プチ・スランプ抜け出す。
コンデンサーマイクも、モニタースピーカーも、新調したオーディオインターフェイスに無事に接続、出力確認し、電子ピアノもMIDIとして認識され、『フジミエールスタジオ』は、形としては、第一段階、ひとまず整った、とほっとしていたのですが。
そこから先へ、なかなか進むことができないまま、空しく時間だけが過ぎておりました。
年賀状だってそろそろデザイン考えたいし、家の掃除だってとりかかりたいし。
世の中慌ただしく、みな忙しくしている時期だというのに。
私と来たら、録音のことがついつい気になって、何をやっても中途半端で。
気分だけは、いっちょまえに、早くもスランプ。
でも。
自分なりに苦しんで、ぐるりと一巡して、ようやく抜け出せた感じです。
宅録ソフトを使うからには、何かそれなりに、MTRではできなかったことをやってみたい。
『ドラムとベースで土台を作った上に、楽器や歌を乗せていく。』
せっかく宅録ソフトを手に入れたのだから、そうした音作りの王道に準じて作業してみたい。
そう思って張り切ってはみるものの、いざ取り掛かると、ノウハウがなくて立ち往生、という問題以前に、なんとなく楽しくない。
ドラムあれこれ、教本に沿って、打ち込み自体はそれなりにできるようになったものの、自分の曲にそれを当てはめようとすると、思いとは裏腹に、作りたいものとの溝が広がっていく。
宅録ソフト超初心者の身でありながら、いきなり、あれもこれもと欲張ってみても、所詮は絵に描いた餅、という現実はもちろんあるけれど、もっと根本的なところで無理をしている自分がいる?
そして得た結論。
やっぱり、今まで通り、まずはピアノを一番に録音して、そこからあれこれ肉付けをしていこう。
MTRから、宅録ソフトに手段は変わったけれど、私の音源は、やっぱり、ピアノと歌にがんばってもらうのがいい。
一巡して、そう決めたら、不思議なもので、えらく気持ちが楽になりました。
改めて。
そうですよね。
こういう気持ちがやっぱり大切。
録音作業は、基本苦しさがついて回るけど、その苦しさの中にも、凌ぐ楽しさ、作りたいものへの強い欲求がないと、完成に至ることはできないですよね。
今まで作った音源も、四苦八苦の七転八倒だったけれど、何より”作りたい”気持ちが先に立っていたはず。
年を越す前に、自分のホントの気持ちに気づけてよかった。
現金なもので、作業もめきめき進み始めました。
曲のテンポも決まったことだし、早速ピアノの録音にとりかかるでよ。
<おまけ>
これ、なんだと思いますか(^m^)?
答えは、”黒松の苗”。
頂き物の『盆栽・栽培セット(渋いで~)』の種を、半信半疑で蒔いたところ、ひと月ほどで、続々と発芽して、こんな風になりました。
何が驚いたってアータ。
松って、見事に、生まれながらに”松葉の形”をしているのですね~!
いや~私にとっては新発見です。
と言うことで、ゆくゆくは、盆栽もいいけれど、巨木に育てて、松ぼっくりも、ざくざくゲットしてみたいワヨ~♪
| 固定リンク