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2014年7月 6日

『紅雀』(松任谷由実)

私は、普段の生活において、あまり音楽を求める方ではなく、聴くとするならもっぱらラジオ。

弾き語りを趣味にしているものの、何も音の流れない時間というのも、むしろ好き・・・

・・ではありますが、ここのところ、この『紅雀』がとても気に入って、気が向くと、BGMでかけています。

この一枚を知るきっかけになったのは、収録されている「出さない手紙」という曲。偶然どこかで耳にして、それが心にひっかかったから。

と言っても、そのまますっかり忘れ去り、時間は随分と経ってしまったのですが、ここのところ、また音楽を落ち着いて聴ける体調に戻ったのを機に、そうだ!、と思い立ち、このCDを入手しました。

全10曲、どれも今の自分の耳に、心に、とても自然に入ってくる。

ボーカルがあって、詞があって・・・

それでもBGMとしてゆっくり聴くことができる。

アルバム1枚、まるっと気に入るということは、私自身、珍しいような気がします(・・・・エラそうに:汗)

 

ウィキペディアによりますと・・

【結婚後「松任谷由実」として最初のオリジナルアルバム】

【松任谷由実曰く『最も地味な作品。これ以上シックになることはないだろう』、と語っている】

いやいや、納得。

確かに、曲調はどれをとっても、極めて抑え目なのです。

でも、歌っているテーマは、アルバムを通して、どこか骨太で、じわじわと気持ちに入り込んでくる。

生きていく上で、否応なしに縛られていく、心や体を、全てのものから解き放ちたい。

そんな、ある種の”自由”というようなものを、強く希求している一枚ではないかと思います。

それにしても。

ユーミンという人は、若くして、随分と人生を達観していたのだな・・と思いますよね(最近のユーミンの曲は、知らないけれど)。

”荒井由実”の時代に作った曲の詞を読むと、ハタチそこそこで書いたものとは思えない。

以前カバーしたことのある「旅立つ秋」然り、名曲「海を見ていた午後」然り。

この『紅雀』は、私自身、この年齢になったからこそ、好ましいと感じられるのであって、”お肌ピチピチ、エクボ眩しい”お年頃には、きっと理解できなかった詞の世界だと思います。

機会があったら、是非♪

さてさて。

明日は、七夕★(^-^)♪

お天気に恵まれるといいですね。

我が家では、笹を飾るでもなく、特別なことは何もありませんが、私自身、実はひそかに楽しみにしていることがあります。

大好きなワンコブログ 『柴犬のチコ。』 が、お休みに入ってから、早いもので、4か月が経ちました。

折に触れ、チコちゃんはどうしているかな・・・と、日々の暮らしの中、思いを馳せています。

梅雨の時期のお散歩は大変だけれど、ミツバチ合羽を着ているかな?

そろそろ、小川の公園で、し〇プカ泳法を披露しているころかな?

お庭に出て、日光浴のひとり我慢大会を繰り広げているかな?

織姫ならぬ、”桃姫号”の柴犬チコちゃん。

明日は、芋焼酎を片手に、福岡の空に向かって、染之助・染太郎よろしく、いつもの3割増しで、いっぱいいっぱい手を振ろうと思います。

チコちゃん♪

身体を大切に、これからも元気でね。

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