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2011年4月14日

アースダム

初めて耳にする言葉です。

ウィキペディアによれば、ダムの形式としては最も古く、台形状に盛り土を行って堰堤を形成する、いわゆる”ため池(貯水池)”のこと。降水量の少ない地域、河川から水を引けない地域で、主に、灌漑目的に作られるもののようです。

全国各地に存在し、わかっているものだけで1700箇所もあるのだとか。

この中の一つ、福島県須賀川市にある『藤沼貯水池』が、今回の震災で決壊し、山を削りとり、村落に濁流となって被害をもたらした、というニュースを見ました。

流れ出た水の量は150万トン。25メートルプール、6万杯分にものぼるそうです。

倒壊した家屋、濁流に荒らされた田んぼの映像を見ましたが、津波の爪跡とほとんど変わらない恐ろしいものでした(お米は到底作れない状態)。

未だ行方不明の方も2名いるのだそうです。

藤沼貯水池は、昭和12年に着工、昭和24年竣工ということで、耐震面での対策はほとんどゼロに等しいため、住民のみなさんの懸念も強く、行政に陳情していた最中での今回の被災。

もっと早く対策して置けば・・・・

今更言っても仕方のないことですが、そうした思いはこみ上げます。

全国各地にある貯水池、おそらく耐震の施されていない古いものがたくさんあると思うので、まずはこうした被害の事実をきちんと把握し、各行政での早急な対策がなされることを、心から願います。

藤沼貯水池決壊のように、これまで報道されていない場所でも、被害に遭われた方がたくさんいることでしょう。

依然大きな余震もあって、本当に落ち着かない毎日ですし、震源地に近い地域のみなさんの心身のストレスはいかばかりかと推察いたします。

見通しが立たないことは、とても苦しいと思います。

私自身、今すぐ自分にできることがみつからなくても、日常生活を続ける中で、今回の震災のことは、日々、心に留めて行かなくてはいけないし、襟をただし、背筋を伸ばす機会と気持ちを忘れないようにしようと思います。

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