楽器のパワー。
私、ここに白状いたします。
今年のクリスマス・イブは、なんとなんと、複数のイケメンと過ごしてしまいました~ 。
(* ̄∇ ̄)v ブイブイ~っ!!
・・・なんちゃって・・・・^^;。
実は、24日の午後、音源作成のための音合わせで、スタジオ入りをしたのであります。
お時間いただきました方々、本当にありがとうございました。
この日は、いくつかの録音予定曲に、ギター・ベース・ピアノ以外の楽器を入れるため、以前からお願いしていた、ある(アマチュア)ミュージシャンにも参加いただいて、これまでとは違った切り口から、新たな視点で音作りを進めていきました。
私の方から、予め、曲ごとにイメージしている楽器をお伝えし、それを元に準備いただいたのですが、いざスタジオで、実際に歌って、弾いて合わせてみると、これが本当に難しくて、自分の描いている世界が、なかなか見えてこないのです。
”見えてこない”と言っても、それがいったいどういう音なのか、いつものことながら、適当な言葉がみつからず、考えば考えるほどわからなくなり、正直なところ、最初は、かなり落ち込みました。
でも、参加メンバーが、その間、とても辛抱強く、そして丁寧に、一つ一つ絡んだ部分を解きほぐし、試行錯誤しながら、いろいろ鳴らしてくれて、そして、最終的には、予想もしていなかった楽器へと辿り着いたのです。
その楽器が登場して、私のピアノと歌に絡んだとき、私、歌いながら思わず ”これだ~、これだ~!”と叫んでしまいました。
それくらい、自分の気持ちにぴったり来る、そして、世界に溶け込んで行く、音色とフレーズが見つかったのです。
また、別の曲では、その方の判断で、”私が希望していたものとは違う楽器”で、アレンジを準備してきて下さったのですが、これがまた、本当にすばらしく、それまでどこか曖昧だった曲の世界が、一気に輪郭を際立たせ、膨らみ始めたような気がしました。
今回の音合わせで、とても強く感じたこと。
それは、自分がいかに楽器について素人で、勝手な先入観にしばられているか、ということです。
たとえ ”単体での音”がイメージできたとしても、それが自分の歌の世界に入って来た時、”どういう効果をもたらし、どういう彩りを添えるのか”、ということは、全く別の話であって、それこそは、たくさんの音楽を聴き、感じ、経験していないとわからないことなのですね。
本当に勉強になりました。
ということで、年末最終音合わせは、まさに、実り多き時間となりました。
そして気づけば、このような音作りを始めてから、なんだかんだと、もうすぐ一年が経とうとしています。
早いですね~、あっという間ですね~。びっくりします。
でも・・・・。
きっとこの一年は、いろいろな意味で、私にとって、この先進んでいくために、必要にして不可欠な時間だったのだと、自分で自分に言い聞かせています。
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