ピアノと運動神経。
9月最初の月曜日、あっという間に暮れて行きました。
たまったアイロンがけ、週末サボった分、今日はこれから大量に仕上げなければなりませぬ。
週末と言えば、実は私、とても驚きの体験をしまして、改めて、”楽器の演奏は、運動神経をことのほか使っているものだ” ということを実感しました。
走り慣れた道、夫を迎えに、夕刻駅まで車を走らせた時のことですが、なんだかいつもと様子が違うのです。
何度も通っている道、自分の車のはずなのに、なぜかうまく運転できない!
本当に微妙なことなのですが、普段何も考えず、勝手に身体が覚えてくれていた動作が、どうにもスムーズにできないのです。
この次どうするんだっけ・・・、あれあれ、ウィンカーはどれだっけ(汗)?
・・と、いちいち考えないと、身体が思うように付いて行かない。
そして、こともあろうに、ついには赤信号で、停止線を大きくオーバーラン!!
オウ、ノ~ゥ (>-<)!!
人を巻き込まなくて、よかった~。
本当によかった~。
ほっと胸をなでおろしました。
・・・でも、一体どうしてこんなことになってしまったのか。
私に一体何が起こったのか。
思い当たるフシがありました。
その日、車に乗る直前まで、実は、躍起になって、ピアノのリズム特訓を試みていたのです(花の休日だというのに、寂しいやね~)。
自分の身体に無いリズムを、ある音源を聴きながら、ずっと刻んで練習していたのです。
身体にないリズムを、左右の手の動きに刻み付ける。
・・・これは、やってみると難しく、何度も何度もぎこちない動きを繰り返しつつ、長いことピアノにむかっていた影響で、自分の中に出来上がっていた、神経の伝達経路が、微妙に狂ってしまったのに違いありません。
いやはや、なんとも恐ろしい。
こんなくらいのことで、まさか車の運転にまで影響が出るとは。
冷や汗タラタラ、固まりながらもなんとか駅まで辿り着き、帰路は、有無を言わせず夫に運転を代わってもらった私です。
たかがピアノ。
されどピアノ。
楽器演奏のリズムというものは、それほどまでに、身体と密接にかかわっているものなのですね。
とてもびっくりな体験でした。
・・で。
肝心のリズムの方はどうかというと、そんなにまで必死に取り組んでは見たものの、一向に自分のものにはなりそうに無いため、ひとまず諦め、早々にお休みです(^-^;)。
あちゃ~。
なんと言っても、これ以上の危険運転で、取り返しの付かないことになっては大変ですからね。
ということで、ちょっぴりお疲れモードの月曜日?
また一週間、元気に過ごしましょう~。
| 固定リンク