日々是、うた。
この静麗な朝の この山峡の空の静けさ・・・
空しいひと日 しかし楽しいひと日・・・・ (三好達治に触れた新聞コラムより)
正月の帰省は、終わってみると、ふとそんな気持ちになることがあります。
ふるさとで、家族が集まれる喜びと、凛とした空気が、自分を叱咤する緊張感。
その一方で、東京での毎日を恋しく思う自分。
その両方に向き合いながら、それが一体どこから始まっているのか。
その足元を、改めて見つめ直して帰ってきたように思います。
そして、少しずつだけど、確実に変わって来た自分を感じています。
一年前の正月は、相変わらず不安の方が大きくて、まだまだたくさんの迷いを抱えていました。
どこに向って進めばいいのか、何を探して進めばいいのか。
もちろん、それは今も同じ、わからないままです。
でも・・。
”わからなくてもやりたい” ”わからないからこそやりたい”
目の前の、そしてずっと遠くの、一つ一つに向って、とにかくやれることをやり続けたい。
そういう気持ちが生まれてきています。
人生は、なんて短いものだろう。
それを思う毎日です。
60年でも90年でも、それは大して変わらないもの。
人が生きた軌跡は、終わってみれば、おそらくどれも同じところに戻って行く。
終わってしまえば、あの人の人生も、私の人生も、きっと思うほどには違っていないもの。
だからこそ、生きている間、その一日一日を自分の中でちゃんと確かめて行きたい。
月並みではありますが、心からそう思う、2008年初頭です。
さて!
今週末は、今年最初の音あわせです。
今からとても楽しみです^-^*。
時間をみつけて、しっかり準備をしなくては。
七草粥ならぬ、”小松菜間引き・若菜粥”を食べて、また元気に邁進していきたいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。
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