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2006年11月21日

”東京国立博物館”

昨日は、久しぶりに、本当~にダメダメな一日でありました。

朝から晩まで、何をやっても空回り。ちょっとずつちょっとずつ、何かがずれて行って、最後はもうどうでにでもなれ~!!

ま、たまには、こういう日も、ありますね。昨晩、ぐ~っすり眠ったら、今日は元気になりました(*^-^*)♪

さて、過日ブログにも書きました、どうしても見たかった、下村観山『白狐』。1121

先週末、我慢できずに、東京国立博物館まで、見に行って参りました!!その実物たるや、想像以上にすばらしく、思い切って見に行って、本当に良かったです。

この、東京国立博物館、平常展だけの観覧だと、なんと600円ポッキリで入れるのですが、その展示内容の充実度から見て、この入場料は、実に安いと思います。

平常展と言っても、”本館”のほかに”平成館” ”表慶館” ”東洋館”などがあって、これら全てを見て回るには、多分一日じゃ足りないくらいの規模と密度なのですから。

我が家は、午後3時頃に入館しましたが、本館と表慶館を駆け足で見るのがやっとのことで、できることなら、もう一度ゆっくり全ての展示を見に行きたい、というのが率直な感想でした。

本館の日本ギャラリーは、”縄文時代から始まって、仏教美術、宮廷美術、水墨画、茶の美術、安土桃山・江戸の美術そして、明治・大正を経て現代へ”と、日本美術の流れを時代に沿って、ダイナミックな視点から鑑賞できるようになっていて、どれも本当に見ごたえのあるものばかりのため、一度に全て見て回ろうとすると、ちょっと疲れてしまうくらいです。

そして、お目当ての『白狐』。 その実物は、本館1Fの18室の一角に展示されていました。

その絵が、ぱっと目に入ってきた瞬間は、本当に感激でした。

森の中にぽつんと佇む狐の姿は、新聞で見た通り、とっても寂しくて、せつなくて、その背中と、白さだけが、ふんわりと浮かび上がるように描かれており、片や、森の構図もすばらしく、植物一つ一つの繊細な描写とは対照的に、左側一曲の半分以上には ”何も描かない”、日本画特有の”余白の美”の大胆さが見て取れて、それはそれは印象深いものがありました。

この『白狐』に限らず、横山大観の掛け軸にしても、”何も描かない”という画面の取り方こそが、日本人に受け継がれてきた、独特の感性の一つなのだな・・・、ということを改めて感じた次第です。

このほかにも、本当に数々の名品が展示されていて、中でも、高村光雲の老猿、江戸期の洛中洛外図(住吉具慶)は、かなりの見ごたえがありました。

予定では、展示を見た後、ゆっくりお茶して、上野公園を散策して・・・、などと悠長に考えてしていたのですが、なんのなんの、実際には、閉館のアナウンスに急き立てられるように、大慌てで、最後の表慶館を飛び出し、すでに暗くなった公園を、急ぎ足で帰路につき、家に辿り着いたときには、お腹がぺこぺこでありました。

今度は、また暖かい季節に、朝からのんびり出かけて、あれやこれや、見たり食べたり(^0^)、歩いたり、の一日を過ごしたいと思います。

*不忍池の近くにある、『旧岩崎邸庭園』もよさそうだったよ♪
*東京国立博物館:http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=X00/processId=00

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