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2009年5月12日

フラッシュライトでこんにちは。

今日は渋谷まで出かけてきました。

・・と言っても、目的は、デートでも、映画でも、ディスコでも、カラオケでもなく☆\(-_-)、極めて地味~なもの。

My母ちゃんの新生活、家族の心配をよそに、本人としては、思った以上に快適な暮らしとなったようで、概ね順調に馴染んでいる模様。

ほっと一安心、というところですが、以前からの懸案事項が、一つだけ解決せぬまま宙ぶらりんの状態なのです。

せっかくなので、これを機会に、なんとか対策を講じられないか。

・・ということで、その下調べに出かけてきた次第です。

以前、手術にて取り付けた骨導補聴器ですが、日常生活(自宅にいるとき)においては不快な点が多いため、母としてはつけたくない。

つけなければ、聴力はゼロ。

その中で、緊急の火災等が発生したとき、または外部からの訪問者があったとき、どうやって認識するか。

これは、実家に暮らしているときからずっと悩ましい問題ではあったのですが、今度の高齢者用マンションでも、引き続き解決されてはいないのです。

管理人やスタッフは常駐していても、基本は一般の集合住宅(ただし、食事については食堂が、お風呂については温泉があります)。

一軒の住まいに変わりはありませんから、訪問者は直接母の部屋のインターホンを押しますし、火災報知機が鳴ったところで、母の耳には届きません。

万が一の場合に限っては、マスターキーにて室内に入ってもらうことをお願いしてはあるものの、やはり不安です。

・・・そこで、いろいろと調べました。

調べましたところ、いやいや~ありました。

ありましたよ!

聴力障害者のための、素晴らしいサポート商品が。

その名も『無線式マルチ屋内信号装置 ベルマンビジットシステム』!

これまで訪問者については【知り合いの場合は、携帯に予めメールを入れてもらい、その時間になったら鍵を開けて待つ】

【宅配便等の場合は、時間帯指定の上、その間ずっとインターホンの明かりを眺めて待つ(汗)】。

その他のケースは、一切応対不可。

・・というような、少々強引な方法で凌いできたのですが、このシステム機器を取り入れれば、もう少し柔軟に、安心して訪問者にも対応できると思うのです。

仕組みは簡単。

【発信機がインターホン(及び火災報知機)の音を感知】---->(無線信号)---->【受信機が無線信号を受信してフラッシュライトを点滅】

特別な配線も必要なく、ただ機器を設置するだけでいいのです。

これなら、賃貸住宅を傷めることもないですし、おそらく母も気に入るに違いありません。

・・・ということで、本日渋谷の販売元まで足を運び、実物を見ながら、点滅の具合などを確認してきたわけです。

いや~、すごいです!

フラッシュライトのそのパワー。

直視すると目が痛くなるくらい(*-*)。

ちょうどカメラのフラッシュを焚いたのと同じくらいの光で、これなら、部屋のどこにいても、壁の反射で判別できると思います。

あとは、ベッドシェーカーを取り付ければ、就寝中の緊急事態にも対応できますし、携帯やインターフォンの画面を眺めて無駄に時間を費やす・・・という必要もなくなるはずです。

こんなことなら、もっと早く調べればよかった・・・

善は急げ!

早速購入しようと思ったのですが、お店の方が”まずは無料レンタルで試してみては”と言ってくださったので、それもそうだな、とひとまず思いとどまり、次回帰省の際にお借りして、母の住まいで実際に体験してみようと思います。

いやはや、何かと物入りです。

物入りではありますが、これも、一緒に暮らせない娘&息子たちの、せめてもの親孝行。

母のため、と言いつつ、半分は自分たちのため。

そんな胸の内が、どことな~く痛くてせつない5月の空なのでありました。

なはは。

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