冬の風物詩。
昨夕の富士山。
わかりますかね~。
前山の大室山との間にうっすら映る影。
富士山自身の影です。
快晴でもだめ、雲が多ければもちろんだめ。
然るべき気象条件が揃ったときだけ、こんな珍しい光景に出会えます。
(*空気がスクリーンの役目をしているとかで、『二重富士』と呼ばれているそうです)
夕日の沈む位置は、冬至を過ぎて一ヶ月、富士山の右側に戻ってきました。
こちらは、上の写真の数分後。
影の形が伸びました。
なんとも言えず、美しいシルエット。
いつまでも眺めていたい光景です。
冬の富士山は、本当に飽きません。
とりわけ、”頂の真上に陽の沈む数日”は、それはそれは興奮します!
なんでもこちらは『ダイヤモンド富士』という名前がついているようで、その瞬間に出会うため、高尾山に登る人もいると知り、自宅にいながら眺められる環境にあることを、改めてありがたいと感じます
でも。
そんな澄み渡る空気に包まれる季節も、もう間もなく終わりを告げ、カフ~ンの大量飛散とともに、だんだんと霞がかかって行くことでしょう。
あと少し!
存分に楽しみます。
富士山パワーで、また一週間、なんとか元気に乗り切りましょう~♪
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