ささやかなる一歩。

７月の終わりに、土台作りの手術をした母の耳に、今日、ようやく、新しい骨導補聴器が取り付けられました。

まぁ、いろいろあった３ヶ月。

ようやくこの日がやってきたか、という感じです。

私も帰省して、付き添おうかな、と迷いましたが、あまり騒ぎ立てても仕方ないので、ここは一つ姉に任せ、じっくりこちらで待機することに。

さきほど連絡があり、なんとか予定通り無事に装着し、多少なりとも会話が出来る程度に聴力が出たようです。

良かった良かった。

ひとまずほっと胸をなでおろしました。

もしかしたら、思ったほど成果の出ないこともあるかもな・・・と、正直不安もありました。

手術後も、母の聴力は、ひたすら低下の一途を辿り、頭鳴もおさまることがなかったため、一人では、ほとんど外出できない状態が続きました。

近頃では、”こんな毎日は嫌だ嫌だ”と駄々をこねるメールばかりが送られ、私もなかなか気の休まることがありませんでしたが、これでまた、多少なりとも、社会生活に復帰できればなぁと、ささやかなる期待を抱いているところです。

決心するまでは随分迷ったけれど、思い切って手術をして良かったなと思います。

と同時に、運良く、そのような選択肢に恵まれたことに、ともあれ感謝しています。

もちろん、これで不自由が無くなったというわけではありませんし、またいろいろ新たな問題も生じて来ると思います。

それはそのとき。

一つずつ解決していくしかありませんよね。

生きていると、つくづくいろんなことがありますな～。

思うように行かず、落ち込むこともたくさんありますが、でも、そのときできる最善を尽くすことで、なんとか道は開けるもの。

ということで、今宵は、ちょっとだけ、お酒を呑んじゃおうかな～。

・・・でも、一人はちょっと淋しいな～(･･､)。

誰か遊びに来ないかな～。

夫は、今日も遅いんだよ・・・。

・・・ネギは無いけど、やっぱり一人で呑んじゃう鴨よ～！