「未来日記」
「あっという間に夏至を過ぎ 、、、」
6月の末にそう綴って以来、半年振りの書き込みです。
気づけばなんと、本日、冬至なり。
言葉通り、季節を越えました。
この間、私は何をしていたか。
しんどい時期がありました。
延べ70日余の入院生活も送りました。
晴天の霹靂。
そのとき取り掛かっていた録音作業で、いよいよ歌入れの段になったのですが、咳こんでしまって、どうしても息が続かない。
これはおかしいなと思って受診したところ。
呼吸器系のトラブルがみつかりました。
心は固まり、しばらくは現実を受け入れることができませんでした。
「自分の何がいけなかったのだろう」
治療を始めたものの、副作用にはばまれ、なかなか軌道に乗りません。
症状は勢いを増し、靴下一つ履こうにも、息が上がって疲労困ぱい。
コンチクショウ!
心の中で、そう悪態をついた日もあります。
それでも。
いつも希望は捨てませんでした。
必ず道は開ける。
自分の身体を信じる。
紆余曲折を経ながらも 、縁あって、良い先生に巡り会い、今は自宅に戻り、こうしてブログを綴る気力も体力も戻りました。
よかった。
本当によかった。
人生、先のことなど誰にもわかりません。
これから自分がどこに導かれるのか。
考えたところで答えは出ない。
私にわかることがあるとしたら。
オールは自分が握っている。
やりたいことが盛りだくさん、会いたい人が目白押し。
半世紀を生きて尚、心の「未来日記」はまだまだ更新中です。
人は人に救われる。
困難にあってこそ、気づくことのできた宝物。
来年、桜咲く頃には、きっと今まで以上に日々を謳歌する自分を願うばかり。
これからも治療は続きますが、どんな時も、光射す方に気持ちを向け、勇気と共に、一歩一歩進んで行こうと思います。
どうぞ良いお年をお迎えください♪
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