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2009年2月24日

この冬、歌わぬままに・・『追憶』

”咲き乱れて ぽとりと落ちる椿よ
枯れることも 萎れることもしないで
美しい姿で 自ら切り落とすの
永遠でいたいの そう告げるように” (柴田淳『椿』)

うーん・・・・・

この感性。

椿の花を、”自ら切り落とす”と捉える感性。

凄いな、と思います。

散るのでも、枯れるのでも、萎れるのでもなく、”自ら切り落とす”

たまたまみつけたこの歌詞に、いたく心を動かされてしまいました。

普段、ほとんど聞く機会は無いものの、時々、思い出したように、You Tube などで、淳さんの動画を見ると、なぜか、えもいわれぬ疲労感に襲われます。

疲労感・・というより、一種の脱力感・・なのかな。

おそらくあの、赤裸々かつストレートな感情表現に浸るうちに、普段あまり使わない(汗)、眠ったままの(汗X汗)、”女性”としての自意識を、容赦なく呼び起こされるからだろうと思います。

骨の髄まで、”シンガーソングライター”。

柴田淳さんは、きっと歌うごとに、作るごとに、自分の中から、何かを削り取っている人。

そんな淳さんの『椿』。

歌詞を通して読んでいるうちに、ふと、自分のある曲が重なって見えました。(あ~、淳さんファンのみなさん、どうかどうか怒らないでね(>-<)!。)

一昨年の12月、”音蔵”で歌って以来、未だ2度目のチャンスを得られぬまま、気づけば、今年も冬が終わった・・・ 『追憶』。

せっかくなので、歌詞だけここに記します。

『追憶』  詞・曲 シンドウアツコ

それは 遠い昔 月明かりの下に

誰か 忘れてった物語

力 尽きるように 枝を離れた林檎

目を閉じたまま 赤い泪を流す

通り過ぎる風が見てた

そのまま眠ればいいと

昨日まで 華やいだ日々も

きっと すぐに忘れてしまうだろう・・・

今 帰りたい でも戻れない

失くしたものすべてが重過ぎて

それは 遠い昔 月明かりの下に

誰か ささやいた物語

色を落とした 赤い林檎が横たわる

流れるままに 戸惑う哀しみに横たわる

見上げる空 届きそう

逆さまになった鳥が嗤う

そうやって 息をひそめたら

やがて降り積もる雪 

何もかも 隠してしまうだろう・・・

今 帰りたい でも戻れない

失くしたものすべてが 遅すぎて

でも帰りたい 今 戻りたい

求めるもの全部 捨てたっていい・・・

それは 遠い昔 月明かりの下に

誰か 忘れてった物語
誰も 気づかない物語

今度の冬は(・・って、気が早過ぎ☆\(-_-;))、是非とも歌いたいな~。

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