365日の変化率。
私にとって、年賀状を待つ楽しみの一つに、”友人の子供の成長”、があります。
特に、生まれたときからを知っている古い友人の場合、なかなか実際に会えない分、写真の中での一年ぶりの再会は、思いの他、待ち遠しいものです。
どんなに大きくなったかな・・・、どんな風に変わったかな・・・。
子供にとっての一年は、大人のそれに比べると、いろんな意味で重くて大きい。
その変貌振りに、”365日”は、決してあっという間ではないんだろうな・・ということをひしひしと感じます。
去年までは、友人によく似ているな~と思っていた子供が、今年見たら、えらく”べっぴんさん&美少年”に変身している・・、なんてことも”たまに”あって(笑)。
そんなときは、”なぜに、あの友達から、こげな可愛い子が生まれるのじゃ~!!”と、虫眼鏡でじっくり眺め入ってみたり・・(アホ)☆\(-_-)。
年賀状に見る家族の変遷。
そんな楽しみな子供の写真も、ある年を境に姿を消し、やがてはイラストだけに変わっていく。
そうした家族の形の移り変わりも、また一つの感慨です。
大人の一年。
子供の一年。
その変化率を、敢えて数字でイメージするなら、それは【年齢の逆数(?)】・・とでも言えるのかな。
1歳から2歳なら、2分の1。
19歳から20歳なら、20分の1。
99歳から100歳なら、100分の1。
年々、その変化率は、年齢数に反比例しながら、どんどんゼロに近づいて行く。
大人になればなるほど、一年が短く感じられるのは、”春・夏・秋・冬”、繰り返されるだろう時間の中身がわかっているから。
”わかる”ということは、新たに生まれる刺激や驚きが減ることでもあるけれど、その分、”見通す力”や、”心のゆとり”も生み出してくれる。
変わりたくなくても変わっていく。
そんなお年頃に差し掛かかる私にとって、”わかる”ということは、かけがえのない財産として実感される今日この頃です。
今年もまた、焦らず急がず、一つ二つと経験を重ね、自分の中の”わかる”を少しずつでも増やしていけたら。
そんな思いを大切に、今日からまた”音楽&録音ライフ”の復活です。
・・ということで、まずは何よりパワーチャージ!
大好きなあのパン屋に出かけて、おいしい匂いに包まれて来ようと思います。
2009年・初仕入れ、安全運転で行って来ま~す。
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