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2008年5月16日

『私のちいさなピアニスト』

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昨年夏に公開され、本当は劇場に見に行きたかった一本。

先日DVDで見ましたが、純粋に、いい映画でした。

”音楽を愛する全ての人に贈る”

そのキャッチフレーズにある通り、ピアノが好きであっても好きでなくても、誰もがきっとどこかで出会ったことがあるだろう、シンプルかつストレートな人間ドラマに、自然と引き込まれていく108分です。

この映画の凄いところは、なんと言っても、出演者が皆、ハッタリなしに、真っ向ピアノを弾くところ。

そしてこれがまた素晴らしいのです。

近所の悪ガキ・キョンミン役のシン・ウィジェは、7歳でピアノを始め、その7ヶ月目には、コンクールで一位を獲得した、実在の天才ピアニスト。

そして、その成人役として、ラストにラフマニノフの『ピアノ協奏曲第2番』を本物の舞台で演奏した、これまた注目の韓国出身ピアニスト、ジュリアス=ジョンウォン・キム 

そりゃ~、圧巻でありました。

演奏そのものの素晴らしさは言わずもがな、そこに至るまでのストーリーが、見るものの心に背景としてあるから、余計に感情が入ってしまう。

ワタクシなど、口をあんぐり開いたまま、その迫力に放心してしまいました。

そして思ったこと。

音楽とは、紛れも無く、”人間の感情表現”そのものだということ。

おそらく、あのピアノ協奏曲も、一般のコンサートとして聴いたのと、この映画のラストとして聴いたのでは、やっぱり思い入れが違ってくるのでしょう。

音楽というものは、それだけ”底知れぬ共振・共鳴の力”を秘めている、ということですね。

そして天賦の才・・。

確かに与えられるものなのでしょう・・・・。

そんな シン・ウィジェの演奏は、こちらで聴けます。

なんと言いますか、これを見てしまうと、わが身を振り返り、心にぽっかり空しい気持ちが広がりますが、唯一の救いは、

インタビュアー:--どんな気持ちでピアノを演奏していますか?
シン・ウィジェ:幸せな気持ちで弾いています。』

・・・これでしょうか。

これだけは、天才も凡人も違わぬ思い・・・。

ちょっとほっとします。

”凡人の知恵と根性”を駆使して、今日も明日も、愛しき電子ピアノに向う私なのであります。

どうぞ良い週末を!

*『私のちいさなピアニスト』オフィシャルサイトはコチラ

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