貫くこと、柔らかきこと。
美しすぎて、君が怖い~♪
そんな眩しいほどの富士山が、今朝も眼前に佇んでおります。
先週金曜日、浜田真理子さんのライブに行って参りました!
予想以上に素敵な”人柄&歌”に、ワタクシ、ますます惚れてしまいました(;-;)。
あっという間のひとときではありましたが、まるまる1時間、アンコールも含め、10曲も歌ってくれました。
瞬きするのも、惜しかったです。
実物の真理子さんは、思ったよりもずっとずっとかわいらしくて優しくて<私の中では、おっかないイメージが先行しておりましたゆえ(汗)>人として、女性として、本当に輝いておりました。
あの”声”は、あの”落ち着き”は、一体、どこから生まれて来るのでしょう。
たった一人舞台の上、グランドピアノと向き合う真理子さん。
”私の歌を聴いて、私の歌を受け止めて・・”
そういう気負いや主張が、全くと言っていいほど感じられず、本当に楽しそうにゆったりと、ただ歌いたいから歌っている。
ただ、歌があるから歌っている。
そんな柔らかい空気が、終始舞台を包んでいたように思います。
一方会場は、そんな真理子さんのペースとは裏腹に、曲を追うごとに引き込まれて行く。
私は、早目に到着した甲斐あって、最前列に座ったためv(^-^)v、他のお客さんの姿は見えませんでしたが、背中に押し寄せる拍手のパワーが、着実に、強く長くなって行くのを感じました。
真理子さんのライブは、真理子さんが、”歌と暮らしに貫くスタイル”そのまま。
故郷・松江の風をふわりと纏いながら、日常の延長に、気負い無く生み出される非日常。
ピアノも歌も、ものすごい実力なのに、その7割くらいを、ポンとどこかに置いたまま、残り3割で、苦も無く作り上げたように見せてしまう、ゆとりの世界。
だからつい、聴いている私も、さも、自分が舞台の上で歌っているかのような、そんな錯覚に陥ってしまう瞬間があったり。
でもそれは、あくまでも、”そう見える”だけであって、実際は、ものすごい”集中と消耗”のライブなのだと思います。
どこかのインタビュー記事に、『ライブのあとは、毎回具合が悪くなるから、いわゆるツアーのようなことは絶対に出来ない』と話していたのを思い出します。
24時間音楽に浸るのではなく、”(普段、別に持っている)仕事”や”家族”や”友達”や、そうした生活の調和の中からこそ生まれ出る音楽。
そのスタイルを貫くことの強さと柔らかさにもまた、私は惹かれて、そして憧れているのだということを確かめる夜でもありました。
いずれにしても。
いつか松江に聴きに行けたら・・とずっと思っていた真理子さんを、こんなに早く、こんなに身近なところで聴くことが出来た私は、本当にラッキーでした(東京でのライブは、いつもあっという間にチケット売切れてしまうのです)。
ライブ後は、真理子さんの姿は見えませんでしたが、つい勢い余って持参してしまった地元のお菓子を、受付の方にモジモジ(。・_・。)とお願いし、あとはひたすら八王子の駅へと家路を急いだのであります。
あぁ~、本当に素敵なライブだったな・・・・。
また会えるといいな。
いつか、やっぱり松江にも聴きに行っちゃうかもしれないな~。
その日を楽しみに、私も、今の私に出来ることを、まずは一つ一つやって行こう~。
☆ご参考までに、当日の曲目を浜田真理子HPから転写いたします。
CD未収録の曲を聴けて、感激でした。どれも素晴らしかったけど、特に、5.6.7.8の4曲は染みました~。”骨董屋”は、超カッコイイです!
1.愛の風(作詞・作曲:浜田真理子)※
2.爪紅のワルツ(作詞・作曲:浜田真理子)
3.この恋を捨てたら(作詞・作曲:浜田真理子)※
4.赤色エレジー(作詞:あがた森魚 作曲:八洲秀章)
5.雪が降る(作詞・作曲:S.Adamo 訳詞:安井かずみ)
6.骨董屋(作詞・作曲:浜田真理子)※
7.哀しみのソレアード(作詞:F.Specchia/M..Seimandi/A.Salemo
作曲:Zacar/D.Baldan)
8.失恋ブルース(作詞・作曲:尾関真)
9.わたしたちのうた(作詞・作曲:浜田真理子)※
アンコール
純愛(作詞・作曲:浜田真理子)
※新曲(CD未発売)
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