良いお年を♪
『常住の屏風に心動きけり』 後藤夜半
戦後20年を経た、日本が平時に復した時代に残した、夜半、晩年の作。
日ごろ見慣れた身近なものに、あらためて、”常住”ということへの静かな感動を覚える瞬間。
日常と非常の境目とは、いったいどこにあるのでしょう・・・。
非常にあってなお、喜びの笑顔を取り戻すことができたとき、人はそこに、常住と呼べる何かを見出すことができるのでしょうか。
その答えは、まだまだみつかりそうにありませんが、まずは、自分自身の日常を慈しむことの中に、手がかりをみつけられたらと思います。
今年も本当にありがとうございました。
2012年もまた、ゆっくりゆっくり進んで行こうと思います。
みなさまも、どうぞ良いお年をお迎えください♪
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