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2010年4月27日

「木のいのち 木のこころ <天・地・人>」(西岡常一、小川三夫、塩野米松)

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『法隆寺を1300年守ってきたのは、職人の手から手へ引き継がれてきた技と知恵。それは決して言葉にできない手の記憶。

”最後の宮大工”西岡常一が木と人の育て方を語る<天>の巻。三度追い返されながらも遂に西岡の唯一の内弟子となり、夢を実現させた小川三夫が、宮大工の未来を語る<地>の巻き。さらに小川が主宰するいかるが工舎の若者19人へのインタビュー<人>の巻き。』 (裏表紙より)

全編インタビュー形式の”聞き書き”スタイル。

とてもおもしろかったです。

それぞれ、ご本人の言葉遣いをそのままに書かれた力強い内容で、初めて知る世界でありながら、私たちの日常の暮らし、生きて行く術に置き換えられるだろうことがたくさんありました。

中でも、西岡さんの書かれた、

”煎じて煎じて、煎じて煎じて、行き着くところはかん”

これは、とても印象的な言葉でした。

この”かん”は、”勘がいい”の”かん”じゃなくて”感性・感覚”の”かん”。

その人が、生まれながらに持っている何ものか・・・。

どんな道も、極めて極めて、煎じ詰めて残るものは、結局そこなんですね。

こうしてみると、何事も、最初から結果が見えているようで、ついつい投げ出してしまいそうにも成りますが、そもそも、煎じ詰め切れる人、それ自体が稀なわけで、ほとんどの場合、道半ば、煎じ切る手前で終わるものだと割り切れば、その過程、”煎じる、という行為”そのものに、まずは一生懸命になれるかどうか・・・。

それだけでも、十分意味があるのかな。

・・・と、そんなことを思ったりしました。

なんて。

あら~ん!

夜のブログ、すごく久しぶりに書いたワよ~。

しかも今日、二つ目なんて。

大丈夫かな?

ちゃんと書けたかな?

読み終えたのが嬉しくて、ついつい柄にもなく、宵っ張りモードで張り切ってしまいました。

でも、やっぱりそろそろ眠くなってきたようです・・・(=o=)

睡眠不足は、お肌の大敵。

ムリの効かないお年頃。

そろそろお休みモードに入りましょうね。

みなさま今宵も良い夢を~

そして時々寝言もね~

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