お盆の収穫。
昨日の昼前、無事に東京に戻りました。
今年は、やっぱり異常気象なのでしょうか。
いつもは朝晩ぐっと涼しい信州さえも、思ったよりも気温が下がらず、睡眠貯蓄・体重貯蓄、ともに微増のまま、猛暑の我が家に戻って参りました。
写真は、今朝のベランダで採れたゴーヤとピーマンです。
酷暑の中、なけなしの水を吸い上げながら、なんとか持ちこたえてくれたことを思うと、収穫するときは、ついついねぎらいの言葉をかけたくなりました。
振り返れば、今年のお盆は、のんびりできたような、慌しかったような、なんとなく心落ち着かぬお休みになってしまいましたが、そんな中、嬉しかったのは、かねてからずっと気がかりだった”山”の所在を、この目でしっかり確認できたことです。
”山”と言っても、小さな山の、小さな土地。
父が、祖父から譲り受けたものですが、父が他界した際、名義を姉と私に書き換えたものの、それが一体どこにあるのか、残った家族は誰も知らないため、唯一の頼りである叔父に、いつか機会を設けて、教えてもらわねば・・・と、ずっと心に留めていたのです。
そして今回、あれこれ事情が重なって、たまたま叔父の家を訪れることになり、ようやくその山の在り処を知ることができました。
”山”というからには、何か険しい様子を想像していたのですが、実際には、とても身近な小さな土地で、以前はなんでも、タラの芽や、マツタケなども、豊富に採れたのだそうです。
でも、長い年月の中、知らない間に誰かが入って乱獲したと見え、今はどちらも絶えてしまったとのこと。
タラの芽好きの私としては、残念でなりません!
また、叔父によると、頂上に至る尾根伝いの道もあるようなので、今度あらためて、ゆっくりと訪れ、おにぎりを持参して登ってみようと思います。
叔父も、なんだかんだと80も半ばの高齢であることを思うと、もしかしたら父が、この時期、この機会を与えてくれたのかなと、そんな気配を感じながら、山の入り口に立つ、小さな鳥居に頭を下げて帰ってきました。
さて!
今日から、またいつもの毎日です。
この暑さも、もうしばらくとの予報なので、野菜とともに、なんとか元気に乗り切って、録音の続きと、仙台歌会の準備に奮闘しながら、楽しい9月を迎えたいと思います。
そしてまた、涼しくなったら、ライブも少しずつやれるといいなと思っています。
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