冬越え。
例年は、冬になっても放ったらかしのベランダ植物たち。
今年は、2月に入って雪が降り、寒い日も続いたため、少々養生をしました。
その甲斐あって?桜と競演。
”ほおずき”と”すずらん”に、新しい芽が出てきました(^-^)ノ
東京の冬なんぞ、いくら寒くても、”凍みる”ことはありませんし、植物にとっても、冬を越すのに大した苦労はないはずです。
それでも、こうしてちゃんと生きていることを確かめると、なんだか嬉しい気持ちになります。
一方で、ここのところ毎日のように続く痛ましい事件。
気が滅入ります。
”命の重さ”
口にするのは簡単で、理屈の上では、説いて聞かせることもできるのでしょう。
でもそれは、決して数では表せない、手に持って確かめることもできない、実態のないもの。
生きることの裏側に、”自分自身に対する憎悪”というものが存在するならば、それはおそらく”他人や社会に対する憎悪”より、ずっとずっと深く、強く、恐ろしく、想像もできないほどの、潜在的な負のエネルギーを孕み得る。
人間が”心”ある動物である以上、そうした”破滅的危機感”のようなものは、きっと誰もが持ち合わせていて、無意識のうちにもそこから逃れたいと願うからこそ、一生懸命花を育てたり、歌を歌ったり、周りの誰かを大切に思ったり、自分以外の場所に、自分を映し出すことで、自分に歯止めをかけている。
そういう一面もあるのかもしれません。
いずれにしても、桜咲くこの季節は、良くも悪くも、生きていることを突きつけられる、心落ち着かない時期でもありますね。
さてさて。
ここ2~3日、ピアノに向えなかった私は、今日はまたばっちり本腰入れて取り組みます。
そして明日は、どこへ花見に行こうかな♪
どうぞ良い週末を!
| 固定リンク
« 落花生。 | トップページ | さっきまで・・・ »