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2008年9月 1日

ピアノと運動神経。

9月最初の月曜日、あっという間に暮れて行きました。

たまったアイロンがけ、週末サボった分、今日はこれから大量に仕上げなければなりませぬ。

週末と言えば、実は私、とても驚きの体験をしまして、改めて、”楽器の演奏は、運動神経をことのほか使っているものだ” ということを実感しました。

走り慣れた道、夫を迎えに、夕刻駅まで車を走らせた時のことですが、なんだかいつもと様子が違うのです。

何度も通っている道、自分の車のはずなのに、なぜかうまく運転できない!

本当に微妙なことなのですが、普段何も考えず、勝手に身体が覚えてくれていた動作が、どうにもスムーズにできないのです。

この次どうするんだっけ・・・、あれあれ、ウィンカーはどれだっけ(汗)?

・・と、いちいち考えないと、身体が思うように付いて行かない。

そして、こともあろうに、ついには赤信号で、停止線を大きくオーバーラン!!

オウ、ノ~ゥ (>-<)!!

人を巻き込まなくて、よかった~。

本当によかった~。

ほっと胸をなでおろしました。

・・・でも、一体どうしてこんなことになってしまったのか。

私に一体何が起こったのか。

思い当たるフシがありました。

その日、車に乗る直前まで、実は、躍起になって、ピアノのリズム特訓を試みていたのです(花の休日だというのに、寂しいやね~)。

自分の身体に無いリズムを、ある音源を聴きながら、ずっと刻んで練習していたのです。

身体にないリズムを、左右の手の動きに刻み付ける。

・・・これは、やってみると難しく、何度も何度もぎこちない動きを繰り返しつつ、長いことピアノにむかっていた影響で、自分の中に出来上がっていた、神経の伝達経路が、微妙に狂ってしまったのに違いありません。

いやはや、なんとも恐ろしい。

こんなくらいのことで、まさか車の運転にまで影響が出るとは。

冷や汗タラタラ、固まりながらもなんとか駅まで辿り着き、帰路は、有無を言わせず夫に運転を代わってもらった私です。

たかがピアノ。

されどピアノ。

楽器演奏のリズムというものは、それほどまでに、身体と密接にかかわっているものなのですね。

とてもびっくりな体験でした。

・・で。

肝心のリズムの方はどうかというと、そんなにまで必死に取り組んでは見たものの、一向に自分のものにはなりそうに無いため、ひとまず諦め、早々にお休みです(^-^;)。

あちゃ~。

なんと言っても、これ以上の危険運転で、取り返しの付かないことになっては大変ですからね。

ということで、ちょっぴりお疲れモードの月曜日?

また一週間、元気に過ごしましょう~。

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