2代目。
私、以前からずっと、フローリングのある家に住むようになったら、どうしても買いたいと思っていたものがありまして。
それは、何を隠そう ”部屋履き” というやつなのであります。
え~、もっとカッコよく言いますと、いわゆるその、”ルームシューズ”というやつであります(そんまんま、ですね)。
写真の部屋履きは、2月以来の2代目になります。
1代目は、既におせんべいみたいに、踵の部分がぺちゃんこになってしまいまして、履いても履かなくても、あんまり変らなくなってしまったため、春夏用の涼しげな様子のものを購入いたしました。
ま、いうなれば、私がいかに日長一日、家の中を走り回っているかを物語る一品とも言えるのでございます。
で、写真の部屋履き。
あるお店で、値下げ品として売られておりまして、お値段ずばり800円!
私としては、なかなか良い買い物ができたと喜んでいたのですが、これ、実は、帰路のバスの中に、ついうっかりと置き忘れてきてしまいまして。
家に戻り、慌てて、バス会社に連絡しましたところ、運転手さんがちゃんと保管していてくれたことがわかって、ひとまずほっと胸をなでおろしました。
で、早速翌日、バス会社の事務所まで取りに出向いたのですが、その交通費が、悲しいことに700円もかかってしまいまして。
なんだか、虚しいお買い物になってしまったような、しまわないような・・・。
でも、ちゃんと届けてくれた方がいたというは、とっても嬉しいですね。
それにしても、電話で対応してくれたバス会社のおじさん。
「忘れ物は何ですか?」
と聞かれたので、
「えっと~○○○(店名)の紙袋に入った~・・・」
と、私が言いかけた途端
「あぁ~、スリッパね~。スリッパ、スリッパ。ありますよ、届いてますよ、スリッパ。」
って、嬉しそうにスリッパを連呼するのは止めてください!
これ、スリッパじゃないんです!ルームシューズって言うんです!私がずっと憧れていた、ルームシューズって言うんです~!!
と、心の中で反論しつつも、
「はい、スリッパです(・・、)。ありがとうございます。」
と、電話口であっさりと答えてしまった、ある春の日の私なのでありました。
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