呑むならやっぱり・・。
実は、私、先日練馬まで出向いた際、池袋まで足を延ばし、「日本酒フェア2008:公開きき酒会」という催し物に行って参りました。
頂き物の入場チケットを持っておりまして、たまたま同日開催されていることを知り、これは行かない手は無いと!
あのようなイベントは、初めて参加しましたが、いや~、びっくり。
全国各地、本当にたくさんの地酒が勢ぞろいで、圧倒されてしまいました。
会場に入った途端、ずらずらと並べられた、見慣れた?一升瓶の群れが待ち受けており、妙な緊張と興奮が押し寄せてみたり・・・。
大体が、女性一人でオロオロと訪れている人はあまりおらず、少々肩身が狭い感じもありましたが、それでも、せっかの機会だからと、あれもこれもと、張り切って試飲しておりましたら、なにやら間もなく頭がふらふら~っと、くらくら~っと。
しばらくして気づいたのですが、きき酒って、基本的に、飲むものではないのですね^-^;;
目的は、”色と香りと味”を見ること。
みなさん、ちゃんと心得ていて、口に入れて余ったお酒は、専用のお皿みたいなところにしっかり、戻しておりました。
早く教えてちょーだい。
・・・ということで、日も高きうちから、空きっ腹に、ハイペースで挑んでしまった”初・きき酒会”。
柄にもなく、早々に酔いが回り、志半ばで撃沈いたしました。
終電、ほろ酔い、千鳥足~♪
お酒もたくさん有りすぎると、なんだか目移りしてしまって、落ち着かないものですね。
・・・というか、そもそも”きき酒”、という行為自体、私のような人間には向いていないのかなと、ちょっとそんな気持ちにもなりました。
久しぶりの池袋は、相変わらずの人ごみで、地下街は、以前にも増して複雑になり、その熱気の中、なんだか一人から回り(酔っていたから?)。
いつの間にやら、身体の隅々、すっかり多摩地区・田舎体質が染み付いてしまったんだな~と、そんな自分をしみじみとかみしめながら、夕暮れの中央線に揺られ、帰路につきました。
かく言う私も、その昔は、”東が西武で西、東武~ 不思議な不思議な池袋~^◇^♪”と軽やかに歌いながら、あの雑踏を、ルンルン闊歩した時代があったんだけどな。
・・・と、そんな遠き日の自分を懐かしみつつ、今宵は一つ、ゆっくり、じっくり、我が家の買い置き、東北のお酒を飲むことにいたしましょう。
お酒は、やっぱり、好きなときに、好きな場所で、リラックスして呑むのが一番おいしい~・・。
どうぞ良い週末を!
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