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2007年4月30日

VIVA 黄金週間。

G.W、いよいよ突入しましたね~。

今日もとっても気持ちのいいお天気です。

私の場合、毎日がG.Wと言っても過言ではない暮らしのため、取り立てて喜んでいる場合ではないのですが、それでも、やっぱり、まとまったお休みは嬉しいものです♪

G.W前半パートは、録音作業に取り組みました。

お忙しい中、まずは岩橋さんにお時間をいただき、かなり具体的に作業を進めることが出来ました。

しばらく、私の事情で、なかなか先に進めることが出来ずに居ましたが、心も新たに、再スタートです。

昨日は、早速、懸案の録音場所の問題に直面してしまい、検討課題は絶えないところでありますが、それでも、私としては、今回の作業を実践したことで、かなりの手ごたえを感じることができました。

何一つをとっても、全てが未知の作業なため、常に不安は付きまといますが、それでも、とにかくやってみる、そうすることで、次にやるべきことがまた見えてくる、そういうものだと信じて、一歩一歩進めて行きたいと思います。

今後とも、あらゆることを、体で感じて確かめながら、そして、それぞれのエキスパートのみなさんのお力を借りながら、作業を積み重ねて行きたいと思います。

さて!

明日から、6日まで、またまた帰省します。

今回は高速で帰りますから、渋滞がちょっと心配だな~。

でも、たくさん荷物を運べるから、車は便利なんですよね~(不用品は、実家へ~^-^;?!)。

ま、途中、大好きなパーキングエリアで美味しいものを食べながら、気長に走ろうと思います(私は、運転しないんですけど、ほほ^.^b)。

そして、戻ってきたら、いよいよ、待ちに待った音蔵ライブです。

2月以来のライブです。

とってもとっても楽しみです。

すごくすごーく、楽しみです。

早く歌いたいな~。早く歌いたいよ~。

気付けは、カレンダーは、もう5月。月日の流れは本当に早いものですね。

時間は、どんなに願っても、一瞬たりとも待ってはくれないけれど、その分、自分の中にも何かが確実に積み重なっていくはず。

これからも、いつか遠い日を振り返った時、あのときの自分がいたからこそ、今の自分があるんだと、そんな風に思える毎日を、過ごしていけたらと思います。

みなさまも、どうぞ素敵な休日を!

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2007年4月26日

然るべき場所を求めて。

0426今日は、久しぶりにスタジオで歌ってきました^-^♪

るんるるん。

録音のために使うスタジオをいろいろ探しているところなのですが、一つ候補に見つけていたところを下見ついでに一時間ほど。

それにしても。

とっても疲れました~。

一時間みっちり歌うと、こんなに疲れるんだっけ?

やっぱり、花粉でだいぶ体力消耗しているんだな。少しずつウォーミングアップしていかないと。

で、肝心のスタジオは、と言いますと・・・。

どうでしょう。

可もなく不可もなく、というところでしょうか。

生ピアノの録音で、いろいろ悪戦苦闘した経験からも、生楽器の録音に、空間環境が大きく影響することは身をもって感じていますが、いずれにしても、通常のリハーサルスタジオで、生楽器を録音することは、そう簡単ではないですね。(レコーディングスタジオは、高くてとても使えないし)

室内の吸音率や反射率などの難しい話以前に、何より、他の部屋からの音や振動の干渉がないこと、それだけでも、候補のスタジオがなかなかみつからないのです。

リハーサルスタジオって、大抵、他の部屋からの音漏れがあったり、ドラムやベースの振動が伝わってきて、なかなかこれだ!というところがないのですよね。

もちろん自宅等、プライベートな空間に、相応の環境を作って録音できたら、それが一番いいのでしょうけど、かと言って、”かのギタリスト2名”を、そのような空間に長時間拘束することは、それはそれで問題なのかと・・・(私はいいんですけど・・・ほほ^^)。

ということで、なんとか、音と振動の干渉がなく、適度な吸音、反射のある空間を、然るべき場所に探せたらと思って、頑張っています。(いっそのこと、高原のペンションなどで合宿するのはどうかしら。ほほほ(^.^)。それはもっと問題かしら。)

そして、その楽器の持っている、一番いい音を、なるべく素のままに、なるべく自然な形で録ることができたら、と希望は捨てずに一歩一歩です。

特に、コンデンサーマイクを使うとなると、本当に微妙な音まで全部拾ってしまうので、ここは一つ慎重に慎重に (自分の仮歌録音のとき、お腹がぐるぐる~っと鳴る音まで拾っていて、非常にたまげました(◎o◎))。

写真は、スタジオ帰りについつい買ってしまった鯛焼きです。

一時間歌ったら、も~ぉ大変。

お腹がすいてお腹がすいて、たまりまへんでした。

ということで、手前から2尾につきましては、既に私の胃袋の中で元気に泳いでおります。

ほほほ。

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2007年4月24日

気づき即行。

家事全般、どれも好きだし、力仕事も嫌いじゃない。

忙しいのも厭わないし、単純作業もそれなりに楽しい。

でも、でも、どうしても苦手で、ついつい後回しにしてしまうもの。

それは、ダイレクトメールの振り分けや、手続等・書類関係の処理全般(・・、)。

仕事をしている当時は、それなりにファイル管理もやっていたし、事務処理をそんなに面倒だと思ったことはなかったんだけど、個人の関係となると、話はまた別なようで、特に最近、これが億劫で仕方ない。

自宅に届くその手の封書で、明らかにただの勧誘と思しきものはすぐに捨ててしまうけど、一通り目を通さなくては、というものは、ひとまず一時保管の箱に入れて、そのうちやろう、そのうちやろう・・・・と思いつつ、気づけばどんどん先延ばしになってしまって、いざやろうと思ったら、締め切り間近で泡を食った、なんてことも何度かあった。

そしてとうとうつい最近、本当に一つ大きな失敗をしそうになって・・すごく反省した。

いつかやろう、いつかやろうは・・・結局やらないのと同じなんだよね。

私の場合、ことのほか、好きなことと嫌いなことがはっきりしているから、嫌いなことは、気合の一手、一気呵成に片付けてしまわなければダメなんだ。

気の乗らないことをやるのは、とてもしんどいけど、後からやるのは、もっとしんどい(いずれにしても、そんな大したことじゃないし)。

ということで、今日は一日、机に向かってあれこれ記入し、あちこち電話して、歩き回って、たまっていた手続き事項を片付けて来た。

そしたら、なんだかすごくすっきりした。

やっぱり、どんなことも、一つところに溜め込んではダメなんだね。

どんなことも、風通しよく、流れを止めてはダメなんだね。

気づき即行。

まさにそれ。

一方、冬物の片付けとか、部屋の模様替えとか、そんなことは好きだから、こっちは早くやり過ぎて、ここのところの寒さに、着るものがなかったり、部屋が妙に涼しげだったり。

もしかして、それで風邪引いたのかな?

どっちにしても、この性格。

せっかち・ずぼらは、これからも長い付き合いになりそうだな~。

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2007年4月22日

知恵熱δ(⌒~⌒ι)?

0421a

いんや~、びっくりしました。昨晩、何を思ったか、私、突然の高熱に見舞われ、意識朦朧となりました。

いんや~、久しぶりに疲れました。

でも、今朝はすっかり熱も下がり、食欲全開でございます!

一体これは、なんだったのでありましょうか。0421b

何がなんだか良くわかりません。

昨日の朝は天気も良かったし、早起きをして近所を散策。

散策ついでに、地元では有名な卸売り市場まで足を伸ばし、週末恒例の朝市で、鮮魚など入手して喜んでいましたところ、午後からだんだんだる~くなってきて。

そういうこうしているうちに、ぶるぶるっと寒くなってきたと思ったら、いきなり体温計は39度に達しており、私、目を丸く致しました(◎o◎)。

インフルエンザにしては、発熱期間が短いし、ただの風邪にしては、高熱だし、なんだかワケがわかりませんが、いずれにしてもすぐに治って、本当に良かったです。

・・・・まぁ。

ここのところ、気候も少々落ち着かないし、たまには体も駄々をこねたくなるのでしょう。

こうやって、一気に疲労を吐き出すことで、体もバランスを保つものなのでしょう。

それにしても、この回復ぶり。

我ながらすごいものです (* ̄ー ̄)v。

昨晩39度の熱があったとは思えない食欲。

昨日の夜、食べられなかった分を取り戻すかのように、朝からがっつりお腹を満たしました。

今日は一日おとなしくしているよう、外出禁止令が出ておりますが、そう言いつつも、夫は仕事に行ってしまいましたし、つまらないから、一人でぶらぶら出かけちゃうもんね~。

でも、やっぱりちょっと、ふらふら~。ふらふら~。

*写真は、昨日の朝の散策時に撮影。この頃はなんでもなかったのにな~。

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2007年4月19日

小さな幸せ♪

0418a

ここのところ冴えないお天気が続いているせいか、気持ちもちょっぴりトーンダウンの私です。

そんな中、嬉しい出来事を発見しました。

我が家のカランコエ、只今、着々と花を咲かせているところですが、花の終わった部分を切り戻すとき、”試しに”、と、思い切り狩り込んでみましたところ(相変わらず、植物には厳しい^^q)、凄いものですねぇ、ちゃーんと葉っぱが出来きたのです。

こういう身近な生命力を目の当たりにするとき、たまらない喜びに包まれます。

この季節は特に、伸び盛り、育ち盛りの時期ですから、植物も、パワーを発散したくて仕方ないのでしょう。

写真の葉っぱ、かなり接写しているので大きく見えますが、一枚一枚は、ほんの2~3ミリ程度のもの。

ついつい見落としてしまいそうなくらいのかわいらしさですが、生まれたての緑というのは、実に瑞々しく、そして美しいものですね。

いや~、私も、頑張らなくては!

時には厳しい環境にあってこそ、人間も底力を発揮できるものなのかもしれません。

明日は、晴れるといいな。

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2007年4月18日

MA・GO・KO・RO

何年経っても色褪せない。

歌う度に新しい。

そんな歌は、一体どんな歌だろう。

色鮮やかな恋の歌、涙こぼれる悲しみの歌。

誰もが自ずと感じ得る、誰もが心を寄せられる、普遍性を持ち合わせた詞とメロディー。

描かれる情景は、やがて溶け出し、日常から非日常へと、ゆらゆら揺れて、行ったり来たり。

紡がれる感情は、言葉の糸を、手繰ってみたり、放してみたり。

でも。

それだけじゃ、きっとダメで、それだけじゃ、何かが足りない。

誰にも真似のできない、その人だけが与えられる、感性の一滴。

その一滴が落とされて、初めて求める歌になる。

感性は、その人自身の生き方、有り方、歩き方。

作ることも、歌うことも、聴くことも、歌は皆、人の営み。

人が粗末であったなら、生まれる歌も、きっとぞんざいになる。

人に魅力がなかったら、生まれる歌も、きっといつか飽きられる。

何年経っても色褪せない。

歌う度に新しい。

そういう歌は、感受性と言う名の”真心”を知る、そういう人だけが歌えるものなんだと思う。

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2007年4月17日

インドア野鳥の会。

今年こそは、今年こそは、夏になったら是非見てみたい!と心に決めていた、日本最小の野鳥『キクイタダキ』。

ここ何年も、ずっと心惹かれていて、その姿を図鑑やネットで眺めては、一人幸せに浸っておりましたが、いよいよ暖かくなってきたし、どこに出かけたらいいか計画を立てようと、先日、改めて野鳥図鑑を開いてみたところ、なんとびっくり、よくよく見たら、キクイタダキは、冬鳥なのでありました。

が~~あぁ~ん。

ショックです。

自称、”インドア野鳥の会・会員”の私としたことが、なんという手痛い見落としでありましょうか。

今年こそは、今年こそは、この目で見ようと決めていたのに~。

ということで、また一年、図鑑を眺めて待たなくてはいけなくなりましたが、せっくなので、ここに簡単な紹介を。

<キクイタダキ>Kikuitadaki

スズメ目・ヒタキ科・ウグイス亜科
体重5グラム、体調10センチ

漢字で書くと、『菊戴』
頭のてっぺんに、菊を載せたみたいに、黄色い部分があることから、この名がついたとのことです。

写真は、Wikipediaから。

この他にも、野鳥好きな方のHPで、とても素晴らしい写真をたくさん紹介しているので(できることなら掲載したいところですが、そうもいかないですね)、是非、検索して見てくださいね。

私は、”お気に入りフォルダー”にいくつか保存して、時々眺めては、PCの前で、ニマニマしております(^-^)。

”食べてしまいたいほど、かわいい!”という言葉がピッタリな、そんな愛らしさに満ちた野鳥、キクイタダキ。

実際、この大きさなら、私、一口で頭からパクっと行けちゃいそうだしなぁ(^~^)♪

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2007年4月13日

電子頭脳vs人間。

将棋の世界の話を少々。

先月21日に行われた、将棋ソフト「ボナンザ」と渡辺明竜王(22)との公開対局。

将棋ソフトが、ハンディ無しでトッププロと勝負するのは、将棋の歴史上初めてということで、大変注目された対局だったそうです。

結果は、渡辺明竜王の勝ち。

中盤まで「ボナンザ」優勢の展開だったのが、終盤、その「ボナンザ」に極めて人間らしい見落としがあって、結局、渡辺明竜王が勝勢を固めたというのですから、おもしろいものですね。

しかもこのソフト、1秒間に400万局も読めるすごいものだそうで、そのソフトが人間に敵わないのですから、人間の脳は、まさに神秘とも言えますね。

一方転じて、囲碁の世界。

碁盤は19X19の広さで、その変化は10の360乗と言われているそうです。

10の360乗。

こうして数字だけ見ていると、それがどれほどの数になるのか、全くピンと来ませんが、なんでも『1ミリの厚さの紙に、1つの碁形の変化を書いた場合、10の40乗で、その紙を重ねた厚さが、銀河を横断。つまり、10の360乗とは、無限と言っていい』数字なのだそうです。

う~ん、すごい!本当にすごい!

私は残念ながら、将棋も囲碁もできませんが、人間の脳は、数字では表し切れない、まさに無限の可能性を秘めているものなのですね。

恐るべし、human potential!

”物忘れ、ど忘れ、うっかりミスに思い違い”。

そんなものばかりに、日々翻弄されているようではつくづくダメだな、と己を省みながらも、今宵もまた、グラス一杯のビールに始まって、アルコールの楽しき誘惑の前に、そのpotentialを確実に失っていく、私の脳細胞たち、なのであります。

どうぞ良い週末を!

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2007年4月10日

2代目。

0410a 私、以前からずっと、フローリングのある家に住むようになったら、どうしても買いたいと思っていたものがありまして。

それは、何を隠そう ”部屋履き” というやつなのであります。

え~、もっとカッコよく言いますと、いわゆるその、”ルームシューズ”というやつであります(そんまんま、ですね)。

写真の部屋履きは、2月以来の2代目になります。

1代目は、既におせんべいみたいに、踵の部分がぺちゃんこになってしまいまして、履いても履かなくても、あんまり変らなくなってしまったため、春夏用の涼しげな様子のものを購入いたしました。

ま、いうなれば、私がいかに日長一日、家の中を走り回っているかを物語る一品とも言えるのでございます。

で、写真の部屋履き。

あるお店で、値下げ品として売られておりまして、お値段ずばり800円!

私としては、なかなか良い買い物ができたと喜んでいたのですが、これ、実は、帰路のバスの中に、ついうっかりと置き忘れてきてしまいまして。

家に戻り、慌てて、バス会社に連絡しましたところ、運転手さんがちゃんと保管していてくれたことがわかって、ひとまずほっと胸をなでおろしました。

で、早速翌日、バス会社の事務所まで取りに出向いたのですが、その交通費が、悲しいことに700円もかかってしまいまして。

なんだか、虚しいお買い物になってしまったような、しまわないような・・・。

でも、ちゃんと届けてくれた方がいたというは、とっても嬉しいですね。

それにしても、電話で対応してくれたバス会社のおじさん。

「忘れ物は何ですか?」

と聞かれたので、

「えっと~○○○(店名)の紙袋に入った~・・・」

と、私が言いかけた途端

「あぁ~、スリッパね~。スリッパ、スリッパ。ありますよ、届いてますよ、スリッパ。」

って、嬉しそうにスリッパを連呼するのは止めてください!

これ、スリッパじゃないんです!ルームシューズって言うんです!私がずっと憧れていた、ルームシューズって言うんです~!!

と、心の中で反論しつつも、

「はい、スリッパです(・・、)。ありがとうございます。」

と、電話口であっさりと答えてしまった、ある春の日の私なのでありました。

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2007年4月 9日

春の日に想う。

私は多分ここのところ、いろんなことが惰性になっていて、”いつも通りの毎日が繰り返されること”、”昨日と同じ今日が来ること”の素晴らしさ、有り難さに、目が行かなくなっていたのかもしれません。

そしてその分、周囲に対する感謝の気持ちや、優しい気持ちを失っていたのかもしれません。

悩んだり、迷ったり、焦ったり、自分を責めたり、後悔したり、恐れたり。

そういうことは、いつだって、誰にだってあることで、とても自然なことなのに、それが”自分のことでない”からと言って、ついつい頭で考え、ついつい頭で解決しようとしてしまう。

誰かの気持ちを、心の力で理解する、そういう大切なことを忘れていたのかもしれません。

感情におぼれない冷静さも、もちろん時には必要ではあるけれど、でも、本当に苦しんでいるとき、本当に立ち尽くしているとき、人は、励ましより何より、その気持ちをわかってほしいもの、そして共感してほしいもの。

陥っている気持ちの、ほんのわずかでも、”わかってもらえたと感じたとき”、それが何よりの力になって、次の一歩を踏み出せる。

きっとそういうものなのですよね。

そんな当たり前の優しさに、ようやく気づいた、4月のささやかな週末なのでありました。

「強さは優しさ。

優しさは強さ。

強さと強がりは、似て非なるもの。」

本当の優しさを知るために、人はたくさんの弱さ・脆さを経験し、人生は、おそらくそのために繰り返され、そして続くものなのかも知れませんね。

さてさて、月曜日から、ちょっぴり凹んでしまいましたが、そんな週末、クスクスっと笑いたくなる(^m^)、Happyなこともありました♪

0408a

写真の中の、双子の玉子。

見た目はとても小さな玉子だったのに、茹でてみたら、あらまぁびっくり!

元気な黄色を眺めていたら、なんだか嬉しくなってしまいました。

双子の玉子にパワーをもらって、今週も楽しく過ごします^-^。

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2007年4月 4日

無駄の意味。

ある、新聞コラムを読んで。

『駄』とは、馬に積んだ荷物のことで、左右振り分けて取り付けるため、2つで一駄と言うそうです。目方は片側最大18貫。つまりは一駄で36貫(135キロ)。凡そ、成人男性二人分というところでしょうか。

「荷をつけて、運んで行けば駄賃になる」

「荷をつけない空馬ならば、いくら歩いても稼ぎは無し(それでも馬は腹をすかせて飯を食う・・というところから、【無駄飯】という言葉が生まれたそうで)」

「駄賃とは、馬が運ぶ荷物の運び賃」

昔の人は、荷物がなかったら、”空の籠でもつけていけ”、”道に落ちているもの、何でもいいから運んでいけ”、”落ちているもの、なければ盗んででも持って行け”と言い、空馬を曳くことを大変恥じたということです。

とは言え、本当に盗んだら、泥棒になってしまうので、どうしても運ぶものがないときは、行きがけに土手にぶら下がっている南瓜を蹴飛ばして道の方に転がし、帰りにそれを拾って運んだ、なんてこともあったらしいです。

【無駄飯】のほかに、”無駄”のつく言葉と言えば。

【無駄骨】、【無駄口】、【無駄話】、【無駄働き】、【無駄遣い】。

荷物をつけない往来は、馬にとっては、ありがたい話だったに違いありませんが、”空馬を曳くような人生だけは送るな”という、先人の教えもあるようで、使う側と使われる側の都合は、いつの時代も、なかなか一致しないものですね。

さて、自分のこれまでを思い起こしてみると。

無駄に走って、無駄に転んで、無駄に笑って、無駄に迷って。

”空馬”疾走の往来を、数え切れないくらい繰り返し、その度に、自分の運ぶべき大切な荷物を、どこか知らない場所へと、置いて来てしまったような気もします。

でも。

「道すがら
 切符と引き換え
 置いてきた

 荷物の中身は
 何だろう」     (岩橋さんのブログより:私の最も好きな、岩橋一句です)

時には、荷物を下ろして”無駄”にする。 そういう潔さも必要なのかもしれません。

おそらく、一つの人生を貫いていく上で、そうした”無駄”と思える時間こそが、力となり、希望となり、後から振り返ったとき、最も輝いて自分の心に蘇る、そういうものなのかもしれませんね。

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2007年4月 2日

春なのに♪

先週は、春があまりに駆け足でやってきて、その勢いに、ちょっと気持ちの付いていかない私でしたが、今週からは、またじっくりゆっくり、自分の中で暖めていたアレコレをスタートさせ、進めて行けたらと思っています。

・・・と言いながら、急用にて、水曜日まで留守になります(・・、)

人の暮らしには、いろいろな事が起きては消え、消えては生まれ、自分の前を通り過ぎて行くけれど、それもみな、生きていればこそ・・・ですね。

春のスピードが一段落したら、私は、歌を歌いたいのであります。

ありったけの思いを乗せて、歌を歌いたいのであります。

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