラックバック (0)

2006年7月21日

猫村さんたら、こんなとこに。

Neco1

今日は、所用で吉祥寺まで出かけました。

で、帰り際、駅ビルの中の本屋に立ち寄ったところ、レジ横の平積みコーナーで、こ~んなかわいいものみつけちゃいました♪

「張子の猫村さん」 

いや~、それにしてもよくできてます。

じっと眺めていると、”あ~湯けむりで~、あなたが~♪”なんて、浮き浮き歌いだしそうな感じさえします。

猫村ファンの私としては、こんな珍しい猫村さん、どこに行ったら手に入るのか、確かめぬまま帰るわけには行かず、すかさずお店の方に尋ねましたところ、なんでもこれ、店員さんたちみんなの手作りなんだそうです。Neco2

ほほ~!!!そいつはやるな~っ!!!

ここの店員さんたちは、皆、知らず知らずのうちに、”猫村ワールド”にはまってるんだな(*^^*)!むふふ。

この、たまらない手作り感、ちょっぴり雑で、手抜きな感じ、これこそが、まさに猫村さんをそのままに表現する、大切なポイントなのでしょうね、きっと。

もしも猫村さんが、これから、ますます人気者になって、いわゆる”キャラクターグッズ”なんかになって、大量にドーンと売り出されたりしたら、ちょっと嫌だもんな~、私。

たくさんの人に愛されて欲しいような、欲しくないような・・・、ファンの心理というのは、なかなか複雑なのものですね(笑)!

どうぞ良い週末を!

| | トラックバック (0)

2006年7月19日

雷鳥の里。

Raicho

この写真、先日、友人がファイル添付でひょっこり送ってくれたものです。夏毛に衣替えの雷鳥。かわいいですねぇ(^-^)。

この友人はと言いますと、高校の同窓で、卒業以来、ずっと会う機会もなく、音信不通だったのですが、昨年の夏、ひょんなことから、私のHPを見つけてくれて、2?ぶりに連絡をくれたところから、縁が復活しました。

それがきっかけとなり、お互い、”増えたしわの数やお肌の衰えを乗り越えて(笑)”、20余年ぶりの嬉しい再会を果たし、その後何度かご主人と一緒にライブにも足を運んでくれて、そんなこんなで一年を経た今も、お互いに連絡を取り合っています。

ライブ活動を始めたことで、そしてHPを作ったことで、思いがけない友人と、思いがけない形でつながることができた。そういう縁は、他にもあって、そういうときは、つくづく”歌を始めてよかったな”と思う瞬間です。

この写真は、初夏の立山・室堂付近にて撮影の一枚。

7月も半ばになれば、雪ももう随分溶けていると思いますが、この頃は、まだまだたくさん残っていますね。

雷鳥、といえば、私も以前、夏の山で見たことがありますが(確か安達太良山の山頂付近だったような・・・)、なんとも言いがたい感動に包まれたのを、よく覚えています。

とても、捕まえて帰ろうなんて気の起こらない(当たり前だけど~^^;)、不思議な神秘の鳥でした。

写真で、下の方にちょっと見えている白い羽が、冬毛。冬の真っ白な羽に包まれた雷鳥も、それはそれは美しいけれど、それを、直接見るためには、何と言っても、極寒の山に登らなくてはいけないですからね~。

見たい気持ちは募りますが、夏山の本格登山さえも、すでに完全引退した私には、到底無理なので、ともあれ、おとなしく、下界で写真を眺めて満足することにします。Meika

信州銘菓 ”雷鳥の里”、でも食べながらね~・・・(^0^)。 これ、おいしいよ~♪

| | トラックバック (0)

2006年7月18日

あぁ、バランスボール♪

は~っ、ついに買ってしまいました、私。あの、興味津々だったバランスボール!!!

今ね、それに乗っかって書いてます、ブログ。ぼよよーん、ぼよよーん♪

今日、買い物に出かけた先で、みつけちゃったんですよ、これ。なんと500円ポッキリで(^0^)。

以前から、どうにも気になっていて、一度試してみたかったんですが、どうせ私のことだから、すぐに飽きて、邪魔になるのが目に見えてるし、ずっと我慢してたんですけど、でも、500円なら・・・500円なら・・・~。

ということで、気づいたら、箱を抱えてレジへと突進しておりました。

で、家に戻って、早速試しております♪なーるほど~、こういう乗り心地?のものなんですね~!!!なーるほど~。なんとも言えず、ぷよんぷよんしております。

ちゃんと付属のポンプが付いていて、それで好きな大きさまで空気を入れられて、使わない時はたたんでしまえるので、実は邪魔にもならないんです(<--飽きること前提)。

これを使っていろいろエクササイズするように、”ヒップアップ”、”背筋”、”腹筋”、”腕立て伏せ”などの手引きが付いてまして、さっき一通りやってみましたが、こりゃ~、なかなか大変です!

まじめにやったら、すごく疲れます・・・(っていうか、それこそがバランスボールの目的、なんですけどね)。

で、既にその目的を果たしてしまった(?)私としては、何か他の事に使えないかと、あれこれ考えましたところ、いい事を思いついてしまいました。

試しに空気を8割くらいにして、座ってみたところ、これが実にいい具合なんです。

我が家のパソコンは和室にあって、ラックが座卓なので、いつも、長時間使っていると、腰が痛くなってしまうんですけど、この8割空気のバランスボールを足に挟んで座ると、丁度背筋も伸びるし、時々骨盤をくねくねすると(^0^)、とってもが気持ちいいんです!

いいこと発見しました!

ということで、初日にして、早くも体力作りの用途を忘れ、パソコンチェアとしての役割を押し付けられそうなバランスボールですが、パソコンやりながら、メリハリボディーを目指せるとしたら、こんないいことはありません。

では、ひとつキーボードをたたきながら、ぼよよーん、ぼよよーん!!

・・・って、さっきからずっとやってたら、なんだかちょっと気持ち悪くなってきました・・・。どうやら、調子に乗って、軽い船酔い状態に陥ってしまったようです。参りました(・・、)。

何事も、やっぱりほどほど、が大切ですね。しょぼーん。

| | トラックバック (0)

2006年7月15日

屋外の茹蛸。

今日は、この抜けるような快晴の下、朝も早から、自治会の一斉清掃がありました。

はへ~疲れた~!!暑い暑い暑い~!!!汗だくだく~!!こりゃ~、まさに茹蛸だよ~ん!

この季節は、草の伸び方も半端じゃないし、周囲には植栽も多いから、その枝払いもあったりで、本当に大変です。

変な蔦植物が、物凄い勢いで、あちこちに侵食しているので、それをずるずると引っ張ったり、草いきれの中、思い切り格闘してきました。

昨日の続きじゃないですが、前の日までは、嫌だな~、面倒くさいな~、なんて思っていても、いざとなると、やっぱりじっとしてられないっていうか、なんだか必要以上に張り切ってしまうんですよね^^;

今日はお掃除のあとに、冷たい飲み物が配られまして、私、待ってましたとばかりに、腰に手を当てて、アミノサプリ、一気飲みしました(^0^)!は~、おいしかった!

本当、疲れたけど、家の周りが綺麗になるのは気持ちいいし、ま、月に一回くらい、仕方ないかな。

さてと、汗も流したことだし、さっぱりしたところで、出かけることといたしましょう!!今日は、何食べようかな~、ランチランチ~(^m^)♪

| | トラックバック (0)

2006年7月14日

怪我の功名?!

我が家の”くちなし”、いよいよ最後のひと花となりました。今朝もチェックしてみましたが、もう蕾はついていないようなので、今年の花はこれでおしまいです。

ところで、今年のくちなし、実はちょっとした異変がありまして。

毎年悩まされている、あの”バリバリ隊”が、ついに一匹も発見されなかったのです。おかげで、今も葉っぱは青々、ふさふさ、まるで苦労知らずです。

しかし一体どうしてだろうか~・・・と考えたましたところ、思い当たる節が!

そうなのです、多分ね、例の”蚊帳”のおかげなのではないかと思います。

何しろ一ヶ月間、すっぽり包まれた状態でしたから、あの時期が、丁度、蛾の産卵期に当たっていて、結果、我が家のくちなしが、その産卵から免れたのではないかと思います。

やっぱね~、あれだけすっぽり包まれていたから、蛾さえも近づけなかったんだわ!恐るべし、蚊帳ジカラ!

ということで、”蚊帳”も、くちなしにとっては、思いがけない効用をもたらしてくれたみたいです。

こうして、日記でも時々書いていますが、私は、なんだかんだと、庭いじり、というものが好きです。長野の実家に帰ったときなんかも、ついつい、草むしりとか、芝刈りとか、庭木の剪定なんかに精を出してしまい^^;、母には、滅法重宝がられております。

なので、今の住まいも、ベランダがもう少し広かったらいいのになと、つい思ってしまいます。

先日DVDで見た、キョンキョン主演の「空中庭園」。

あの中で、キョンキョンが住んでいる団地のベランダが、すごく広くて、植物が充実していて、あんな風にいろんな植物を身近に育てられたら楽しいだろうな~、なんて、そんなことを思いながら、見ていました(映画自体は、ちょっとシュールだったけど、おもしろかった)。

”なんてったって”、ベランダなのに、ホースで散水してたもんな~。いいな~。

ただ、ベランダの植物は、風通しが悪い分、虫が付きやすいから、なかなか大変なんだけどね。そういえば、かく言う私には、”いい虫も、変な虫も”全然付いてくれないな~・・・・(・0・)。

ということで、明日から3連休ですね。こんなに暑いのに、梅雨はまだ明けないの?!どうぞよい週末を(^0^)/!

| | トラックバック (0)

2006年7月13日

落選、そしてその先へ。

先日、オリジナル曲「辿り着きたい場所」のデモ音源を、とある企画コンサート宛て送ったのですが、結果が出まして、あえなく落選してしまいました。

は~、なんでだろぉ~なんでだろぉ~ぉ\(◎o◎)/♪

おかしいな~。私としては、応募した時点で、すでに出場する気満々だったんですが・・^^;。

ま、応募した人は、みんな同じ気持ちだったに違いないわけで、世の中そんなに甘くない、ということです。結果的に50倍(最初500倍って書いてました!10の枠に500人の応募ですから、50倍ですね^^;。間違いです。)という倍率だったようで、よく考えたら、受かると思ってた私もかなり厚かましかったです、はい。

もし選ばれていたら、長野県内でも指折りの、とっても素晴らしい音楽ホールのステージで、グランドピアノで一曲歌うことができんたんですが、自分では、正直なところ、デモ音源を送った日から、それはもう、すっかりその気になっておりまして、当日の服装のことまで思いを巡らせたり、かなり楽しい夢を見ておりました。

なので、結果が出たときは、やっぱりショックで、とても残念でした。

が、しかし!冷静になってよく考えて見ますと、”残念”という以前に、なんと言いますか、この根拠のない自信は、いったい自分のどこから生まれて来るんだ、と、ちょっと呆れています。

そして、一方、それと同時に思ったことは、どんな形にせよ ”目標がある”と、人は自分の中に相応のモチベーションを持ち続けることができるわけで、結果はもちろん大事だけど、その間の気持ちの高まりとか、向上心とか、そういうものが、実は更なる力や充実感を与えてくれるのだな、ということです。

今、練習しているKAKADOのライブもまさにそうだしね。

ということで、今回はダメでしたが、これからも、自分の中に、なんらかの向上心をもたらしてくれるだろう機会には、転ぶことを恐れず、できるだけ積極的に挑戦していきたいな、と思っています。

それにしても、選ばれなかったのは、なんでだろぉ~ぉ、なんでだろぉ~ぉぉ♪

やっぱね~、何といってもね~、ビジュアル審査がなかったせいなんだわ。そうよそうよ、きっとそうに違いないんだわ。

| | トラックバック (0)

2006年7月11日

積みへらし。

『人生は積み重ねだと誰でも思っているようだ。

ぼくは逆に、積みへらすべきだと思う。

財産も知識も、蓄えれば蓄えるほど、

かえって人間は自在さをうしなってしまう。』

* 岡本太朗「強く生きる」より。

8月6日(日)ライブ<場所:御茶ノ水KAKADO>の出演詳細が決まりました。出演時間は、19:15~20:00です。お時間ありましたら、是非遊びにいらしてください。

この日は、共演の方もすんごいよ~(^0^*)!きっときっと楽しく熱い夜になると思いますので、是非、いらしてくださいね。

詳細は、拙HP http://www.geocities.jp/singsingdo/ をご覧下さい。

| | トラックバック (0)

2006年7月10日

『MTR』と『渦』と『コーヒー酒』。

今日はいよいよ、修理に出していたMTRを、取次ぎ楽器店まで取りに行って来ました。

やっと帰ってきました。待っていたんです~。戻ってきて良かった~。なんだかんだで一ヶ月も掛かりましたから、なかなかの重症だったのかもしれないです。

でも、ともかく直ってよかった♪

早速電源を入れて操作してみたところ、うーん、なんという、スムーズな動き!!!は~っ。これが正しい状態だったのですね(・・、)。こんなことなら、もっと早く修理すればよかった。でも、これで一安心。また録音のことも進められます。

それから、昨日の練習のこと。

率直に言って、とにかく今まででの練習で一番ダメでした。

ある曲が、なぜだか全然歌えなくて、まるで思うように歌えなくて、歌えない渦にはまってしまって、そのままぐるぐる海の底に落ちて行くようでした。

”歌いたくない歌を歌う時に感じる、ストレス”。

それに近いものがあったかもしれません。自分の曲なのに、どうしてそうなってしまったんだろう。頭と体と気持ちと、その三つが全然そろわなくて、歌うほどにバラバラになっていく、そんな状態でした。

そしてコーヒー酒。

目安の3週間を待ちきれず、19日目にして、昨夜、ちょっとだけ味見してみました。

そしたら、おいしいっ!!!!!ものすごくおいしい!こういう味になるんですね~!!コーヒーの香りはもちろん、ほろ苦くって、甘みも丁度で、クセがない!!

でも、一口飲んで見て確信しました。こりゃ~まだまだ熟成するぞ(=^m^)。もっともっとコクが出るぞ、間違いない!!ってことで、あと一ヶ月ほど寝かせることで、合意しました(誰と?)。

コーヒー酒は、そのままに、昨晩は、思いがけずある方から頂戴した、多摩自慢の”樽酒”を開封。

梅雨のじめじめ、心のもやもやを吹き飛ばす、さわやかな樽の香りに包まれ、幸せなひと時となりました。

さて、なんだかんだで梅雨明けも間近となった、7月第2週!また一週間元気にがんばりまーす \(●^0^●)/<---私♪

| | トラックバック (0)

2006年7月 9日

Thanks a lot and see you soon!

たった今、旧電子ピアノが運ばれていきました(><)。

うーん、いざとなると、やっぱり寂しいな~。なんだかとっても胸が痛いです。

でも、引取りに来てくれたお店の人が、とっても親切な方で、本当に丁寧に運んでくれました。

で、いろいろ話をしていたら、そのお店では、リサイクルもやっていることがわかりました。

なので、できたら私のピアノもリサイクルしてもらえないか、ピアノの状態を説明したところ、子供の練習用や、音合わせなんかに欲しいお客さんもいるかもしれないので、少し手をかけて、店に出すようにします、って言ってくれました。

よかった~!!本当にそうしてもらえたら、こんな嬉しいことはありません。是非是非よろしくお願いします。

見た目の状態は、まだまだ十分綺麗だし、このままゴミになってしまうのは、残念だったので、本当に嬉しいです。

八王子にお店があるようなので、しばらくしたら、Myピアノ、店頭に並んでいないか、こっそり見に行ってみようかな。

そして、どうか、また、誰かの手で、少しでも弾いてもらえたら、と願っています。

いい縁がありますように♪

| | トラックバック (0)

2006年7月 7日

七夕の日に、その2。

Clp240

あ”~、嬉しいな~。あんまり嬉しいから、もう一つ書いちゃおう!七夕だしね~♪

午後から、ずっと弾いているんだけど、ピアノ、いい音だ~。やっぱり、いい音だ~。嬉しいな~。嬉しいな~。

買ったのはYAMAHAのクラビノーバ、《CLP-240》というものです。

最後まで、Rolandとどっちにしようか迷ったんですが、やはり、今まで使っていたものと同じ方が慣れているし安心かな、ということで(やっぱり保守的(^0^)♪)クラビノーバに落ち着きました。

予算もオーバーしちゃったけど、どうせ買うなら、納得したものを!という家人のお達しもあったので、これに決めました。(もう一つ下の機種、CLP-230より、アンプのパワーが大きかったことと、音源のサンプリングが良かったことで、こっちに決めました)

で、実は今、我が家には、旧クラビノーバがまだありまして、つまりは、この狭い部屋に、2台電子ピアノが置かれているわけです。

電子ピアノの処分って、実はとってもお金がかかるんですね。

新しいのを運んでもらった運送会社に、そのまま引き取ってもらおうとしたら、3万円もかかると言われ、思わず保留にしました。

で、いろいろ探してみたところ、なんとか1万5千円で処分してくれるところを見つけました。日曜日に引き取りにきてくれることになったので、それまで、電子ピアノの新旧そろい踏みです!

ってことで、今なら我が家で、ピアノの2重奏もできちゃいます!うわ~い!でも・・・いったい誰が弾くの・・・?

| | トラックバック (0)

七夕の日に。

その昔、私は多分、今よりもずっとずっと尖がっていて、人の好き嫌いもはっきりしていて、その上、とっても自意識過剰だったから、言いたいことがあっても、なかなか言えず、つい相手の顔色を伺って、うじうじ悩んだりすることも多かった。

そして、そんな自分が、いつも嫌だった。

そういう頃の自分を、今になって思い返すと、多分、自分にいろんなことを期待していたんだろうな、って思う。

それは、もちろん当たり前のことだし、今だって自分の人生諦めたわけじゃないんだけど(笑)、でも、その期待の中身が随分変ってきたように思う。

そして、私は、そんな今の自分を、なんだか好きだと思えるようになった。

それは、紛れもなく、これまで生きてきた中で、出会った周りの人たちから、知らないうちに支えてもらったり、教えてもらったりしたことがたくさんあってのことだし、そうやって生きて来る間に、時には、自分の大切な”モノ”や”人”を亡くして、少しずつ、自分ってものが、わかってきたんじゃないかと思う。

言い方は悪いけど、”自分の人生、何ぼのモン!”っていうような、自分の身の丈を理解できるようになってきたんじゃないかって思う。

自分の人生、どんなに突っ張ってみたって、いつかは終わるんだし、終わることがわかっているのは寂しいけれど、だったらその分、いろんなことがやれそうだし、やってみたい、そう思う。

そう思うとね、今まで見えなかったことがだんだん見えてきて、人と人との関係の上でも、”あの人は、本当はこんな人なのかもしれない”、とか、”あの人のこと、もっともっと知りたい”、とか、”あの人となんとか仲良くなりたい”、とか、若い頃には到底できなかった、”積極果敢なアタック&アプローチ”もできるようになった(^-^)。

言い方を変えると、”自分が笑われたり、意地悪されたり、嫌われたりすること”が、あんまり苦にならなくなった。

そりゃ~、みんなに”あつんが好き好き♪”って言って貰える方が嬉しいけど(^0^)、それよりも、自分が”あの人を好き好き!”って思うことの方が、よほど幸せなんだってことがわかるようになった。

人生、40余年。ようやく今、折り返し地点に立ったとこだけど、最近また、自分でも、少し変ったな、と思う。

多分それは、音楽活動を始めて、たくさん、いろんな人に優しくしてもらって、助けてもらっているからなんだと思う。

音楽活動を始めたそもそものきっかけが、”自分の中の、ある悲しい気持ちを整理したかった”、っていうことからだったのもあって、余計に、そう感じるのかも知れないな。

そして今日ね、そんな七夕の日に、いよいよ新しい電子ピアノが届きました。

今までのピアノがバテ始めて、買い替えたい、と思ったものの、いざとなると、なかなか決心も付かず、随分時間がかかってしまったけど、やっぱり、こうして目の前にすると、本当に本当にうれしいです。

今度こそ!今度こそ、このピアノ、大事に大事に使って、これからもずっとずっと歌を続けて行きたいと思っています。みなさん、末永くよろしくお願いします。

ということで、今宵は、”新しいピアノ届いた記念”、盛大にお祝いしなくちゃな~!

・・・なんて、ただ、呑みたいだけなんだけどね(=^m^)。

| | トラックバック (0)

2006年7月 3日

IMAGEを音に。

昨日は、またKAKADOに向けての練習でした。

大変ではありましたが、懸案だった一曲の形が見え、ほっとしました。

今更ではありますが、私の曲作りは通常ピアノで行います。そして、歌うときも、基本は、一人でのピアノ弾き語りです。

そのため、こうして、他の楽器と、他の感性と一緒に演奏することは、普段は自分の中だけで完結してしまい、内へ向かって閉じてしまっている部分というものを、改めて知る、とても良い機会になります。

“自分の作った曲に寄せるイメージを、言葉にして伝える”、ということは、やってみると思いのほか難しく、同時に、“自分の曲でありながら、考えているようで、考えていなかった”、ということもたくさんあって、それを、協演者の視点から指摘されて、初めて気づいたりするわけです。

昨日の練習でも、頭の中には、気持ちの中には、伝えたいイメージは膨らむのだけれど、それをなかなかうまく表現することができず 結局、曖昧な擬態語とか、あとは身振り手振りを交えながら、どうにかこうにかやりとりする、という状態でした。

そして、たったそれだけの情報で、それを音に変えていかなければならない協演者二人は、何と言っても大変なわけなのですが、でも、そんな中にあっても、ちゃんと理解し、いつの間にか自分の音を作って、世界を広げていってくれるS氏、I氏は、本当にすごいなと思います。

ということで、昨日も3人ともぐったりモードで練習を終えましたが、それでも、ちょっとずつ前進していることは間違いないですし、S氏、I氏の忍耐力と包容力に存分助けられた4時間でもありました。

と、まぁ・・、そうは申しましても、あまりそんなことばかり書いておりますと、”身内自慢”みたいになってしまいますので、もうこれぐらいにいたしましょう!

それに、沸々茹った状態は、あくまでもスタジオ内だけのことであって、本番では、もちろん”肩の力の抜けた、楽しい演奏”ができれば、と思っています♪

そして、昨日は、そんなスタジオ練習の後、さらには国分寺に足を伸ばし、以前から楽しみにしていた、ひろあさん主催の企画ライブ「武蔵野詩人」に遊びに行ってきました。

”体と頭”は、随分疲れていましたが、店内に入ると、なんとも暖かな空気が歓迎してくれて、出演者とお客さんの作りだす、とってもシンプルな音の世界に、心はいつしかほぐされていきました。ありがとうございました。

というわけで、昨日は、家に戻った頃には、既に半分、トロローンと夢を見ていたわけでありますが、今朝は目覚めも快調、とっても元気に復活しました!

また一週間がんばりましょう~♪(明日から、木曜まで、ちょっと不在にします。よろしくお願いします。)

| | トラックバック (0)

« 2006年6月 | トップページ | 2006年8月 »