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2006年9月30日

特大(^-^)♪

今日は、夫のふられたので、一人ぼっちのお休みでした。

夕方から買い物に出かけたのですが、今日の夕日、大きかったですね~(◎o◎)♪

まさに特大!

本当、落っこちるんじゃないかってくらい大きかったです。

山頂から望む朝日も、それはそれは素晴らしいけど、私は、なんだか夕日の方が好きです。

眺めていると、すごくほっとするんですよね。

その昔、学校からの帰り道、あまりに見事な夕日にみとれて、自転車ごと田んぼに突っ込んだことがありました。

遠い日の”ちょっと痛い”思い出であります。

明日は、2ヶ月ぶりのライブです。久しぶりに自分の歌を聴いてもらえるの、やっぱり嬉しいな~。

楽しいライブになりますように♪

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2006年9月29日

チーママに、なれる?!

Daria

みなさんは、気分転換したい時、どうしているのかな?

私の場合、”家の中を大掃除&模様替えする”、”誰かと思い切りおしゃべりする”、”髪の毛を切る!”

このどれかをやると、大抵、気持ちが晴れて、少しずつ流れが変っていくような気がします。

ということで、今日は、”おしゃべり&髪の毛カット”を目的に、美容院に行ってきました。

ここのところ、実は、ちょっぴり”一人空回りモード”に突入していまして、ちょっと気持ちを立て直したかったんで。

おかげで、なんだか色々なことがふっきれて、気持ちが軽くなったような気がします。

この美容院、いつも担当してくれるA沼さん(お店のオーナー&以前、私の前髪を刈り込んだ人)は、行くと毎回、普段聞けないような、お店のマーケティングの話を、いろいろしてくれて、とても楽しいんです。

今日の話題は、と言いますと、”これからは美容院にも、専属チーママを置くべきか?!”というものでありました(^0^)。うは!

どういうことか、と言いますと・・・。

例えば、銀座などのお店が流行るかどうかは、その店の”チーママの手腕・器量”によるところが大きくて、”優秀なチーママの存在”は欠かせない、ということからの発想らしいのです。

つまりは、お店に来るお客の、”その日の目的、懐具合、気分、その他諸々”、お店側がどれだけ的確に捉えて、それに見合った、きめ細かいサービスを提供できるか・・・。

オーママ(って言うの?)は、VIPの対応をばっちりこなすことが重要で、チーママは、その他の客を汲まなく満足させて、常連さんにつなげていく。

お客の気持ちを汲み取れるお店は、それだけで、どこにあっても一流になれる、という話なんです。

で、この話を同じサービス業である、美容院にも当てはめたらどうなるか、ということから、上述のようなテーマで、いろいろと盛り上がりました。

結論としましては、”今時、美容師を目指しつつ、そんな器量のある若い女のコはいない!” ”いたら銀座に行っている!”ってことで終わりましたが(笑)

もしも、私がチーママだったら・・・。それはもう間違いなく、お店は潰れますですね~。

”人の気持ちを正しく汲み取る”ってこと、多分私はあまり上手な方ではないし、なんだかんだ、お店のお酒、只で飲み過ぎて、クビになる方が先かもな~(6 ̄  ̄)

どうぞ良い週末を♪

*写真は、義父の育てたダリアです。でっかいぞ~!

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2006年9月28日

村上"ポンタ"秀一『自暴自伝』

さかたさんのブログで紹介されてた「村上"ポンタ"秀一『自暴自伝』」を読みました。Ponta

とてもおもしろかったです。

ともかくも、ポンタさん自身の、やりたい音楽に対する、”見事なまでの、淫らなまでの?” ”徹底的な生き方、ぶつかり方、挑発の仕方” があまりにも凄過ぎて、読んでいるうちに、私も妙な刺激を受けてしまい、”もっともっと歌いたい!もっともっとやってみたいっ!、もっともっとできるんじゃないか?!”って、まるで根拠のない自信と勇気?!、のようなものがばりばり沸いて来ました(^0^)。

任侠映画観終わった人たちが、映画館出るときにはみーんな”その筋の人”みたいになっちゃうような、そんな感じかな~。

とにかくやりたい!って気持ちが一番大事で、それを信じて持ち続けていれば、不思議とすばらしい縁がつながって、そこからまた世界がどんどん広がっていく、そういうものなんだな、ってことを、改めて実感しました。

ポンタさんの周りには、本当に、そうそうたるメンバーがたくさん取り巻いていて、これって本当のこと?って、俄かには信じ難いようなエピソードが満載だけど、でも、全て、紛れも無く、ポンタさん自身が引き寄せて、手にした、本物の縁なのですよね。

ポンタさんみたいな人生を送るには、まずは、なんでもござれの”体力”が大前提ではあるけれど、それさえ乗り越えられれば、一回きりの人生、常識なんてものを打ち捨てて、時には私も、”破天荒かつ筋金入り”の音楽人生に足を踏み入れてみたい!と、ちょっとそんなことを考えてしまう、なんとも刺激的な一冊でありました。

ま、刑務所に入るのは嫌ですが(笑)。

そしてそして、さかたさんがブログの最初に書いていた感想についても、なるほどなるほど、ってよくわかりました(*^m^*)。

秋の夜長に是非どうぞ♪
☆村上ポンタ秀一サイト: http://www.bug-corp.com/bug/ponta/top.html

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2006年9月27日

稲穂輝く♪

Inaho ♪稲穂輝く 実りの秋 空高く
栗拾う道 佇む道祖神 ♪

信州の秋は、本当に本当に短いです。

10月に入ると、途端に冬の気配がちらほらと漂い始めるため、お彼岸の時期が、”秋も盛り”と言えるかもしれません。

帰省の間は、幸いにもずっとお天気に恵まれたため、お米をたくさんつけた、重たそうな稲穂が、本当に美しく輝いていて、”黄金色”ってこういうのを言うんだな~、と改めて実感しました。Jounen

お墓参りの他は、特に何をするでもなく、ただのんびりと、呑んで食べて、また呑んで(^0^)♪過ごした5日間ではありましたが、こうして東京に戻って来ていつも思うことは、”帰る前よりパワーが、たくさん湧いて来る”、ということです。

やっぱり、気持ちを切り替えられる場所があるということは、幸せなことなのかもしれません。

そうそう!

今回は、帰路の途中で、霧雨に煙る車山高原に回り、"天狗水"をたくさん汲んで参りました。

夏のライブの快晴の空とは打って変わって、すんごーく寒くて、人もまばらな秋の高原は、ちょっぴり寂しかったのですが、その分、なんだか幻想的でもありました。

今朝は早速、その汲み立て天狗水で珈琲を淹れ、ゆっくりまったり寛ごう・・・・と思ったのですが、たまった洗濯と掃除に終われ、気づけば早くも一日が暮れようとしています^^;。

楽しかったお休みの後は、いつも、あっという間に現実に引き戻され、日常の繰り返しに慣れてしまいますが、それはそれで、私にとっては、大切な毎日であり、かけがえのない毎日であり、明日からまた、家事もそこそこに(Oh!)、ピアノに向かう、悪戦苦闘の日々を送ります。

10月1日、国分寺のライブ、よかったら是非遊びに来てくださいね(*^^*)♪

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2006年9月21日

私、22キロオーバーで、捕まりました(ノ ̄▽ ̄)ノ

いえ、体重ではありません、車でございます、ハイ。まさかのスピード違反てやつです、ザザザーン(T_T)。

今日から、「秋の全国交通安全運動」というのが始まったそうで、私、早々に、警察のご厄介になってしまいました。0921

ほえ”~、全く本当になんてことでしょう~~っ!

ドライバー歴十余年、初めての違反でありまして、もう、ひとえにがっくりこーん、って感じです。

いつも通るどうってことない道でして、私としては、極々普通に走ってたつもりだったんですが・・・制限時速40キロのところ、62キロで走ってたとのことであります・・・・・・・・(; ̄ー ̄A

私の前の車が結構飛ばしていたようで、私はそれに釣られ、私の後ろも同じように釣られて走っていたと見え、ゾロゾロと5台そろって、捕まりました(^-^;)。

で、みんな仲良く一緒に、長机に座らされて、書類を記入させられて、お互い顔を見合わせ、”こりゃ、参りましたね~(;´-`)”みたいな会話をボソボソと。

罰金は1万5千円也。今月28日までに支払わないと、出頭命令が下るってことなので、支払います、涙を飲んで支払います、耳をそろえて支払います、オヨヨ~。

それにしても、人間、予想もしない自体に直面すると、なかなか状況を理解できないものだということが、今回よくわかりました。

私なんて、お巡りさんに、"止まれ"の大きな赤い旗で、行く手を阻まれ、脇道に誘導されても、まだ、スピード違反なんて、全然思ってないですから、”何かの事故の検問かな”とか、"もしかして、飲酒運転の検査?”とか、自分が当事者であることは、まるで考えないんですよね。

で、”何でも検問してちょうだい”、ってな感じで颯爽と窓を開けたら、お巡りさんに”ちょっと飛ばし過ぎちゃったみたいだね~”と言われて、それでもまだ”あ、前の車か!”とか思ってて。

で、”免許証と、車検証持って降りて下さい”って言われて、初めて、”あ、もしかして、それは私のことσ( ゚д゚) ?!”みたいな・・・・。

は~、もう、がっくし(-_-*)。

みなさま、今月30日まで、取り締まり強化中です。どうぞくれぐれもお気をつけ下さいませ、いわゆる、”ネズミ捕り”というやつを。・・・・いやいや、そうじゃなくって、つまりはその、スピードの出し過ぎを、ですね、ハイ。

そんな傷心の私ではありますが、気を取り直して、明日から、また帰省の予定です。

夫が、今ごろになって、ようやく遅い夏休みを取れたので、お彼岸を兼ねて、26日まで行ってきます。今回は、高速に乗って、車で帰りますからね~、本当、もう、くれぐれも気をつけなくては~っ!!

って、私は、高速道路、運転しないから、大丈夫だと思うんだけどね~。無事に戻って参りましたら(笑)、またよろしくお願いします。

ではでは、初秋の信州で、傷を癒して参ります(・・、)

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2006年9月20日

「武相荘(ぶあいそう)」

先週末、お天気も良かったので、出かけたその足で、”白洲次郎、正子夫妻”が、昭和18年から移り住み、その生涯を過ごしたと言われる、旧白洲邸、「武相荘」に行ってきました。

我が家からは車で30分ほどの、”鶴川”というところにあります。Buaiso3160

当時のまま、雑木林に囲まれたその邸は、初秋の空の下、”手入れの行き届き過ぎない”ゆったりとした落ち着きに包まれ、こじんまりと気持ちのいい空間でした。

白洲次郎、正子氏については、知っているようで知らないことがたくさんあり、私などは、何も知らないに等しいほどの前知識しかありませんでしたが、それでも、その生き方、暮らし方が、多くの人の心を引き付け、魅了した理由を、ここかしこから、感じ取ることができました。

著名人として、何か一つの肩書きを当てはめたり、枠でくくることは難しい、そういう人物であったのだと思います。

11月26日までは、邸内”秋の企画展示”になっており、その後は"冬の展示”に変ります。

展示の最後の部屋に、武相荘の持ち主でもある、娘さんの桂子さんが、この企画に寄せて書かれた、挨拶文を紹介しているのですが、その中にとても印象的な言葉がありました。

”<前略>父はガレージで大工仕事に励み、母は書斎で読書をする。<中略>二人の趣味(hobby)は異なっているように見えますが、趣味(taste)は多分に共通していたと思います。”

hobbyとtaste、そして、その違い。なんだか、とてもよくわかるような気がします。

hobbyとは、多くの場合、個人の中で完結するものだけど、tasteとは、他者との係わり合いの中で、初めて、それと自覚され、触れ合うことで、少しずつ変化してゆく、個性のようなもの。

夫婦って、tasteが似ていると、きっと毎日が楽で、飽きなくて、長く続けて行かれるものなのかもしれませんね。

また、冬になったら、是非もう一度訪れてみたいと思います。

自邸の離れを利用した”お茶処”も、なかなか素敵でありました(^-^)♪
*写真は、武相荘のHPより。http://www.buaiso.com/index.html

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2006年9月18日

新蕎麦を待ちわびて。

昨日は、久しぶりに、我が家のそば打ち職人が、仕事をしました(*^0^*)。十割そばでございます。

何と言っても、秋はやっぱり蕎麦が似合いますね。0917_1

我が家では、これまで、いろいろなそば粉を取り寄せて試してみましたが、今では、一つのところに落ち着きまして、諏訪湖の近くにある「高山製粉」というお店から、買っています。
http://www.takayamaseihun.co.jp/catalog-new.html

昨日は、その粉に加えて、これまた”お取り寄せ”の温泉水を使ってみましたところ、なかなか相性が良いようです。特にそばつゆが、本当に美味しくできました。

蕎麦は、職人の腕もさることながら、粉と水も大きなポイントになりますね。

”蕎麦の日”は、ともあれ、専属職人に任せっきりのため、私は、とてもらくちんで、それが一番おいしいとこかもしれません(^m^)♪

でも、後片付けが、ちょっと大変(・・)。

早く新そば出ないかな~。うしし。

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2006年9月15日

「海中2万7000時間の旅」

私は、海も山もどちらも好きです。でも、どちらが怖いか、というと、それは”海”です。

加えて、泳ぎがそれほど得意ではないこともあり、おそらく今後も、スキューバダイビングに挑戦するということは、まずないと思いますが、海の中の世界、海の中の生態系には興味があり、それをこの目で見てみたい、という欲求はあります。

ということで、今日は、以前から気になっていた、恵比寿の写真美術館に、中村征夫「海中2万7000時間の旅」を観に行って来ました。

中村征夫さんは、日本を代表する水中写真家の一人で、そのキャリアは40年。これまで海に潜った時間の長さが、2万7000時間(1125日)ということから、このタイトルがつけられたそうです。

会期が9月18日まで、ということもあってか、平日の昼にも拘わらず、たくさんの方が訪れていました。

展示作品は、大きく、カラーの部とモノクロの部に分かれていて、最初はカラー写真から見て行く順路になっていました。

正直なところ、このカラー写真の展示を見始めたときには、想像とはちょっと違うな、という印象を受けました。

私の中では、もっともっと迫力のある、もっともっと神秘的な写真を期待してたんですが、実際目にすると、やはり、広大な海中の一部、一瞬を、無理やり切り取ってしまった、というような、やや卑近な匂いの濃い写真のように感じました。(もちろん、その撮影が、命がけの素晴らしいものであるということは大前提で。)

で、なんとなく物足りない気分で、会場を回っていたのですが、カラーの部を終え、モノクロの部に立ち入った瞬間、思わず”これだ~!!!”と心の中で叫んでしまいました。0915

うーん、どう表現したらいいんでしょう。

とても不思議なのですが、モノクロなのに、カラー写真より、ずっとずっと臨場感に溢れていて、ずっとずっと迫力があって、ずっとずっと躍動感があるように思いました。

海の中がどんなに静かで、どんなに緊張感があって、どんなに穏やかで・・・・そういうことが、音や光や水圧として、ありありと実感できるような、そんな気がしました。

おそらく、”海中”という、とてつもない大自然の色彩を、そのまま再現することは不可能に近いものであって、その場合”色”という情報は、見るものに、返って余計なイメージを与えてしまうからなのかもしれません。

だからこそ、モノクロという、”光と影”だけの世界の方が、よりリアルに、より静謐に、より鋭敏に、見るものの感覚に訴えるのかもしれません。

ザトウクジラの実物大のモノクロ写真が、壁面一杯に展示されていましたが、それは物凄い迫力で、こんなのが、海中で、突然目の前に現れたら、それこそ、もう、我を忘れて虜になってしまうかもしれない、と思Fusaginpoいました。

ということで、今日は一日、モノクロの海中をさまよいながら、お魚になったワ・タ・シ♪なのでありました。

ま、なれるとしたら、さしずめ、ヒラメか、カサゴか、フサギンポ・・・あたりかいな。

*写真は、絵葉書(自宅撮影)と、フサギンポ(^m^)(電子図鑑より)。

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2006年9月14日

転ばぬ先の杖。

”秋”って、私、なんだかわかりませんが、やたら気力が漲ってしまう季節のようでありまして、ここのところ、あれやこれや動き回ってばかりです。

なんと言いますか、気持ちの上では、それこそ、”エネルギーが有り余っている”、とさえ感じる今日この頃。

まさに、あれもやりたい、これもやりたい、行きたい、見たい、聴きたい、食べたい、呑みたい!って感じでして。

でも、本当は、こういう時こそ、十分注意しなくてはいけない、とも言えます。

自分では、まだまだ行ける!と思っていても、体の方は、気づかぬうちに、結構消耗してる、という場合が多いもので。

それが証拠に、昨年、人生初の”ぎっくり腰”を体験したのも、丁度この季節でした。あの時も、やりたいことがたくさんあって、あれこれ欲張って動き過ぎた結果、そのツケが回って、ダウンしましたから。

なので、去年の二の舞とならぬためにも、今日は、行きつけの”整体”に行って参りました。転ばぬ先の杖、早目の策でございます。

この先生の元へは、通い始めて、かれこれ6年くらいになります。程度の差こそあれ、大体が、”気力>体力”、ということで、日々暮らしております私にとっては、最早なくてはならない存在とも言えます。

カイロプラクティックといっても、いわゆるボキボキやる、ハードな施術ではなく、なんとも心もとないくらいのソフトタッチで、まずは体の内側(内臓)から、調整していく、というやり方なので、体調全般を診て貰えるため、それがとってもいいのです。

で、今日の私は、と言いますと、先生いわく、”かなり弱ってますね・・・”ってことでした。なんだ、やっぱり。特に”脳みそ”が全然働いてないそうです(^0^;)。

あっれまぁ~。あっれまぁ~。そげなはっきり言わんでもね~。自分では、結構冴えてると思ってたんだけどね~(・・、)。

と言うことで、これからの過ごしやすい季節、ついつい無理をしてしまいがちですが、十分に体調を整えながら、”細く長く”、を忘れずに、次なる目標に向かって、一歩一歩前進して行きたいと思います(*^-^*)。

ともあれ、肝臓は無事でよかった~(^m^)♪

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2006年9月12日

ウグイスとメジロ。

昨日に続いて、野鳥の話を少々。

ウグイスとメジロ。

この二つの鳥、日常生活において、おそらく色々な場面で、混乱して用いられたり、区別をつけずに用いられていることが多いのではないかと思います。Mejiro3_1

何を隠そう、かく言う私も、結構いい大人になるまで、メジロのことをずっとウグイスだと信じていましたから^^;。 (写真上:メジロ、下:ウグイス いずれも転写可のHPからお借りしました)

確か、幼い頃読んだ絵本にも、ウグイスと称して、あの茶色がかった黄緑色の、”正しくはメジロ”と思しき鳥が描かれていた記憶があるし、よく、薬局の店頭なんかで、ホーホケキョと鳴いていた置きものも(あれは何だったの?)、やっぱり、メジロと思しき鳥だったような気がするし、そんなこんなで、私の中のウグイスは、いつしか、メジロに取って代わり、そのまま定着してしまっていたようです。Uguisu_1

で、野鳥に興味を持つようになって、初めて、自分がウグイスだと信じて疑わなかった鳥が、実はメジロである、ということを知ったわけです。あぁ、恥ずかしや。

で、思うに、その混乱を招いた原因の一つとして、”鶯色”というものの存在が、大きく関連しているのはないかと考えます。

現在、一般的に”鶯色”、という時には、所謂、メジロの色を差す場合がほとんどで、それが更に発展して、”うぐいす豆”とか、”うぐいす餅”とか、いっそう黄緑の鮮やかな、”春を象徴する色”として、用いられることもあるくらいです。

でも・・・・・本当の鶯は・・・。

写真の通り、所謂”鶯色”はしておらず、もっと茶色の強い、メジロとは全く異なる色をした、別の鳥なのであります。

では、鶯色って、そもそも一体どこから来たものなの?

ということで、いろいろ調べてみました。で、わかったことは、やっぱり、鶯色は、ちゃんと鶯から来ているのであります。

江戸時代、茶色が全盛を迎えていた当時、流行っていた色の一つで、今よりもずっと身近に飼われていた鶯を、人々は間近に観察し、そして、その色を好んで使ったそうなのです。

そして、現在でも、工業規格できちんと定義され、染色業界でも使われている正しい”鶯色”は、紛れもなく当時のまま、もともとの”鶯色”であって、現在では、わかり易くするために、”鶯茶”、として区別されることもあCol129_1る、写真のような色なのです。(きものくらぶ 色の広場 日本の色 より)

つまりは、現在一般的に使われるようになった”鶯色”が、本来の色からみれば間違っているわけで、それこそが、正しくは、”メジロ色”、と言うべき色、ということになるわけです。

ふ~うっ。どうかな~。上手く説明できたかな~。

まぁ、そうは言いましても、普段の生活においては、これからも、”ウグイス餅”は、”メジロ色”であり続けるわけで、そのおいしさは、少しも変らないわけで(^m^)、何一つ困ることはないのですが、せっかく、野鳥好きを通して、知り得た情報なので、ちょっと書いてみたくなりました。

勢い、季節はずれの、”春告げ鳥”の話題を持ち出すことになってしまいましたが、外では、今宵も鈴虫が、リンリンと鳴いております。

四季は巡りて、秋深し、ですね。

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2006年9月11日

嵐の涸沢カール。

昨晩は、ものすごい雷と雨でしたね。

ゴロゴロザーザーの轟音に、以前上高地に行ったときのことを、うとうとと思い出したりしていたら、知らない間に、夜が明けていました。

もう7~8年前になりますが、私、お盆の時期、3泊4日で、北アルプスは穂高岳に登ったことがあります。

と言いましても、運の悪いことに、思いがけない天候に当たってしまいまして、涸沢カールにテントを張った三日三晩、それはそれは、ものすごい暴風雨に見舞われることとなりました。

標高2000Mを超え、嵐をテントの中でやり過ごすというのは、体験してみると、これが実に恐ろしいものなのです。

夜になると、天候はさらに悪化しますから、寝ていたって、いつテントごと吹っ飛ばされるかわかりません。一晩中、耳を劈くような轟音が響き続け、一時も気が休まりません。

そうなると、緊張からか、夢の中でも、無意識のうちに、両手両足を突っ張って、テントの内側から、飛ばされないようにいろんなものを掴もうとするんですよね。

で、なんとか朝を迎えたと思ったら、今度は、シュラフの周りにたまった水を汲みだす、という、これまた地味な作業が待っていて。私の人生、”水溜りの中に寝た”という経験は、後にも先にもあのときだけです(笑)。

でも、一緒に行った夫に言わせると、テントが飛ばされなかっただけ、あれでも、まだまだ、ましな方だったんだそうです(^0^;)。

そんな嵐の夜を三日過ごし、結局、予定していた奥穂を目指すことはできず、四日目の朝、ようやくピーカンとなった青空を、それはそれは恨めしく眺めながら、泣く泣く下山したのであります。

あー、今思い出しても、本当に、なんという三日間だったんでしょう!

私は、そもそもが、鳥や植物を見たい一心で、山歴の長い夫に連れられ、ふらふら登っているような山でしたから、無謀と言えば、無謀だったのかもしれません。

結局、あの体験が引きがねとなり、以降、本格登山を完全引退いたしました(*^0^*)♪今は、もっぱらインドア自然愛好家でございます。

で、本当に偶然ですが、この週末、またまた「北アルプス自然図鑑」なるものを買ってしまいました。

野鳥や野草の図鑑は、既に持っているんですが、本屋で見ていたら、どうしてもほしくなって。 Zukan_2

なんといっても、これは、”花、蝶、鳥”が一冊にまとまっていて、しかも、花は色別に、鳥については、標高別に分けられ、それぞれの特徴を、指差し確認みたいに、”ココだよ”って、指し示してくれてるので、とってもわかりやすいんです。

ということで、お風呂の中で、これを眺めるのが、ここしばらくの、私の幸せとなりそうでございます~!

さて、また一週間、元気に過ごしましょう!

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2006年9月 8日

VIVAとんかつ(^0^)/♪

気づけば今日は、金曜日。

今週は、とある作業に没頭していたためか、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

ところで、そんな一週間、思いがけず、拙・掲示板が、”楽しいとんかつ談義”で賑わいまして、おかげ様で、おいしいとんかつ屋さん情報がいくつか集まりました。(最初にスレッドを立てて下さった、きよしさん、ありがとうございました。”馴染みの店”が、いつの間にか、”とんかつ”へ・・・・(*^^*))

つきましては、勝手ながら、ここで改めて情報を、まとめてお知らせしたいと思います~♪情報提供いただきましたみなさま、ありがとうございました♪

☆一太郎さんお薦め店:麹町「吉乃屋」

麹町駅すぐそば。店構えは普通なのに、味は絶品。特にソースかつ丼がスペシャル旨い!
http://tokyo.gourmet.livedoor.com/restaurant/info/305997.html

☆一太郎さんお薦め店:神保町「いもや」
Tonkatu2
とんかつなのに、どうして”いもや?”と思ったら、店のご主人が「私は田舎者のイモだから」ということで、「いもや」とつけたらしい。ゾウリのようなトンカツと、てんこもりのキャベツのカツライス(700円)がお薦め!
*いもやには、天麩羅の「いもや」もあるので、ご注意を!http://tokyo.gourmet.livedoor.com/restaurant/info/2304.html

☆Ganさん、ちとせさんお薦め店:伊豆下田 「とんかつー(はじめ)」

”あの” Ganさんが、食べ切れなかった!というほどのボリューム!
キャベツ、お味噌汁、ご飯、全てお代わりOK(いや、強制?!)の嬉しいサービスあり。
少なくとも、25年にわたって、同じ味、同じサービスを保ち続けているらしい!
http://homepage2.nifty.com/koaji/shokujitokoro/hajime/index.htm

☆さかたさんお薦め店:大井町「とんかつ丸八」

肉の旨さは当たり前!コロモ絶品!キャベツはシャリシャリ!
さかたさんは、ここのとんかつを食べて、立派なTonさんになったらしい(^m^)!
このお店も、30年以上続く老舗。
http://tokyo.gourmet.livedoor.com/restaurant/info/12724.html

いいですね~♪こうしてブログを書いているだけで、もうそのお店に行ったかのような気分になってきます(*^^*)!楽しいな~♪

お近くにお出かけの際は、是非チェックしてみてくださいませ。でもって、是非、感想もお聞かせください~!!

さてさて、我が家もそろそろ晩御飯の支度をしなくては~。とんかつのことばかり考えていたら、お腹が空いて、たまらんです。

でも、今日はとんかつじゃないよ~(^0^)/♪どうぞ、良い週末を~!

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2006年9月 7日

耳のいい人。

先日、テレビを見ていたら、”江利チエミ伝説”というのをやっていた。

その中で語られていた話によると、江利チエミは、英語は全く話せなかったけど、”英語の歌”は、それはそれは、素晴らしい発音で歌ったらしい。

その裏側には、もちろん見えない努力があって、若いころから進駐軍のベースキャンプで日常的に英語を耳にしていたこともあるけれど、言葉通り、レコードが擦り切れるまで、ひたすら、繰り返し繰り返しジャズを聴いて、自分にものにしていったそうだ。

そして、それと同時に、その努力を開花させるだけの、生まれ持っての”耳に良さ”もあったんだろう、と言っていた。

耳のいい人って、確かにいる。

聴いた音を正確に吸収し、それを自分のものにし、さらには自分の体を通して、再現、表現できる能力。

英語について言うなら、私も、”学校で習ったもの+α”程度には、読んだり話したりはするものの、いかんせん、発音だけはどうにもならない。

それが会話の手段であるならば、多少発音が悪くても、言いたいことさえはっきりしていれば、なんとか成り立つものだけど、こと”歌”となると、やはり”発音”は大切な要の一つになると思う。

時々、ネイティブではないのに、とっても綺麗な英語で歌う人をみかけることがあって、そういう時は、心から羨ましいと思う。

私も、洋楽を歌えたらな、と思う。でも、実際には、なかなか難しい。

なので、その分、できるだけ、新しいジャンルの音楽をたくさん聴いて、それを自Django作の”メロディーやピアノ”に乗せて、表現していけたらいいなと思う。

秋は、ゆっくり音楽を聴くのにいい季節(^-^)。

今日の一枚:「ジャンゴロジー」ジャンゴラインハルト

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2006年9月 6日

水のちから。

今日は久しぶりに雨ですね。雨だと、心なしか、お肌の潤いが増すような(・・)。

潤うと言えば、大人の体の約65%を占める水。これは、生きていくうえで欠かせないのは言うまでもありませんが、その成分が、体に及ぼす影響って、なかなかすごいものですね。

と言いますのも、先月の車山高原・野外ライブの際、思いがけず”水のちから”、というものを体感する機会がありまして。

ライブの朝、家を出るとき、実は私、ちょっとした頭痛に見舞われていました。所謂、偏頭痛というやつです。

頭痛持ちの私としては、この状態で40分歌えるかな、という不安はありましたが、それでも、楽しみにしていた高原ライブ、キャンセルすることは考えられず、ともかくも、行ってから考えよう、ということで、薬を持参の上、一路出発いたしました。

ですが、現地に着いたものの、やっぱり頭は痛いまま、むしろ、だんだんひどくなるような感じさえしました。

それでも、気持ちのいい高原の空気を吸えば、少しは良くなるんじゃないか、というかすかな期待を胸に、本番までの時間、深呼吸をしたり、コーヒーを飲んだり、マッサージをしたり、自分なりに体調を整えて過ごしていました。

そんなときです。

ふと、吸い寄せられるように、目に留まったのが、車山高原の湧き水、”天狗水(てんごんすい)”。

この湧き水、高原内に何箇所か、蛇口ができていて、誰でも自由に飲めるようになっているのですが、このとき、なぜだか私、無性にこの水を、飲んでみたい!っという衝動に駆られました。

で、その衝動に押されるがまま、まずは、一口二口、試飲を。

そしたらね、あらら、なんだかいい感じ。なんだかとってもいい感じ。体に水が、ぐんぐん吸い込まれていき、隅々まで行き渡るようなのです。

そこで今度は、空になったペットボトル満杯に水を汲んで、息も付かず、さらに一気にゴクゴクと・・・。

そしたら、そしたら、なんと不思議なことに、あんなに痛かったはずの頭が、嘘みたいに、どんどんと晴れて行くではありませんか!

あらびっくり!こんなことってあるのでしょうか?!そのみごとなまでの晴れ具合といったら、まさにあの日の天気のようでありました。

もしかしたら、単なる偶然だったのかもしれません。マッサージが効いたのかも知れません!

でも、ともかくも、あの時、何気なく飲んだ”天狗水”が、一つのきっかけとなったことは間違いないと思うのです。

あまり力説すると、怪しい健康食品を斡旋する人みたいですが(笑)、ともあれ、”水のちから”を、まざまざと実感する、自分にとっては、とても忘れがたい体験となりました。

おかげで本番は、本当にすっきりさわやかな気分で、歌うことができ、そういう意味では、まさに、”天狗水”に感謝感謝の一日だったのであります。

でも、その"天狗水”、東京ではどうにも入手できないんですよね~。今度頭が痛くなったら、是非もう一度試してみたいと思っているんだけどな。

さてさて、ここのところ、ブログやメールを拝見していると、体調を崩している方が多いですね。

ようやく涼しくなって、夏の疲れが一気に押し寄せる時期ですものね。どうぞ、くれぐれも無理をせず、季節の変わり目を上手に乗り切って下さいね。

私は、その後頭痛になることもなく、まぁまぁ元気に過ごしています(^-^)。

健康は、やっぱり大切です。おいしいものを美味ししと、楽しいことを楽しいと、そう感じられる心と身体があれば、なんでもできそうな、そんな気がします。

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2006年9月 5日

馴染みの店。

先週土曜日、所用で、久しぶりに夫と池袋まで出かけました。

今の場所、多摩地区に住むようになってからは、予定のない週末のほとんどは、車で出歩いてばかりなので、電車で揃って都内に向かう、というのは本当に久しぶりでした。

で、久しぶりついでに、昔よく行った、”目白のイタ飯屋”に行ってみよう!ということになりまして、思いつくままふらふらと目白で途中下車を。

実は我が家、もう10年以上前になりますが、山手線は駒込駅のすぐそばに、5年ほど住んでいたことがありました。

その当時は、若さバリバリ、今以上に食欲・酒欲(?)旺盛だったこともあり、よく、都内のあちこちを、安くておいしいレストランを探しては、食べ歩いていたものです。

で、その”目白のイタ飯屋さん”というのが、お気に入りのお店の一つだったのですが、何しろもう10年以上経っていますので、果たして、そのお店がそのままあるのかどうか・・・、全くわかりませんでしたが、ともかくも行ってみることに。

で、なつかしい路地を、半分期待に胸を躍らせつつ、そろそろと歩いて行きましたところ・・・。

うう(.・・、)。残念ながら、当時のお店は見当たらず、同じ場所には、代わりに、今風の、とてもオシャレなカフェがオープンしていました。

やはりね~。当然と言えば、当然です。

10年という歳月の中、ずっと変らずそこにあり続ける、というモノの方が、むしろ少ないのかもしれません。いずれにしても、昔馴染みのお店がなくなってしまうというのは、なんだかとても寂しいものですね。

そのイタ飯屋さん、駅からそんなに遠くないところにあった”スタジオーネ”っていうお店だったのですが、これが、本当に雰囲気がよくて、そしてリーズナブルで、何よりとっても楽しくおいしいお店でした。

本場イタリアのトラットリアみたいに賑やかで、厨房と客席がほどよく交わる感じで、その日のおすすめメニューを、店員さんが黒板に書いて持ってきてくれるのが、私はとても好きでした。

渡り蟹の季節には、本当においしいスパゲティーが出てきたのを良く覚えています(*^^*)。

市中の飲食店は、移り変わり、流行廃りが早いです。きっと何かの理由で経営者が変ってしまったのですね。残念です。

ところで、その目白は”スタジオーネ”の隣に、当時 ”とんかつフジ”という、超渋いとんかつ屋さんがありまして(^m^)、そのでっかい黄色い看板がとても印象的だったのですが、なんと10年以上経った今も、こちらはばっちり健在でございました(^0^)/。

すごいな~、いやホントすごいよ!

やっぱ、”とんかつ”は、時代の波に流されることなく、日本人の味覚と心を掴んで離さないのですね!とんかつの底力、ここに見たり!

ってことで、今夜はとんかつにしよう~♪これから買い物に行って来まーす。

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2006年9月 4日

倒錯~・・・?

今朝、目が覚めたら・・・なにやら見慣れぬ景色の中におりまして。一瞬、自分がどこにいるのかわかりませんでした。

でも・・・・よくよく考えたら、やっぱりいつもの我が家でありました 。

どうやら、寝ている間に、予想を超えた、大幅回転、平行移動をしたと見えて、思いもよらぬ場所で目覚めたようでございます(^0^;。

もともとあまり寝相がいい方ではないけれど、だからって、何もこんなに張り切らなくても~・・・・。

週末、あちこち動き回ったから、なんだかんだと疲れてたのかな~。

それにしてもね~(^-^;)。あぁ、びっくり。

・・・ということで、私の体は、夢の中でも、まだまだ夏の名残を追いかけておりますが、朝晩は、本当に、めっきり涼しくなりました。

日、一日と、気持ちのいい季節の訪れを実感します。秋の味覚も色とりどり、あちこちの店先で、おいしそうな姿をみかけるようになりました。

また一週間、元気に過ごしたいと思います(●^0^●)♪

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