オタンコナス♪
ゴールデンウィーク明け、令和第一弾の点滴に行って来ました。
おかげさまで体調は安定し、治療を継続。
またしばらく副作用のゴロンゴロンタイムに突入します。
振り返れば。
自分の呼吸に異変を感じたのは、2年前のちょうどこの頃でした。
実のところ、最初は花粉による不調とばかり思い込み、それから病院に行くまで、更に一ヶ月余を要したのです。
受診し、ことの次第を知ったとき。
自分を責めるばかりでした。
なんでもっと早くに診てもらわなかったのかと。
思えば、これも必然。
それが私のタイミングだったのでしょう。
こうして人生は続いている。
今が全てです。
ここに至るまで、心身ともに本当にしんどい時期がありました。
まさしく人生のズンドコめがけてまっ逆さま。
心も半分壊れかけました。
それでも。
状況がいくら悪化しようとも。
いつもどこかで、“このまま死ぬことはないだろう“、という、根拠のない自信のようなものはありました。
なんでしょうね (笑)。
しかしながら、ズンドコから抜け出すことはなかなか容易ではありませんでした。
現実逃避、自責の念、自己憐憫。
この体と向き合い、治すのは、他でもない自分である、と気づくまで、相応の勇気と労力が要りました。
ようやく全てを受け入れる、という心境に至ったとき。
底を付いて浮上した、と感じられたとき。
何かが変わったのだと思います。
ある時カウンセリングの先生に、「自分がこんなに弱い人間だとは思いませんでした。」
そう告げたことがあります。
そのとき先生は答えをくれました。
「人間は、苦しいこと、悲しいことがあるから弱くなるのです。初めから弱い人はいないのですよ。」と。
私は今回のことで、本当にたくさんの気づきを得ることができ、より良く生きるきっかけを貰ったのだと感じています。
だからといって、決して好ましい経験をしたとは思わないですし、せずに済めば、それに越したことはなかった!
それでも、自分にとって必要な、得難い経験をした、ということなのでしょうね。
⭐︎写真はオタンコナス♪
名前の可愛らしさに惹かれ、購入してから早数年。
今年もたくさん実をつけてくれそうです。熟すとナス同様紫色になりますが、残念ながら食べられません。
なんてったってオタンコナス、だからね♪
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