「Golden Slumbers」 (Steve Dobrogosz)
今朝は、まるで高原にいるかのような、気持ちのいい空気に包まれている多摩地区です。
せっかくのお天気。
ここぞとばかりに、ゴーヤとバジルの種を撒きました(^o^)♪
早く芽を出せ、実をつけろ~。
(・・・相変わらずのスパルタ庭seeds)。
ところで。
最近のお気に入りの一枚、スティーブドブロゴス(Steve Dobrogosz)の「Golden Slumbers」をご紹介します。
ドブロゴスについては、以前もブログで書きましたが(こちら)、スウェーデン在住の米国人ピアニスト&作曲家です。
クラシックでもない、ジャズでもない。
シンプルで抑制的な音なのに、暖かく、心の奥深くまで染み渡るピアノ。
私もこんな風に弾けたら・・・。
自分の腕前をはるかかなたに忘れ去り、ついそんな幻想を抱いてしまうくらいの親しみ易さです。
以前ご紹介した「Ebony Moon」は、全曲、ドブロゴスのオリジナル作品を収録したアルバムでしたが、今回の「Golden Slumbers」は、そのタイトルからもわかるよう、全曲ビートルズのカバーを収めています。
”レノン&マッカートニーの楽曲に、真正面から取り組み、普遍的な魅力を最大限に引き出し、ピアノで表現している。”
・・と言うのは、ライナーノーツからの受け売りで、私がこのアルバムの中で、”耳にしたことのある曲”は、たったの2曲だけ(汗)。
しかも、それらがビートルズの曲であることさえ、知らなかった(滝汗)。
そんなビートルズオンチの私ですが、それでも、一つのピアノ曲アルバムとして、十分に楽しめる素晴らしい1枚です。
ビートルズの原曲をご存知の方であれば、なおのこと、その解釈、表現を、より多面的に味わっていただけるのではないかと思います。
私は、逆に、このアルバムをきっかけに、ビートルズの楽曲を、先入観無しに、それこそ”真正面から聴いて見たい”、という気持ちになりました。
音楽は、こうして、無限の広がりと可能性を持って、あらゆる人の感性に、新たな世界を見せてくれる。
素晴らしいですね。
ここのところ、自分で曲を作ることより、世の中にある名曲(それは有名・無名に関わらず)に、ふと、自分の気持ちが重なることが、とても嬉しく、そして楽しい私です。
まだまだ、やりたいことは、たくさんあるな~。
がんばるでよ~♪
オ~♪
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