肝っ玉シンガー。
会社時代の友達で、今は押しも押されもせぬ、”肝っ玉母さん”になった人。何人もいるけれど、その中でも、特に、”あぁ、本当にいいお母さんになったんだなぁ”、と実感する友人がいる。
その人は、翻訳の仕事を続けながら、小学生の娘さんを育て、さらには、自宅を中心にした、”愛用の小物や、建具や、家具などのアンティークインテリアを紹介する”、とても素敵なブログを運営している。
そのブログ、月に三回程度の更新だけど、実は私、とても楽しみにしている(^-^)。遊びに行ったことはないのに、家の間取りも、もうだいたいわかるくらい(笑)。
写真の向こうにほんのり見える、その暮らしぶり。娘さんとの、聴こえてきそうな、可愛らしい語らい。ご主人と三人(+猫二匹)の、静かだけど賑やかな家族の風景。
きっと本当は、目が回るくらい忙しいに違いない毎日を、それでも、できるだけ丁寧に楽しみながら、子育ても仕事も全力で頑張っている、そんな様子が伝わってきて、私はとても嬉しくなる。
会社時代、いろいろな苦労、心労のあったその人だけに、今の幸せが、より色鮮やかに映るのかもしれないな。
人生なんて、結果が出るのは、ずっとずっと先のこと。
あるいは、結果なんて求める必要のないもので、どうやって一日一日を積み重ねたか、そういうことに尽きるのかもしれない。そして、その一日一日の色合いが、たくさんあればあるほど、重なった色調は深く、優しく、強いのだろう。
人の暮らしは、人の心。昨日嫌いだったものが、今日は好きになったり、昨日はできると思ったことに、今日は自信を持てなくなったり。
そうやって、毎日を繰り返す中で、少しずつ少しずつ、かけがえのないものや時間が、見えてくる。
私は・・・・間違いなく、まだまだだ(笑)。ぺらっとめくったらそれで終わり、そんな感じの毎日だ。
それでも、どうにかこうにか踏ん張って、いつの日にか、いつの日にか、泣く子も黙る(?)”肝っ玉シンガー”に、なれたらいいな(*^-^*)。
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