平和に心を傾けて。
3月10日の東京大空襲、8月6日の広島・原爆の日、8月9日の長崎・原爆の日、そして8月15日の終戦記念日。
この日は、ささやかながら、家事の手を止めて、その時間、黙祷することにしています。
今日は、広島の原爆投下から62年。
今朝は、その式典の模様をテレビ中継で見ていました。
正直に言うならば、私自身、戦争を身近なこととして、心を傾けるようになったのは、20代も後半の、随分といい大人になってからのことです。
そして、そのきっかけは、義父母との出会いでした。
終戦が、あと一日ずれていたら、九州で海軍兵として戦地に赴いていたはずの義父。東京大空襲で焼け出され、目指していた薬剤師の道を絶たれ、家族を亡くした義母。
帰省の際、機会あるごとに、お酒を飲みながら、義父母から、戦争というものが、庶民の暮らしを、どれほどコントロールしていたか、庶民の暮らしをどれだけ狂わせていったか、ぽつりぽつりと語り聞かせてもらううち、私自身”戦争”は、決して過去のものではなく、今も多くの傷跡を残しているものなのだということを、少なからず、心でも理解できるようになりました。
多分、それまでは、どこか触れていはいけない話題、どこか正面切って考えることがはばかられるような気持が、自分の中にあったと思うのですが、少しずつ、少しずつ、身近な家族の心情やエピソードに触れるうちに、戦争とは、それを繰り返さないためには、体験したことのない私たちこそが、自分のこととして知っておかなければならない歴史なのだと、強く感じるようになりました。
”一国の平和を願う”
言葉の上では簡単だけれど、一体どれほどの人々が、心からそれを考えているのか。
たくさんの自戒を込め、世界にあって、日本が唯一の被爆国であることを、今一度胸に刻みながら、今朝の式典で語られた、広島秋葉市長の平和宣言と、広島市の小学生代表の平和への誓いの言葉を聞いていました。
さてっ!!
またまた一週間が始まりましたね。
暑い毎日が続きそうです。
実はさっき、そんな義父母から、安曇野の野菜と、25本ものとうもろこしが、宅急便でどーんと届きました!
今年最初のとうもろこしです。
只今、3回に分けての”モロコシ蒸かし”を実施中。
朝から汗だくだくの私です。
でも、赤・黄・緑と、色とりどりおいしいものに囲まれて、パワーは満載。
睡眠不足もなんのその。
夏ばて知らずの、元気な一週間を過ごせそうです^-^。
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