怪奇現象~?
今日の雨で、紅葉もそろそろ終わりに近づきそうですね。
色づいた葉っぱは、木々の彩りとしてはもちろんのこと、落ちたばかりの姿もとても美しいものです。
枝にあったときとはまた違った色彩のコンビネーションが生まれたり、踏んだらいい音がしそうな、空気をたくさん含んだ優しい暖かさにも惹かれます。
そうした場面をモチーフにした、東山魁夷の『行く秋』という作品。
とても好きです。
今週は、音蔵準備&録音作業を進めています。
月曜には、ある曲の歌入れに行ってきました。
歌入れは、私の場合、体調や気分と大きく関係するので、なかなか実行できないのですが、なんとなく、”この日にしよう!”、という直感が働く時があって、それに従ってスタジオに行って参りました。
しかしながら、本当に難しいものです。
あんなにたくさん歌っても、なかなかこれだ!というものが録れないものですね。
歌っているときにはいいと思っても、あとから聞き返してみると、どうも気持ちが感じられない・・・というものがほとんど。
やっぱり録音は、何度も聴いてもらいたいし、耳から入る音だけが、その曲世界の担い手になるので、生演奏以上に、”音や声”から発する”味わい”の部分を大事にしなくては、と思います。
そんな中でも、このテイクで行きたいな・・と思ったものがみつかって、ともあれそれで進めようと決めたのですが・・・。
よりにもよって、そのテイクに、なんとも不思議な現象が~・・・・。
なんとも理解不能な現象が~・・・・。
なぜにそんなことが~・・・。
詳しいことは内緒ですが、どうにも身に覚えのない、奇妙な現象が生じていたのであります。
録音って、”聞えるはずのない声が聞えたり・・・”などという噂を、時々耳にしますが、まさかそんなことでは・・・ないよね~(汗)。
ドロドロロ~ン。
ただいま師匠に相談中なのであります。
私のことですから、MTRの操作で、何か変なことをしでかしたのに違いありません。
まだまだ作業は続きますが、それでもここのところ少しずつ、CD作品として、その”全体像”にまで、思いが及ぶようになりました。
そういうことを考えるのは、とても楽しいです^-^。
タイトルは?ジャケットは?
気持ちの中では、また一歩前進!という感じです。
・・・と言いますか・・・。
よく考えてみたら、本来は、そうした”全体像があってこそのスタート”が正しい道筋ですよね。
私の場合、2年もかかってしまった。
どれほど怖いもの知らずの見切り発車だったか・・・
・・・ということに、改めて気づいた、2007年・冬、なのでありました。
遅過ぎ~。
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