暑さ寒さも彼岸まで。
寒さは残っているけれど、春はそこまで来ている気配。
先週末は、今年初めての、うぐいすの啼き声も聞きました(^-^)。
さらには、ふらりと散策に出かけた渓流で、ついに、とうとう!!
エナガの群れに出会ってしまい、大興奮!!
”インドア野鳥の会(=図鑑を眺めることが主な活動)・会員ナンバー1”の名に懸けて、一目でエナガとわかった自分がちょっと誇らしいです(* ̄ー ̄*)!
エナガって、野鳥の中で、最もくちばしの短い鳥だけあって、丸っとして、ふわっとして、本当にかわいらしい顔をしています。
至近距離、30センチくらいのところまで来てくれたので、もう、ギンギンギラギラ、熱視線全開で観察してしまいましたよ(@@)!!
まだまだ見てみたい野鳥は、数知れず。
楽しみは尽きません。
思うに。
私が、野鳥に出会いたい!と思うこの気持ちは、もしかしたら、テレビの向こう側にいるアイドルを、生でこの目で見てみたい!
・・・という気持ちにちょっと似ているのかもしれません。
しかも、それは、アイドルとしての作られた顔ではなく、素に戻った普段の姿。
それってもしや、”こっそり、覗き見的”・・・なものかしら(汗)?!
木々や水辺で無心に生きる鳥たちの姿に、思いがけず出会えた瞬間。
本当に、自分でも説明のできない、喜びと高揚感に包まれます♪
鳥に限らず、動物・植物ともに、天然の色彩やデザインにも、毎回心奪われますね~。
・・ということで、野鳥がらみで、最近お気に入りの一冊、『鳥あそび』をご紹介します。
前・恩賜上野動物園園長の小宮輝之さんの書かれた野鳥の本。
小宮さんは、その昔、多摩動物公園にも14年間勤務され、お住まいも八王子。
そんなこともあってか、とっても身近に感じられる一冊です。
特に1章の『我が家の庭から』は、小宮さんが、日々の暮らしのなかで、つぶさに眺めた記録や写真が載っていて、切り口がとても面白い。
1ページ目のキジバトのカップルの写真なんて、もう~可愛くって、おばちゃんメロメロ。
4章の『いろ鳥どり帖』は、7色の虹にたとえて、赤から紫に分類しながら、鮮やかな鳥たちを紹介。
知らない鳥もたくさんのっていて、わくわくしてしまいます。
奄美大島と徳之島にしかいない、日本固有種のルリカケスなんて、どうしたらこんな美しい色になるの!
・・・というほどの、例えようのない藍色。
小宮さんさえ、この40年、一度も出会ったことのないというヤイロチョウも、本当に素晴らしくて、生で見たら、動けなくなりそう!
野鳥図鑑とは一味違って、鳥たちの何気ない、生き生きとした姿をとらえた写真もたくさん載っているので、野鳥好きの方はもちろんのこと、そうでない方にも、ちょっとしたリラックスタイムの一冊にお勧めです♪
あぁ。
”My見たい野鳥リスト”の野鳥を全部見るまでは、足腰鍛えて、もりもり元気でいなくちゃね~(@^^@)。
まずは早く花粉が終わらないかな~。