『ダット君とピョンコちゃん』
昨日、抱えていた懸案事項の一つがようやく片付き、プチ達成感!
・・・の私です。
ほっ。
ところで。
”ダット君とピョンコちゃん”
この名前、ご存知の方も、きっとたくさんいらっしゃるかと思います。
40年も前に出会って以来、ずっと心の片隅に住み続けていたうさぎたち。
うさぎの姿は焼きついていても、その”名前”も”素性?”もわからず、ずっともやもや探していた2匹のうさぎに、最近再び(ネットの中で)出会うことができました。
NHKの『おかあさんといっしょ』に出てきたキャラクター。
昭和42年から放送された、人形劇なのですが、私はこれが大好きで、ともかくも大好きで、幼心に、その不思議な世界にいつも一緒に旅していたことを覚えています。
司会のお姉さんが、2匹のうさぎのぬいぐるみを、小さな木製の汽車に乗せて出発進行!
その汽車が、トンネルをくぐって山の中から出てくると、あらまぁ不思議!
うさぎは着ぐるみサイズに変身して、今日の物語が始まります。
・・・ということらしいですが、実は、その展開自体については、なぜか全く記憶に残っておらず(汗)、汽車に乗せられる最初のぬいぐるみ。
それだけを鮮明に覚えていたため、あのうさぎが何だったのか、どこに行けば会えるのか、どうしてももう一度知りたくて、ずっと探していたのです。
クタンとした柔らかそうなぬいぐるみ。
その2匹が、身体よりずっと小さな汽車の箱に、ちょんちょん、と乗せられるシーン。
それがまこと可愛らしくて、そのほんのわずか数秒を、テレビにかじりつくようにして、よく見ていました。
ダット君(・・・脱兎君?)の声の吹き替え。
実は、黒柳徹子さんがやっていたのだそうで、これまたびっくりです。
音の記憶については、全く残っていないのが残念です。
あの当時は、そのほかにも、素晴らしい人形劇、いろいろやっていましたね。
ブーフーウーもケロヨンも、そしてひょっこりひょうたん島も。
こんな年齢になっても、懐かしく思い出せるテレビの世界があるのは、とっても素敵です。
とは言え、そんなテレビも今や過熟?の時代。
その内容も、随分と様変わりし、どこか行き先を探しあぐねているようにも見えます。
こうして、私自身がパソコンや、インターネットをフルに活用し、その利便性を享受しているわけですから、その進歩や変化を嫌ったところで現実味もありませんが、私たちのように、”黒い受話器の重たい電話”も”超薄型・ワンセグ携帯”も、両方知っている世代と、後者しか知らない世代では、やっぱり何かが異なって行くのではないか。
そんな気がしています。
・・とと。
何やら話が逸れてしまいましたが、実は白状しますと、先の2匹のぬいぐるみ。
私の中ではずっと、”淡くほのかなピンクと水色”の映像となって残っておりました。
・・・が、それは全くの誤りであったことが判明。
そうでした!
そうでした!
昭和40年代初期、テレビは専ら白黒なのでした(涙)。
こうして記憶は、自分に都合のいいように、ちゃっかり書き換えられて行く~・・
・・・ものなのか、はたまたあるいは、3つ4つの、まだまだ清らかかつ柔軟だった当時の私の目には(滝汗)、もしかしたら、白黒うさぎが、ピンクと水色に見えていたのかも?!・・・知れませんね。
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