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2013年7月25日

”さあさ、お陽気にまいりましょう~”

ここのところ涼しい日が続いていますね。

猛暑の折には、あれほどがつがつと食べていた好物のスイカなのに、途端に手が伸びなくなりました。

ところで、ブログタイトルのフレーズ。

最近、我が家で流行中?!Photo_3

種を明かすと、これ、木内昇さんの『笑い三年、泣き三月。』という小説に出てくるフレーズで、博多出身の芸人、善造なる人物の、万歳芸の掛け声なのです。

木内さんの小説は、これまでにもいくつか読みました。

直木賞を取った『漂砂のうたう』もとてもよかったですが、私は、こちらの方がさらに面白かったです。

戦後のごたごたの中、上野・浅草を舞台に、人が出会い、別れ、それぞれ亡くしたもの、奪われたものを胸にしまいながら、時代を背に、また立ち上がってゆく・・・

ざっくり言えば、そんなお話ですが、木内さんの描く人物は、いつも、とても自然で、リアリティあふれているところがすばらしい。

読み進めていくうちに、自分の中に、その性格や、容姿や、声までが、具体的なイメージとなって浮かび上がってくるようです。

私は、この小説を読めば読むほど、善造なる芸人が、”博多”つながり、ということもあってか、”博多華丸・大吉”の”華丸さん”に重なって、どうにも仕方がなかったです(笑)。

補足ですが、『笑い三年、泣き三月』というのは、”義太夫節の修業で使われる言葉で、人を笑わせる芸は、泣かせる芸より難しい”ということのようです。

もしも機会があったら、是非読んでみてくださいね(^-^)。

そしてこちらは、今朝の我が家のほおずき♪

20130725_2
着々と赤くなり始めています。

なんだかんだで、気づけば、もう7月もあとわずかですものね。

来月は、元気に故郷でお盆を迎えたいな~♪

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2013年7月10日

豆腐クリーム♪

梅雨も明けて、いよいよ暑さも本格的になりましたね~。

あまりの厳しさに、身体もなかなかついて行かないようで、思考回路もおかしくなっている(@@)?

ありえない失敗を繰り返しては、自分で自分に呆れています。

さてさて。

本日は、そんな猛暑を少しでもやわらげる、おいしいヘルシーデザートをご紹介。

図書館で何気なく借りた、この料理本。

卵、砂糖、乳製品を使わず、野菜と果物をベースにしたお菓子の作り方がたくさんのっていて、なかなか楽しいです♪Photo_2

どれもこれも物珍しく、何を作るか迷いましたが、まずは手始めに簡単にできそうなもの・・・

ということで”豆腐クリーム”なるものに挑戦してみました。

するとこれがとっても美味しい!!

想像していたよりずっと美味しい!!

正直なところ、甘い豆腐ってどうなんだろう・・・とちこっと不安もあったのですが、食べてみたら、これが少しも違和感がないのです。(レシピでは甘味にメープルシロッフ使用。私はハチミツを使いました。)

火も用いないし、食欲のないときにもさらっとお腹に入るし、作り置きしておくととっても便利かもしれません。

20130710

ポイントは、白みそとレモン汁。

これらが、デザートのような、食事のような、微妙な味加減を醸し出していて、ついつい疲れた胃袋にもするする入ってしまうのですよね~(^p^)。

・・・と自慢気にアップしてみたものの、レシピは書いていいものなのかどうか・・・

みなさんもよかったら、この本、どこかで手に入れてみてくださいね(汗)。

って、これじゃ紹介しても、全然役に立たないわね・・・(汗X汗)。

そしてそして、前述の、自作曲の楽譜起しも、少しずつですが進めています。

この何週間かで、『みやこ忘れ』『恋の花』『エフ』の三曲を仕上げました!

自分の中では、もっとも懸案だった『エフ』。

この曲は、歌詞は、まるっと虚構の世界だし、曲調もいつもの感じとは違っていて(?)、とても気に入っているものの、いかんせん、ピアノの弾き方が、時間が経つと、すぐにわからなくなってしまうのです。

とは言っても、自分なりに、”肝となる響き”というのがあって、それを鳴らせないと、すごくストレス。

出るものが出ないような(おい)、もやもや感にさいなまれ、毎回一苦労。

なので、この曲だけは、右手左手、前奏から後奏まで、すべてを音符に記す、という我ながら無謀な作業を完遂しました。

最初はもう、リズムをどう表していいのか・・それさえわからず悪戦苦闘しましたが、手持ちの本をあれこれ手引きしながら、一音一音形に。

だんだん興に乗って行き、最後は、ちょっとしたランナーズハイの気分にも。

自分の曲ながら、こうして記してみることで、初めてわかることがたくさんあって、目からうろこの日々です。

おかげさまで、耳の調子も、この猛暑にも拘らず後戻りせず。

着実に、9合目から頂上を目指しています。

この夏を乗り切って、涼しい風が吹くころには、きっとまた歌える自分に戻っているかしら。

戻っていたらいいな。

まずは焦らず焦らず♪

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